資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

自由人と仕事

2019年11月10日 | 執筆・講演・診断

 独立して9年目に入る。ベンチャービジネスは1年で3割廃業するそうだ。私も当初は、何年もつか、全く見通しがなかった。しかし、何とかやってきて、もう大丈夫だ、という自信もついている。今回はその自由人の仕事について書いてみる。

 このブログの読者の大半は、サラリーマンの方だろう。「自由人」と聞くと憧れるんじゃなかろうか。ところがこの自由人、結構プレッシャーがある。まず仕事が一定にないことだ。診断士仲間の一人は定期の収入が欲しい、欲しいと言ってる。私は自由人とはそんなもんだと割り切っていて、あまり感じないが。

 そしてスケジュールに空きが多くなると、心配になる。今は、私、仕事が切れることはないが。当初は同じ心配をしていた。心配だとどうなるか、何でもいいから、単価の安い仕事を引き受けるようになる。自分の好きな仕事など関係なく、食っていくために受けることになる。こうなってはいけない。何のために独立したかわからなくなる。でも、自由人には、この心配はいつもついて回る。そして、仕事を受けるときは、いつもコスト対利益が頭をよぎるようになる。計算高くなるのだ。

 現在の仕事は、動画パワポの作成と収録、資格面対講座、マネジメント系の講座、各種の執筆、めったにはやらないがコンサル、診断協会対応、そして会社の運営、健康、自己啓発だ。このうち、動画講座と面対講座は、作りだめが効く。特に動画は一度収録してしまえば、後は何もしなくて、収入がある。面対講座は、私の場合、業界が小さいせいか、リピート需要が少ない。従って、毎度資料を作らないといけない。これがリピートならずいぶん楽になる。そして、執筆。執筆は最も単価が低い。しかし、こちらは何人もが見るから自分ブランドを作るにはちょうどよく、ブランド作りを兼ねていると割りきる。

 もう一つ、診断協会対応という仕事、こちらだけは、組織人としての仕事になる。診断協会には研究会という組織があり、私は人材開発という研究会のリーダーをしている。メンバーは40人ほど、幹事も数人いる。月例会で会員や外部講師をお呼びして人材開発について学習するのである。毎月の内容、案内、会場確保、予算・決算、そして新入会員の勧誘、懇親会など、ボランティア活動ではあるが結構仕事がある。ここは、まさに組織人の仕事だ。まあ、現役時代に比べると大したことはないが。

 自由人になると、どうしても仕事の確保が先で、健康や自己啓発までは手が回らなくなる。私も当初はそうだった。今はスケジュール帳に、登山や水泳、そして自己啓発の予定も入れるようにしている。それだけ余裕ができたのである。

 さて今日の予定は、朝、ノルディックウォーキング。午前の仕事は、1週間ほどかかって書く執筆、そして昼に水泳、帰ってきて、午後は研修資料の修正・チェック、夕方にSNSへの登録、そして夜は明日出かける準備だ。

 私の自由人としての生活だが、こんな話、しない方がよかったかな。これ読んで、独立に飛び込んでくる人がいるだろうか。


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