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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

クールビズ

2010-05-10 13:39:33 | 日記
 気温が高い。で、会社が暑い。わが社はチャレンジ25に参加している。これが、暑さの一因でもある。みんな我慢してね、と朝礼で言われたりすると素直に我慢する。だが暑いものは暑い。
 ビルのつくりが悪いのだろうと思う。試しに外に出てみるとさわやかな風が吹いていてさして暑いと思えない。高層ビルなどの場合、暑いからと窓を開けるわけにはいかないだろう。エアコンだけが頼りなのだろうか?そもそもビルを建て、そこで暮らす、というのはかなりエネルギーを消費することのようだ。今さらながらそんなことに気づく。
 
 お客様に喜んで頂く会社になりたい、と考えている。細かなことに気をつけ、気配りしてお客様に喜んで頂ける企業でありたい。さて、ところで、訪問して頂いたお客様に暑い思いをさせないために、エアコンを利かせ涼しい環境を用意しておいたほうが良いのであろうか?暑いけどごめんなさい、とご了承頂いてうちわでも用意しておいたほうが良いのであろうか?
 クールビズという言葉が生まれているが、ネクタイを締めて背広を着て、というお客様の訪問スタイルはなかなか変わらない。私のビジネススタイルもまさにこれだ。お客様を訪問する場合、なかなか上着無しノーネクタイという格好ができない。お客様に喜んで頂く気持ちを大事にするなら、時代の空気を無視するわけには行かない。エコに気を使っていらっしゃるお客様を訪問する場合は、こちらもすっかりエコなスタイルで訪問するべきだと思う。反省しよう。

 今年の天候は安定していない。寒い冬がいきなり暑い春になった。夏はどうなるのだろう?秋冬のような夏になってしまうのか、気が遠くなるような暑い夏になるのか。安定しない夏になるだろうことはうすうす想像がつく。どんな気候であっても、機械に頼らず、嫌な気持ちにさせずにお客様をお迎えし、また、元気に楽しくお客様を訪問する「工夫」をしたい、と思う。

 ま、そんなわけで、わが社は「暑いけどごめんなさい」と言う派だ。会社のうちわでも作ろうかと考えている。


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リズム

2010-05-07 13:09:27 | 日記
 生活にはリズムがある。連休を終わると痛感する。知らず知らず休みのリズムになっていた。生活のリズムがおかしくなると病気になったりする。自分で自分の生活リズムをコントロールしなければならない。

 国や地域によっても生活のリズムは異なるだろう。異なるリズムの人どうしが同じ未来を語るのは難しいのではなかろうか。東京のリズムで生活する政治家の皆さんが沖縄のリズムで暮らす方々の気持ちになかなか近づくことができないのは、まあ無理も無い。だからと言って、ただ自分達のリズムを押し付けあうだけでは民主国家とは言えない。

 ニューヨークでNPT再検討会議が開かれている。ギリシャの動きと株安が気になって核の問題は遠い所にあるかもしれないが、人類が作り出してしまった最悪の兵器に関する国際的な会議だ。「地球人」の立場に立つと最重要会議だと思う。
 会議場に集まったエージェント達は1ヶ月も開かれる会議の中で、きっと同じリズムまたは近いリズムを獲得するに違いない。それぞれプロの方々だ。どの国の代表が何を言いたいのか、肌で感じることができるようになるだろう。彼らだけで合意を得ようとするなら、きっと話しは簡単だ。良い方向にまとまるに違いない。しかし、そう簡単にはいかない。それぞれ異なるリズムで生活を送っている自国の意向を曲げるわけに行かないからだ。

 同じ国、同じ地域に住んでいても時代が違えば生活のリズムも変わる。江戸のリズムと東京のリズムとはやはり大きく異なっているのだろう。人は自分の生活の基盤が出来上がった頃の時代が持っていたリズムを引きずって生きているような気がする。ジェネレーションギャップとはまさにそれだ。ここでも異なるリズムの人どうしが同じ未来を語るのは難しいという問題に直面する。 

 男女ではどうだろうか?男のリズムと女のリズムは、存在する、と思う。ある時ある期間、同じリズムになることがあってもやはり少しずつリズムはずれる。

 会社もリズムを持つことができる。異なる国や地域、時代、男女、ばらばらな人が働きながら、なお同じ、ないし近いリズムで仕事をすることができれば、その会社はすばらしい。社員が同じリズムを持てるように努力を続けている結果だ。その会社のリズムが心地よいと感じるお客様はきっと次もその会社に仕事を頼む。しかし、努力に努力を重ねなければ会社のリズムは保てないだろう。

 同じリズムであることが必ずしも良いことでは無いかもしれない。しかし、同じ生活のリズムから出て来る言葉や色や味に出会うと、ほっとするのは確かだ。ほっとする会社でありたいものだ。まずはこの、連休明けの生活リズムを建て直してからだが。


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リアル

2010-05-06 10:35:46 | 日記
 連休初日、良い天気の中、いつものようにぶらぶらと犬の散歩に出た。いつものように犬の糞の始末をしている間、犬の紐を左手小指にかけ、ビニール袋の口を縛ったりしていたのだが、その瞬間は周囲への確認は一切怠っていた。わが家の愛犬は、性質が悪い。機嫌がよい時は引っ込み思案風を装ってうつむき加減にシッポなどわずかに振ってみるのだが、機嫌が悪いときは一気に吠え掛かったりする。この日は機嫌が悪かった。
 通りががったひ弱そうな少年に向けてガオガオ吠えながらロケットダッシュを行った。その時の犬の紐に引っ張られて鳴ったあわれな小指の音を思い出すとやるせない。紐は指からはずれ、犬は子供に跳びつき子供は犬のトラウマを背負って声にならない声を上げながら足の動きが見えないぐらい高速に足を動かしつつ、ごめんごめんと謝る私の声も耳に入っていないかのような恐怖の表情のまま走り去った。

 左手小指は急速に心臓と一体化し、ドクンドクンと脈打ちながら青紫に変色しつつ膨れ上がった。何と言うことだろう。楽しい連休の初日なのに。ま、いきなり犬のトラウマを背負わされた少年に比べたら何と言うことはないか、などと思いながら、家に帰って湿布で小指をぐるぐる巻きにし、痛いのを我慢しながら洗濯物干しに取り掛かった。
 当然左手をかばう動きになり、右手だけで作業したりするが、なかなかうまく行かない。洗濯物は両手で干すに限る。体の不自由な人や片腕が使えない方はさぞ大変だろう、などと思いながら、洗濯ばさみを使っていると、なんと間抜けなことだろう。大型の洗濯ばさみの先で右手小指の先、指紋のある部分の皮の表面だけをなぜかバチンと挟んでしまった。痛い。な、な、なぜ?などと思っている間に、指先に血豆ができて来る。ああこれで、左右の小指が使い物にならないことになったか、などと劣勢の軍隊の作戦参謀のような気持ちで両手の指を見る。ふん、これぐらいで、という気持ちも逆に強くなって、このことはすっかり忘れることにした。

 その夜、ホットプレートでお好み焼きと言うことになった。長く使っていなかったホットプレートを引っ張り出して来たが臭い。きれいにしてしまっているはずだが、やはり汚れていたのだろう。とにかく洗ってしまえ、と洗ってみた。ゴシゴシやったあとテーブルでスイッチを入れて見たが熱くならない。濡れて壊れてしまったのだろうか。何度かスイッチを入れたり切ったりした後、電源ケーブルをぐいと引き抜き、本体のプラグ差込口に右手人差し指を持って行ってしまった時の音。肉が焼ける音。自分の体の一部が焼ける音を聞くというのはあまり心地よいものではないが、ジュウというその音はあまりにはっきりくっきり耳に届き、何回でも再生可能な脳の部位に一気に記憶された。電熱機械は思わぬところが思わぬ熱さになっている場合がある。注意が必要だ。

 そんなわけで、連休は右手人差し指と小指、左手小指が使えないという、日々になった。
 この一連の負傷で気がついたことは、私の脳を、脳だけ取り出して機械の体に入れ替えても、私は私として再生することはできないだろう、ということだ。私は脳にもいるが、左手小指にも右手小指や人差し指にもいる。体中のいたるところにいる私の総体が私だ、ということに、改めて気がついた。

 左手小指は今もまだドクンドクン言っていてShiftキーが押せない。天気の良い連休で良かった。


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