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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

三体読み終えてみた

2021-06-30 09:00:00 | 日記

もう2週間以上前になるが「三体3」というSF小説を読み終えた。

中国発のSF小説として「ヒューゴー賞」を獲得し、全世界でベストセラーになっているので、ご存じの方も多いのではないだろうか。

あらすじの紹介をしたい気もするが、それだけでとんでもない文字数を必要とするので知りたい方はこちらをどうぞ。

三体 - Wikipedia

ざっくり言うと、地球外生命体とのファーストコンタクトからの人類存続に賭けるあれこれ。

何が面白いかと端的に表現すると、エンタメ性が高い。そして文章の表現力がハンパない。三体の紹介をしていて「ハンパない」とか言ってしまう語彙力の無さよ。(泣)

エンタメ性は数学や物理の世界の話題を織り込みながら、ゲームの世界に行ってみたり、地球防衛軍的なものが出来てみたり、人類を救うヒーローを登場させてみたりしますが、どれも自然に読めてしまいます。

書評や読後の感想コメントなどを見ていると私と同様に文章の表現についてスゴい、スゴいという内容も多く、ネタバレしてしまうので詳しく書けませんが、見たこと(見えないけど)も無い4次元の世界とか、ワープ的な航法が確立された後の宇宙船が作る軌跡とか、あ、確かにあるね、と思わせる表現がそこかしこに出てきて、原作はもちろん中国語なので、翻訳された方々の苦労たるや想像を絶します。

こういう本を読むと人間の想像する力を考えずにはいられませんが、書き手の想像力と表現力、読み手の読解力と想像力。
違う人間の脳と脳の間を文章で媒介して、同じではないにしろその空間の質感、匂い、声の響きなんかも共有してしまう(またはそう錯覚させる)想像する力。

数十年前、数百年前に人間が想像した世界はほとんど現代社会で実現できている現実を思うと、空飛ぶ車も実現しそうだし、宇宙エレベーターも建設されそうだし、三体の世界観も外れてはいないんじゃないかと思ってしまいます。


それなりの厚さの本なのでシリーズ全てを読むにはそれなりの時間が必要かと思います。
梅雨で外に出られない日や蒸し暑くて眠れない夜などにどうぞ。

・三体
・三体2 暗黒森林(上)(下)
・三体3 死神永生(上)(下)

タイトルは昨日の記事をパクってみました。(野)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業

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