












そして7位はエントリー番号5番、東京の惠良律子選手でした。
毎年趣向を凝らしたフリーポーズは、もはや日本選手権の風物詩となった感もありますが(爆)、今年はご覧いただければおわかりのとおり、個性あふれる惠良選手ならではのフリーポーズを見せてくれました。
何と言いましても、バックに使っていた音楽がなんと「ドラゴンクエスト」でした(原爆)。
そう、惠良選手がステージで演じていたのはまさに「勇者ロト」だったのです(水爆)。
かくいう私も、ドラゴンクエストならⅡからⅤまではやったことがあります(笑)。
昨年の4位から順位を落としたのは残念でしたが、また来年もきっと個性豊かなフリーポーズで私たちを楽しませてくれることでしょう。
明日は、6位から4位までをご紹介させていただこうと思います。














こんばんは。
それでは、昨日に引き続いて日本選手権の決勝フリーポーズの模様をお届けしてまいりましょう。
今日はまず9位からですが、エントリー番号7番の東京の水間詠子選手が入りました。
1994年から1998年にかけて5連覇、そして2003年にも優勝と通算優勝6回を誇る名選手も、途中ブランクをはさんだためかこんなに早くご紹介しなくてはならないのが、意外に思えました。
ご覧になればおわかりかとは思いますが、たくましくも美しく引き締まったボディラインに絶やさない笑顔、そして独創性豊かなポージングとさすが名選手と思わせるものがあったと思います。
そんな水間選手の上にまだ8人もいるのかと思うと、そのレベルの高さには恐れ入るほかはありません。













そして今日はもう1人、10位の選手をご紹介しておきましょう。
10位はエントリーナンバー25番、愛知の廣田ゆみ選手でした。
廣田選手は、前にも書きましたが2004年を最後に日本選手権には出場していませんでした。
私が廣田選手を見る機会といえば日本クラス別か日本マスターズくらいしかなく、今年は日本マスターズにエントリーしていなかったのでどうしたのかなと思っていたら、まさかこの日本選手権に出場していたとは正直驚きました。
しかし7年ぶりの出場でいきなり入賞とは、さすが実力者は違いましたね。
しかもそれを、51歳でやってのけてしまうのですからすごいです。
さらに、日本選手権の直後には世界選手権の役員としてセルビアに向かっているのですから、頭が下がりますね。
ちなみに今年の日本選手権の出場選手全体で考えますと、最も若い選手が36歳で最高齢は58歳でした。
また入賞者12人では50代が3人で残りは40代、最も若くて43歳で最高齢が廣田選手でした。
ここまで書いてしまえば、「もっと若い選手が出てこないのか」と心配される方は多いのもごもっともですが、だからといってボディビルの本質を曲げてまで若手を優遇する必要はないと、個人的には考えております。
それでは明日は、9位からご紹介してまいりましょう。














続いて11位はエントリー番号2番、栃木の石澤静江選手でした。
決勝進出12人の中でも最も小柄な選手でしたが、そのハンデを感じさせない見事な体格でしたね。
また今年は、日本クラス別46kgで優勝しさらにジャパンオープンで2位、そして日本マスターズでは50歳以上級で優勝と快調な1年だったと思います。
昨年の8位からは順位を落としましたが、日本選手権は入賞すること自体がすでにタイトル獲得に匹敵するものだと思います。
さて、日本マスターズのときには石澤選手を50歳とご紹介したのですが、日本選手権の出場選手名簿をよく見てみると49歳でした(爆)。
これは、日本マスターズにおける年齢区分は開催日現在ではなくて、今年の12月31日現在で判定しているためでした。
以前にも、2009年の日本マスターズで女子45歳以上級(当時の区分)に清水恵理子選手が出場していましたが、行われた時点では清水選手はまだ実は44歳だったのです。
と、ちょっとまぎらわしかったのでこの場をお借りして、ご説明させていただきました(笑)。














こんばんは。
それでは今日からは、日本選手権の決勝フリーポーズの模様をお送りしてまいります。
例によりまして、カウントダウン式にてご紹介させていただきます。
それでは、まずは12位からまいりましょう。
12位は13番、東京の久野礼子選手でした。
昨年の10位に続く、2年連続での入賞です。
日本クラス別や東京選手権で「ベストアーティスティック賞」を受賞した、美しいフリーポーズが持ち味です。
ただ、入賞した他の選手に比べてやや体が細かったということはあるのかもしれません。
大会後のレセプションでも、いつも通り役員の方々に熱心にアドバイスを受けていましたので、来年はさらに成長した姿を見せてくれることでしょう。








ピックアップでの比較審査は、もう1回だけ行われました。
1回目でも呼ばれた佐藤選手・湯澤選手・高原選手に加えて、24番の秋山加津美選手が呼ばれて4人での比較となりました。
秋山選手もこれまで2003年から2010年まで連続して日本選手権で入賞していたわけですが、今年ついにその記録が途切れることとなりました。
考えてみれば、この2回目に比較された4人の選手はいずれも決勝に進出できなかったわけですが・・・
この後、もう一度前半15人・後半13人に分かれての基本ポーズを行って、ピックアップ審査は終了しました。
今日は決勝進出できなかった選手を、もう少しご紹介できたらと思って比較審査の模様をお届けしたつもりでしたが、結局ご紹介できたのは決勝進出した佐々木選手以外には6人だけでした(苦笑)。
それでは、明日から決勝フリーポーズのご紹介に入りたいと思います。











こんばんは。
昨夜は帰宅してから更新する予定でしたが、腹を壊してかなりヘロヘロな状態になってしまったので、申し訳ありませんがお休みさせていただきました。
さて、改めまして今日やらせていただくのは、初めてピックアップ審査での比較審査の模様をお送りさせていただくということです。
今までピックアップや予選の写真は、全選手をひととおりご紹介するために最初の全員での基本ポーズをもっぱらお送りしていたわけですが、せっかくの日本選手権ですのでこういう写真も盛り込んでみることにします。
ご存知の方も多いと思いますが、ピックアップで比較審査に呼ばれる選手はいわゆる「当落線上」にあることが多いようですね。
要は、12人の決勝進出選手を選ぶにあたって評価が微妙な選手を比較し、各審査員はピックアップする選手を選ぶということです。
最初のピックアップで呼ばれたのは、ステージ向かって左側から順に、6番佐藤美由紀選手・8番高松眞里子選手・10番深作靖子選手・11番湯澤寿枝選手・17番佐々木あゆみ選手・28番高原佐知子選手の6人でした。
結果的に、この6人の中から決勝に進出したのは17番の佐々木選手だけでした。
昨年入賞の佐藤選手や高原選手がここで脱落してしまい、またジャパンオープン5位の湯澤選手も突破できなかったピックアップは、それ自体がすでに熾烈な戦いだったのですね。














そして比較審査が終了した後、全員でクォーターターン(回転演技)を行って予選を締めくくりました。
フィットネスや健康美などではおなじみですが、ボディビルでもしばしば行われています。
「フロントリラックス」はすでにご紹介しておりますので、そこから90度づつ右に回転したポーズ3つをお送りしております。
最後の270度回転したポーズでは、全員撮りきる前に「ターン・トゥ・フロント」(turn to front)の号令がかかってしまったため、左端の相馬貴子選手が前を向いた状態になっていることをご容赦ください(苦笑)。
というわけで今日は予選の模様をお送りしましたが、明日はピックアップで姿を消した選手にもう少しスポットを当ててみようかなと思います。












続いてこちらでは、「バックダブルバイセップス」とピックアップ審査では行われなかった「サイドトライセップス」、そして「アブドミナル&サイ」の3ポーズをお送りいたします。
こちらでは1回目の番号順どおりの状態でご覧いただきましたが、2回目は左6人と右6人を入れ替えてもう一度基本5ポーズを行います。
これにより、1回目では端っこにいた選手たちが2回目では真ん中の方でポーズを行うことができるわけですね。
そしてその後は、審査員のリクエストによる比較審査が延々と(爆)続くわけです。
私の記憶にある限りでは、7回ほど比較審査が行われたと思います。
特に最初に呼ばれた(ファーストコールを受けた)選手たちは、優勝を争う有力選手たちとされているわけですが、今回は山野内里子選手・清水恵理子選手・佐々木あゆみ選手・今村直子選手・神田知子選手の5人が、ファーストコールを受けていました。












こんばんは。
それでは今日は、日本選手権の予選の模様をお届けしてまいりましょう。
もっとも「予選」とは言いましても、こちらで登場する12人の選手はすでに決勝進出を約束されているわけです。
予選で基本ポーズによる比較審査を行って、決勝ではフリーポーズを披露するという段取りであるわけですが、むしろこの12人を選抜するための「ピックアップ審査」こそが、本来の意味における「予選」ではないかなと個人的には思います。
現行の予選はむしろ「決勝第1ラウンド(基本ポーズ)」、そして決勝フリーポーズを「決勝第2ラウンド(フリーポーズ)」とした方が、すっきりするのではないでしょうか。
それはともかくとして、本題に入りましょう(笑)。
とりあえず予選では、ピックアップ審査を通過した12人の選手による基本ポーズが行われました。
まずこちらでは、基本ポーズに入る前の「フロントリラックス」と「ダブルバイセップス」、そして「サイドチェスト」をお送りいたします。









そしてこちらが、後半13選手の「バックダブルバイセップス」と「アブドミナル&サイ」です。
23番の勝あゆみ選手(三重)は、今年は日本マスターズで40歳以上級の2位に入賞しています。
24番の秋山加津美選手(大阪)は、この日本選手権の常連ともいえる選手ですが、今年は西日本選手権で神田選手に敗れて2位でした。
25番の廣田ゆみ選手(愛知)は、日本選手権は実に2004年以来の参戦となりますが、その実力は計り知れないものがあります。
26番の相馬貴子選手(長野)は、昨年の日本選手権2位の実力派ですが、今年は地元で開催されたオールジャパンミスフィットネス&ミスボディフィットネスのお手伝いをしていましたね(爆)。
27番の木島洋子選手(東京)は、今年は日本クラス別で52kg級の4位で東京選手権では6位、そして日本マスターズでは50歳以上級の6位でした。
最後の28番の高原佐知子選手(東京)は、昨年の東京選手権の優勝選手で日本選手権でも12位に入賞、今年もジャパンオープンで4位と調子を上げていました。
後半の選手でピックアップを通過したのは、16番清水選手・17番佐々木選手・19番今村選手・22番神田選手・25番廣田選手・26番相馬選手でした。
明日は、ピックアップを通過した12選手による予選の模様を、お届けしたいと思います。










さあ今度は、後半の13選手の基本ポーズをご覧いただきましょう。
こちらもまずは、「ダブルバイセップス」と「サイドチェスト」からです。
では16番から22番までの選手を、ご紹介してまいりましょう。
16番の清水恵理子選手(東京)は、昨年の日本選手権で3位に入賞し今年は国内ではこの大会一本ですが、7月にアジア選手権に参戦して49kg級の2位でした。
17番の佐々木あゆみ選手(静岡)は、昨年日本選手権で7位に入賞していますが、今年はジャパンオープンで7位に入賞して以来の参戦です。
18番の長田千里選手(新潟)は、今年の東日本選手権で50kg超級の2位に入賞しています。
19番の今村直子選手(大阪)については、もはや申し上げることはないでしょう。
昨年の日本選手権の優勝選手ですが、今年は7月のアジア選手権でも52kg級で見事優勝し、報奨金を授与されています。
20番の志村眞理選手(東京)は、今年は江戸川区選手権と日本マスターズ40歳以上級と、2つもタイトルをかっさらっていきました(笑)が、東京選手権でも2位と実力はある選手です。
21番の田中久美選手(東京)は、今年の東京オープンがデビュー戦でしたが見事優勝、さらに日本クラス別で52kg級の3位さらに東京選手権でも3位と大活躍でした。
22番の神田知子選手(大阪)は、先月の西日本選手権で優勝し見事に「復活」を遂げて、この日本選手権に乗り込んできました。