潤炭酸SPA BS (炭酸泉タブレット)60g×10錠入 カルボ泉 | |
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先日、奥武蔵の縦走をした後、西武秩父の「祭りの湯」に入った。駅前の温泉で、お隣りにお土産屋や食事処もある、なかなか快適な施設だ。ここで温泉に入って、レッドアロー号で帰宅というパターンだ。
この温泉の中に炭酸泉というのがあった。人工炭酸泉だ。そして浴槽に効能書きが書かれていた。その効能書き、フロントでパンフなどないか尋ねたが、浴槽に貼ってあるものだけだという。いい風呂だから、もっとPRしたらいいよと伝えた。
帰って、温泉ソムリエのテキストで、炭酸泉を調べてみた。自然の炭酸泉で最も有名なのは、大分県の長湯温泉だ。温泉法では、遊離炭酸が250mg/kg以上が温泉になる。だいたい250ppm以上だ。一方、鉱泉分析法指針での療養泉の定義では、1,000ppm以上になる。療養泉では、「二酸化炭素泉」と名称がつく。
一般の清涼飲料水の炭酸は約100ppm、祭りの湯の人工炭酸泉は、約1,000ppmと、高い。お湯に入ると、肌に気泡がつく。舐めるとちょっと辛い、感じ。炭酸の味がする。
2000年代に入って、工業技術が進歩して、お湯に炭酸を溶かす技術ができてきたようで、最近は、スーパー銭湯などでも炭酸泉が登場してきたそうだ。お湯に溶かすのは結構大変だろ思う。今は、都道府県別の炭酸泉の一覧でも、結構沢山の風呂に取り入れられている。二酸化炭素は、肌に溶け込み、血管を膨らましてくれるため、医療にもいいそうだ。
ああ、ほんものの炭酸泉、入ってみたいなあ。そうえいば、有馬温泉も炭酸せんべいやラムネがあるくらいだから、こちらも自然の炭酸泉だな。大分県の一番すごい炭酸泉、行ってみたいなあ。出張の場所としては遠いけど。それまでは入浴剤でごまかすんだな。