“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

25-3 詳細反省②

2014-02-17 00:31:52 | 日記
①の続き。


■当て字・熟字訓 9/10点

1 草烏頭 … とりかぶと ○
※度忘れし、終了間際で記憶復活。
2 木賊 … とくさ ○
3 鉄葉 … ブリキ ○
4 蟀谷 … こめかみ ○
5 蚯蚓 … みみず ○
6 竹麦魚 … ほうぼう ×
▼漢検漢字辞典の索引で「ほうぼう」の次にある「ぼうらん(釵子股)」の方を書くとは、私の記憶はいったいどうなっているのか?
7 虎耳草 … ゆきのした ○
8 梅花皮 … かいらぎ ○
9 老海鼠 … ほや ○
10 金糸雀 … カナリア ○


■二字熟語・一字訓読み 7/10点

1 [りっしんべん+曷]陰 … かいいん ×
▼不勉強。
2 [りっしんべん+曷](る) … むさぼ(る) ×
▼復習不足。
3 箴規 … しんき ○
4 箴(める) … いまし(める) ○
5 竦然 … しょうぜん ○
6 竦(れる) … おそ(れる) ○
7 説懌 … えつえき ○
8 懌(ぶ) … よろこ(ぶ) ○
9 盪滌 … とうでき ×
▼復習不足。間違いやすい癖が出てしまった。
10 盪(う) … あら(う) ○


■対義語・類義語 16/20点

1 倹素 ⇔ 奢侈 ○
2 頑健 ⇔ 羸弱 ○
3 精進 ⇔ 懈怠 ○
4 沈重 ⇔ 軽躁 ○
5 安佚 ⇔ 鞅掌 ○
6 庶民 ≒ 黎元 ×
▼不勉強。
7 奸黠 ≒ 狡猾 ○
8 蹣跚 ≒ 蹌踉 ○
9 乾坤 ≒ 霄壌 ○
10 閑居 ≒ 棲遅・栖遅 ×
▼不勉強。


■諺 14/20点

1 【くんしゅ】山門に入るを許さず。 … 葷酒 ○
2 泥棒を捕らえて縄を【な】う。 … 綯 ○
3 雪の果ては【ねはん】まで。 … 涅槃 ○
4 性は猶【きりゅう】のごとし。 … 杞柳 ×
▼不勉強。
5 【くんゆう】は器を同じくせず。 … 薫蕕 ○
6 大功を天下に建つる者は必ず先ず【けいもん】の内を修む。 … 閨門 ○
7 老いて【とふ】の功を知る。 … 妬婦 ×
▼不勉強。「杜父」などと訳の分からないものを書いてしまった。
8 君子は【ろうおく】に愧じず。 … 屋漏 ×
▼不勉強。
9 【かつもく】して相待つべし。 … 刮目 ○
10 【りょうちゅう】葵菜に徙るを知らず。 … 蓼虫 ○


■文章題書き取り 12/20点

1 顔は美しくはないが、聡慧で【ビタイ】があった。 … 媚態 ○
2 抑草木の【カライ】を発し菓実を結ぶの栄を観んことを要せば、 … 花蕾 ×
▼思いつかなくて時間切れ。
3 【ケイキョク】葛[くさかんむり+田×3]と倶に … 荊棘 ○
4 野外【コウブ】の地に放生せしむべからず。 … 荒蕪 ○
5 【ジンアイ】其の条を穢し、 … 塵埃 ○
6 豈亦【テンピン】の美栄を開達するの日あらん乎。 … 天稟 ○
7 一旦意志投じて【セキジョウ】を結ぶ、 … 赤縄 ×
▼不勉強。
8 小過【サイキン】は互いに容捨し、 … 細瑾 ×
▼復習不足。「瑾」を「謹」と書いてしまった。
9 (ずっと夫婦についての文脈)愈益【ドウケツ】の契りを堅うし … 同穴 ○
10 【キッキョ】経営毫も離別する等の念慮を生ず可からず。 … 拮据 ×
▼何と書いたか記憶なし。「据」は「居」と書いてしまった筈。


■文章題読み 9/10点

1 親戚の【恃(む)】 … たの(む) ○
2 豊かな肌は【瑕】のない玉のようである。 … きず ○
3 領や肘はいつも【垢膩】に汚れていた。 … こうじ・くに ○
4 蓬草其の根を【掩(い)】 … おお(い) ○
5 方寸の狭地に地に【窘蹙】し、 … きんしゅく ○
6 草木をして【不羈】自由の境に生長せしめ、 … ふき ○
7 内垣に【鬩】ぐの兄弟なく、 … せめ(ぐ) ○
8 【螽羽】振々家産の勃興 … しゅうう ○
9 甚だしき【困阨】に陥り、 … こんやく ×
▼意味に応じた音読みの把握不足。「こんあい」と読んでしまった。
「阨:ヤク」=行き詰まる、困る
「阨:アイ」=せまく塞ぐ
10 【蹉跌】し大なる艱難に当たるも、 … さてつ ○


大雑把ですが、以上です。
過去問ノートにはまだ写していないので、早めに写したいと思います。

では、お休みなさい。