お初にお目にかかります。
ゲスト投稿の依頼があり二つ返事で快諾したものの、初めてのブログ執筆でおっかなびっくり状態の(清)と申します。
私はコ○エ○(現コ○エ○テ○モ)の影響をモロに受けて育った結果小学生の頃から歴史が大好きで、今では神社仏閣や城郭、旧跡、果ては貝塚のようなものまで歴史的なスポットを訪れることが趣味の一つになりました。
しかしここのところ遠出ができておらずフラストレーションが溜まっていたので、ブログのネタ探しも兼ねて外房線の行先にもなっていることでお馴染み(?)の上総一ノ宮(千葉県一宮町)に行ってきました。
当日はいくつかのスポットに行ったのですが、今回の主な目的が「折角大河ドラマで上総広常※が出てるんだからゆかりの場所に行きたい!」というものだったので、この目的に合致する2つのスポットをご紹介しようと思います。
※上総広常(かずさひろつね)…現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で佐藤浩市さんが演じている平安時代末期の武士
1つ目のスポットは一宮町の名前の由来にもなっている上総国一宮・玉前(たまさき)神社です。

…どこかから「そもそも一宮って何だよ!」とツッコまれそうなので一応簡単に説明しておきますと、江戸時代までの日本では行政区分として「律令国」というものが使われていました。
(有名どころだと旧日本海軍の戦艦の名前にもなっている大和国(奈良)や武蔵国(埼玉・東京・神奈川)などがこの律令国にあたります)
その律令国の中にある神社はランク付けされていて、一番格の高い神社を「一宮」、二番目に格の高い神社を「二宮」というように呼んでいたことが数字の付く「○宮」のという地名の由来となっています。
(ちなみに神奈川県の二宮町は相模国の二宮である川勾(かわわ)神社があったことが名前の由来みたいです)
この玉前神社は初代天皇である神武天皇の母とされる玉依姫命(たまよりびめのみこと)を祭神とする神社で、途中戦火による焼失等はあったものの少なくとも鎮座から1200年以上は経っている由緒ある神社です。

社殿はこんな感じ。黒漆塗りの権現造という珍しい造りで、黒地に描かれている赤い模様もアクセントとなっており、見ごたえのある美しい社殿でした。
広常はこの玉前神社への信仰が篤く、祈願文を添えて甲冑一式を奉納したと伝わっています。また境内には彼が奉納したとされる祈願文が彫り込まれた「上総権介平朝臣広常公顕彰之碑」もありました。

ちなみにこの神社は縁結びのご利益があるとのことでしたが、これだけあちこちの神社仏閣に行ってるのに縁結びの恩恵を受けたためしがこれっぽっちもないので、無難に道中の無事と新型コロナの早期収束をお祈りしておきました。
2つ目のスポットは広常の居城とされている城のひとつである高藤山城(たかとうやまじょう)です。
近隣の睦沢町やいすみ市など、広常の居城にまつわる伝承地はいくつか存在し、その中で今回訪れた一宮町にあるのがこの高藤山城……なのですが、実際はほとんど隣の睦沢町じゃねえかという立地にあったのでかなり歩くことに。
そして着いたところがこんな感じ。

いかにも大河ドラマに便乗してアピールしたいという意図が込められてそうなのぼりが立ってますね。
勿論頂上まで行きたいので登ろうかと思ったところに注意書きが。
(一部抜粋)
・急こう配の坂があり、雨天時や前日に天候不良の場合は、ぬかるんで大変滑りやすくなります。十分注意して登城していただくか、日を改めてご来場ください。
・運動靴でも登城できますが、登山靴の方が望ましいです。
……うん、前日雨降ったばかりですね。しかも普通のシューズで来てますよ、私。
それでもめげずに登り始めると、最初のうちはコンクリート製の石段チックなものが整備されていたのですが石段が終わるとこんな感じの道が。

道?これが?段差もほぼないただの斜面やん…
正直心が折れかけましたが、道横に張ってあったロープを使いながら何とか登りきりました。
頂上は思っていたよりは広く、土塁や堀切の跡と思われる遺構も見受けられ説明用の看板と碑なんかもありました。
しかし、昔の人はこんな急な山道を大鎧を身につけて登ったのかと考えると頭が下がりますね。現代人とは鍛え方が違います。
運動不足の体にはキツい登城で疲れ果ててしまったので、仕方なく地元のタクシーを呼んで駅まで戻りました。
その車内で運転手さんとお話していたのですが、どうやら地元の人でも大河ドラマが始まるまではこの城の存在を知っていた人は少なかったらしく、運転手さんもつい先日私と同じ目的で来た人を乗せたときにはじめてこの城の場所を認識したとのことでした。大河効果恐るべし…
と、そんなこんなで私の上総一ノ宮の旅は終わったわけですが、体こそだいぶ疲れたものの久々の遠出でリフレッシュできたこともあり楽しい一日を過ごすことができました。
まだまだ新型コロナも油断できない状況ではありますが、家にこもってばかりだと心身ともになまってしまうのでたまにはお出かけして気分をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
(勿論、感染対策をしっかりと実施することが大前提ですが)
長文となりましたが、これにて失礼いたします。
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
(清)
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私はコ○エ○(現コ○エ○テ○モ)の影響をモロに受けて育った結果小学生の頃から歴史が大好きで、今では神社仏閣や城郭、旧跡、果ては貝塚のようなものまで歴史的なスポットを訪れることが趣味の一つになりました。
しかしここのところ遠出ができておらずフラストレーションが溜まっていたので、ブログのネタ探しも兼ねて外房線の行先にもなっていることでお馴染み(?)の上総一ノ宮(千葉県一宮町)に行ってきました。
当日はいくつかのスポットに行ったのですが、今回の主な目的が「折角大河ドラマで上総広常※が出てるんだからゆかりの場所に行きたい!」というものだったので、この目的に合致する2つのスポットをご紹介しようと思います。
※上総広常(かずさひろつね)…現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で佐藤浩市さんが演じている平安時代末期の武士
1つ目のスポットは一宮町の名前の由来にもなっている上総国一宮・玉前(たまさき)神社です。

…どこかから「そもそも一宮って何だよ!」とツッコまれそうなので一応簡単に説明しておきますと、江戸時代までの日本では行政区分として「律令国」というものが使われていました。
(有名どころだと旧日本海軍の戦艦の名前にもなっている大和国(奈良)や武蔵国(埼玉・東京・神奈川)などがこの律令国にあたります)
その律令国の中にある神社はランク付けされていて、一番格の高い神社を「一宮」、二番目に格の高い神社を「二宮」というように呼んでいたことが数字の付く「○宮」のという地名の由来となっています。
(ちなみに神奈川県の二宮町は相模国の二宮である川勾(かわわ)神社があったことが名前の由来みたいです)
この玉前神社は初代天皇である神武天皇の母とされる玉依姫命(たまよりびめのみこと)を祭神とする神社で、途中戦火による焼失等はあったものの少なくとも鎮座から1200年以上は経っている由緒ある神社です。

社殿はこんな感じ。黒漆塗りの権現造という珍しい造りで、黒地に描かれている赤い模様もアクセントとなっており、見ごたえのある美しい社殿でした。
広常はこの玉前神社への信仰が篤く、祈願文を添えて甲冑一式を奉納したと伝わっています。また境内には彼が奉納したとされる祈願文が彫り込まれた「上総権介平朝臣広常公顕彰之碑」もありました。

ちなみにこの神社は縁結びのご利益があるとのことでしたが、これだけあちこちの神社仏閣に行ってるのに縁結びの恩恵を受けたためしがこれっぽっちもないので、無難に道中の無事と新型コロナの早期収束をお祈りしておきました。
2つ目のスポットは広常の居城とされている城のひとつである高藤山城(たかとうやまじょう)です。
近隣の睦沢町やいすみ市など、広常の居城にまつわる伝承地はいくつか存在し、その中で今回訪れた一宮町にあるのがこの高藤山城……なのですが、実際はほとんど隣の睦沢町じゃねえかという立地にあったのでかなり歩くことに。
そして着いたところがこんな感じ。

いかにも大河ドラマに便乗してアピールしたいという意図が込められてそうなのぼりが立ってますね。
勿論頂上まで行きたいので登ろうかと思ったところに注意書きが。
(一部抜粋)
・急こう配の坂があり、雨天時や前日に天候不良の場合は、ぬかるんで大変滑りやすくなります。十分注意して登城していただくか、日を改めてご来場ください。
・運動靴でも登城できますが、登山靴の方が望ましいです。
……うん、前日雨降ったばかりですね。しかも普通のシューズで来てますよ、私。
それでもめげずに登り始めると、最初のうちはコンクリート製の石段チックなものが整備されていたのですが石段が終わるとこんな感じの道が。

道?これが?段差もほぼないただの斜面やん…
正直心が折れかけましたが、道横に張ってあったロープを使いながら何とか登りきりました。
頂上は思っていたよりは広く、土塁や堀切の跡と思われる遺構も見受けられ説明用の看板と碑なんかもありました。
しかし、昔の人はこんな急な山道を大鎧を身につけて登ったのかと考えると頭が下がりますね。現代人とは鍛え方が違います。
運動不足の体にはキツい登城で疲れ果ててしまったので、仕方なく地元のタクシーを呼んで駅まで戻りました。
その車内で運転手さんとお話していたのですが、どうやら地元の人でも大河ドラマが始まるまではこの城の存在を知っていた人は少なかったらしく、運転手さんもつい先日私と同じ目的で来た人を乗せたときにはじめてこの城の場所を認識したとのことでした。大河効果恐るべし…
と、そんなこんなで私の上総一ノ宮の旅は終わったわけですが、体こそだいぶ疲れたものの久々の遠出でリフレッシュできたこともあり楽しい一日を過ごすことができました。
まだまだ新型コロナも油断できない状況ではありますが、家にこもってばかりだと心身ともになまってしまうのでたまにはお出かけして気分をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
(勿論、感染対策をしっかりと実施することが大前提ですが)
長文となりましたが、これにて失礼いたします。
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
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