はい、急に寒い日が続く様になりましたね、コンニチハ。
1月も給料日を通過し、今週末はもう2月ですね。ハヤイモノデス。
私は今年お金がそれなりに出ていく運勢だそうで、早速2月の車検+整備/修理費用が嵩んで、なんだか今年一杯が既に心配です。必要なものにお金を出すのはやぶさかではないのですが、
予想外なものはやはり心の準備が足りてない分、厳しいですよね。
次は自宅PCのSSDがイカれる予感がします。モノの故障はまだいいですが、ケガや病気で出費が嵩んだりしない様に気を付けたいものです。そういえば人間ドックの結果がそろそろ・・・。
さて本題の「綻び」です。今年も変わらず徒然と。
最近は某通販サイトを使って買い物をする機会も大分増えてきた。最初は書籍等、実物を確認しなくても品質に問題はないものが多かったが、ちょっと無精になってきて衣料等も買う場合がある。さすがに靴とかはフィットするしないがシビアなので手は出していない。どっかの店頭で試着してそれをネットで注文する荒技もあるが、そこで手にして気に入ったらやはりすぐ手に入れたい派なので、あまりそれはやっていない。
そんなこんなで身に付けるものの購入も増えてきたわけだが、購入した衣料に縫製の粗さからくる綻びがあったりすると少々ガッカリする。
大抵は安いものにありがちなのだが、まあ現物を見た方がまだまだそのあたりを判断するのはいいという事か。多少高価でもブランド料、デザイン料で高くなっているだけの場合があるので油断が出来ない。
さすがにヒドイものは返品だが、それも結構面倒に感じてしまう。何より集配の時間帯を拘束されるのがあまり好きではないのだ。早くドローンが巡回してポイっと受け渡してくれる時代がくればいいのに。
まあ個人の買い物事情を披露していても仕方ないので、例によって仕事の話に強引につないでみよう。
縫製の綻びについては、工場での検針規定等、ある一定の基準に基づいた検査規格があり、それに基づいて出荷前の確認や、サンプリングによる検査を行う。検査を助ける機械も発達しているようだが、最後は人の眼による確認も多い。
縫製の綻びについては目で確認出来るものが多いのだが、システムやアプリケーションはなまじ物理的な形が無いので、画面以外はパっと見で綻びが分かりづらいのが難点だ。
システムにおいてはテストが検査を担う。テストについては自分が説明するときは、組み立て家具に例えて言う事が多い。
ネジや板が規格寸法通り、個数も含めて揃っているかを確認するのが単体試験。それを組み上げて家具が作れるかが結合試験。準備されている組み立て説明書と工具を使って実際に順序で組み上げ、耐久性や外観等が目的の家具の基準に合うか、実用に耐えうるかが総合試験だ。
デジタルな世界では「多分」や「大体」で動く事は無いため、それらを論理的に検証していくのがテストという事になる。また、それを人が確認できる形式にしなければならない。
プロジェクトにおいては、日々の検査とは計画と実績の差分管理と、課題管理だ。
基本的に5W1Hのいずれかが不明、未定、実現不可、等々のものが1個でもあればそれがリスクとなり、プロジェクトは綻びを広げていく。明確な手を打たなければそれは3倍掛けで膨れ上がっていく。
例えば週1日の遅れを取り戻すのは1日では済まない。既に遅れとなっている1日、同じ事をしていれば次の週も1日、含みで合計2日遅れになっているところにリカバリの1日を足して3日だ。世の中のPMが1日の遅れを危険視する理由がここにある。被害拡大の目を積んでいくのが必要だ。
とまあ、論理的かつ効果的に重箱の隅をつつくのが日常の開発という訳だ。世知辛い気もするが、それが現実である事は否定できない。
ま、同じ「綻んだ」でも「笑顔が綻んだ」という言葉もある。何事も悪い意味ばかりではない。
そのシステムや製品を手にした人が、それを使った人が思わず笑顔を綻ばせる、それは鮮やかなデザインかも知れない、目を見張るような速度かも知れない、驚く様な使いやすさかも知れない。細部まで堅牢かつ正確な性能かも知れない。同じ綻ぶなら笑顔を綻ばせる、そんな開発を目指したいものだ。ちょっと現状は遠いが頑張るしかない。そうだ、頑張ろう。
「今回は綻びですか。」
「だな、ほう、転んだか。ではない。よく転ぶけど。」
「・・・・。」
お粗末。おあとがよろしいようで。
(刑事長)
moniswitch
今お使いの離床センサーがそのまま使える!
離床センサーのスイッチ入れ忘れ事故を防止するスマートスイッチ
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
WhitePlug
手のひらサイズのLinuxサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
1月も給料日を通過し、今週末はもう2月ですね。ハヤイモノデス。
私は今年お金がそれなりに出ていく運勢だそうで、早速2月の車検+整備/修理費用が嵩んで、なんだか今年一杯が既に心配です。必要なものにお金を出すのはやぶさかではないのですが、
予想外なものはやはり心の準備が足りてない分、厳しいですよね。
次は自宅PCのSSDがイカれる予感がします。モノの故障はまだいいですが、ケガや病気で出費が嵩んだりしない様に気を付けたいものです。そういえば人間ドックの結果がそろそろ・・・。
さて本題の「綻び」です。今年も変わらず徒然と。
最近は某通販サイトを使って買い物をする機会も大分増えてきた。最初は書籍等、実物を確認しなくても品質に問題はないものが多かったが、ちょっと無精になってきて衣料等も買う場合がある。さすがに靴とかはフィットするしないがシビアなので手は出していない。どっかの店頭で試着してそれをネットで注文する荒技もあるが、そこで手にして気に入ったらやはりすぐ手に入れたい派なので、あまりそれはやっていない。
そんなこんなで身に付けるものの購入も増えてきたわけだが、購入した衣料に縫製の粗さからくる綻びがあったりすると少々ガッカリする。
大抵は安いものにありがちなのだが、まあ現物を見た方がまだまだそのあたりを判断するのはいいという事か。多少高価でもブランド料、デザイン料で高くなっているだけの場合があるので油断が出来ない。
さすがにヒドイものは返品だが、それも結構面倒に感じてしまう。何より集配の時間帯を拘束されるのがあまり好きではないのだ。早くドローンが巡回してポイっと受け渡してくれる時代がくればいいのに。
まあ個人の買い物事情を披露していても仕方ないので、例によって仕事の話に強引につないでみよう。
縫製の綻びについては、工場での検針規定等、ある一定の基準に基づいた検査規格があり、それに基づいて出荷前の確認や、サンプリングによる検査を行う。検査を助ける機械も発達しているようだが、最後は人の眼による確認も多い。
縫製の綻びについては目で確認出来るものが多いのだが、システムやアプリケーションはなまじ物理的な形が無いので、画面以外はパっと見で綻びが分かりづらいのが難点だ。
システムにおいてはテストが検査を担う。テストについては自分が説明するときは、組み立て家具に例えて言う事が多い。
ネジや板が規格寸法通り、個数も含めて揃っているかを確認するのが単体試験。それを組み上げて家具が作れるかが結合試験。準備されている組み立て説明書と工具を使って実際に順序で組み上げ、耐久性や外観等が目的の家具の基準に合うか、実用に耐えうるかが総合試験だ。
デジタルな世界では「多分」や「大体」で動く事は無いため、それらを論理的に検証していくのがテストという事になる。また、それを人が確認できる形式にしなければならない。
プロジェクトにおいては、日々の検査とは計画と実績の差分管理と、課題管理だ。
基本的に5W1Hのいずれかが不明、未定、実現不可、等々のものが1個でもあればそれがリスクとなり、プロジェクトは綻びを広げていく。明確な手を打たなければそれは3倍掛けで膨れ上がっていく。
例えば週1日の遅れを取り戻すのは1日では済まない。既に遅れとなっている1日、同じ事をしていれば次の週も1日、含みで合計2日遅れになっているところにリカバリの1日を足して3日だ。世の中のPMが1日の遅れを危険視する理由がここにある。被害拡大の目を積んでいくのが必要だ。
とまあ、論理的かつ効果的に重箱の隅をつつくのが日常の開発という訳だ。世知辛い気もするが、それが現実である事は否定できない。
ま、同じ「綻んだ」でも「笑顔が綻んだ」という言葉もある。何事も悪い意味ばかりではない。
そのシステムや製品を手にした人が、それを使った人が思わず笑顔を綻ばせる、それは鮮やかなデザインかも知れない、目を見張るような速度かも知れない、驚く様な使いやすさかも知れない。細部まで堅牢かつ正確な性能かも知れない。同じ綻ぶなら笑顔を綻ばせる、そんな開発を目指したいものだ。ちょっと現状は遠いが頑張るしかない。そうだ、頑張ろう。
「今回は綻びですか。」
「だな、ほう、転んだか。ではない。よく転ぶけど。」
「・・・・。」
お粗末。おあとがよろしいようで。
(刑事長)
moniswitch
今お使いの離床センサーがそのまま使える!
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「できたらいいな」を「できる」に
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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