宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

日米首脳会談と今後の日本

2013年02月25日 | 出来事

 安倍首相とオバマ米大統領の首脳会談が23日(日本時間)行われました。首脳会談は、日本側の対米公約のオンパレードの様相であったことが、報道で明らかになりつつあります。「TPP交渉参加へ」「日米同盟強化を確認」「日本は集団的自衛権の行使容認を検討」「米軍普天間基地を早期移設」「日本は2030年代原発ゼロ見直し」等です。

 私たち、日本共産党は、総選挙で「アメリカいいなり」政治の転換を訴えてきました。私は、総選挙の開票日に「これからです」とタウン紙記者に語りました。その「これから」がいよいよ本格的に始まったことを実感しています。総選挙後、寒川町議選に取り組んできましたが、この間にも国際政治も国内政治も激しさを増してきました。日本共産党は、第6回中央委員会総会を開催(2月9~10日)し、総選挙後の情勢の特徴を明らかにし、7月の参議院選挙方針を決定しました。

 不破哲三氏の近著、「歴史から学ぶ」の中の「はしがき」に昨年12月の総選挙の結果を踏まえた、分析的言葉として次のくだりがあります。「日本の現状を歴史的視野でとらえ、落ち込んでいる危機から抜け出すために、転換の方向をどこに求めるべきか、このことを、世界のなかでの日本の位置を見定めながら探求すること、「歴史から学ぶ」という点で、私がまず強調したいのは、この問題です」。

 6中総は、情勢を大局的につかむことを強調しています。そして、「日本が新しい政治への大変革が求められる時代に入ったことは疑いありません」と分析しました。こうした時代における自らの活動に、新たな思考の発展と活動の具体化・新鮮さが求められていることを感じさせられています。