資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

組織開発とは

2014年09月29日 | 診断士活動(実務従事他)
組織開発ハンドブック―組織を健全かつ強固にする4つの視点
クリエーター情報なし
東洋経済新報社

 
 土曜日は、中小企業診断士の理論研修。年に一度のペースで受講しないと、資格が更新できない。この理論研修は、以前は、中小企業診断協会だけが実施していたが、現在は、中小企業診断協会に加えて、経営教育総合研究所と、あきない総研が実施している。

 今回は、受講したことのない、あきない総研を受講した。場所は、六本木1丁目、テーマは、いつもの中小企業白書の解説と、「ODのスキルを学ぶ」。ODとは、「組織開発」ともいう。ちょっと興味があったため、受講した。初めは、ODの理論、ちょっと難しい。コンテントとプロセスの違いが重要だ。コンテントとは、会議でいうと、議事録そのものになる。一方、プロセスとは、多くは、議事録に書かれない、議論の経過のようなものだ。自由闊達に議論した結果が議事録なのか、誰かが一方的に決めたものが議事録なのか、議事録そのものは同じだが、プロセスが違うと、その組織のレベルは全く違うことになる。このプロセンスを発展させるのが、組織開発だ。

 事例を聞くとよく分かった。ある中小企業で、社員に丁寧にヒアリングして、アンケートを取って、組織の課題をまとめて、プレゼンし、その結果をもとにワールドカフェを実施する。そして組織を改善する。ただし、ヒアリングの際は、コーチングやカウンセリングの時と同じように、コンサルタントは、直接のアドバイスはしない。こうなんですね、と状況を確認するまでだ。この程度なら、私も管理者研修や、その結果の改善提案で報告している。私でも十分できるという、感触を持つ。

 これから、組織開発を自分の商材として扱えるように、学習していこう。とりあえずは、写真の書籍を一読してみよう。中小企業診断士として一つ、世界が広がった一昨日であった。
  
コメント
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