資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

三徳山投入堂に登る

2017年11月10日 | 登山&自然系資格とその活用

 鳥取県に三朝という温泉がある。日本でも指折りのラジウムの含有量が多く有名な温泉だ。その温泉に行ったとき、上流に三徳山投入堂という国宝があることを知った。もう数年前のことだ。ネットで検索すると、「日本一危険な国宝」とある。そして大山登山とセットで投入堂に登るツアーが募集された。一も二もなく申し込んだ。実は昨年も申し込んだが、地震や降雪でキャンセルしたことがある。

 早朝羽田を立ち、昼前に現場に到着。入口で靴底のチェックを受け、入山だ。このお寺の裏山、ほとんど崖に近い。過去3人ほど道迷いや滑落で亡くなってなくなっているそうだ。という訳で靴底の検査や複数人での入山が義務付けられている。靴が不合格なら草鞋を貸してくれる。下山の人とすれ違ったが、素足に草鞋を履いてる人もいる。ちなみにストックは禁止だ。

 

 ガイドさんに連れられて、登りは1時間ちょっと。ネットの写真でくさり場があったが。そこだけかと思ったが、随所で、鎖場や木の根っこにつかまり登る場所がある。こりゃあすごい。まさに岩場の登山だ。そして汗だくになった頃、投入堂に到着。

 

 すごい!どうやってこんな崖に作ったんだろう。平成の大改修では、下からレールを敷いて資材を運んだそうだ。やっぱり大掛かりなことになる。この写真は結構慎重に取ったもの。以前、カメラを構えていて、後ずさりして、崖から落ちて亡くなった人がいるそうだ。この崖、雰囲気はよくわかるな。

 

   という訳で、念願の国宝投入堂に参拝できた。ちなみにこの建物、日本遺産の第一号だそうだ。

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