1級土木施工管理技術検定 実地試験 平成26年版 (図解でよくわかる) | |
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誠文堂新光社 |
2週連続で日曜日は、ある建設会社さんからの依頼で、1級土木施工管理技士の実地試験準備講座を開催した。この実地試験は、専門科目が6問出題され、このうち3問を選択する。このウエイトが60%、残りの40%は、工事現場の経験記述である。経験記述は、工程管理、安全管理、品質管理などが指定されるため、各々について事前に準備をしておく。これがなかなか難しい。
以前は、参考書に載ってる例をコピーしていたものが、現在は自分の経験を書け、となっていてウソがばれると資格は取り消しになる。合格率が30%台とちょっと厳しいのは、この当たりが原因か。というわけで、この経験記述にウエイトを置くことにした。
受験者には、まず事前に経験を書いてきてもらう。そして会場別室で、私がそれを読んで、その場で添削をする。初日は、一人10分しかないため、この作業が結構きつい。2問分の添削をしたため、延べ30人、終わると夕方になってしまった。正直、ヘトヘトになってしまった。
二日目は、工程管理と、安全管理を自宅の宿題として、再チェック。そして品質管理を当日の課題とした。この日も延べ30人と面談。今度は少し慣れたのか、いくらか余裕をもってアドバイス。
道路が狭く、小型機械を入れたなら、その正式名称を、ユンボは商品名だから、バックホウやパワーショベルなど。そしてアームの回転半径を入れると、何メートルの狭い道路で使えるかがわかるでしょ!などとアドバイス。
結果は、大半が標準以上の論文になった。試験と結果発表が楽しみになった。来年も仕事がもらえるかは、この結果次第である。