ここ何ヶ月か犬の散歩に出る朝、決まって家の前の道や公園で白い尾の小さな鳥に出くわす。小走りにあちこち歩き回るがこちらの姿に怯える感じは無い。一緒に散歩しているような気持ちになる。わざわざ道に降りて何をしているのかわからないが餌を求めて歩きまわっている風情ではない。好奇心が旺盛で気になることが多いといった感じだ。さすがに車が走って来ると飛び去ってしまうが、そんな時の車はちょっとうらめしい。
調べてみたらハクセキレイと呼ぶ種類らしいが目が悪いので真偽のほどは定かではない。尾羽を上下に動かしながら歩く雀より大きいが鳩よりはずっと小さなスマートな鳥だ。太平洋戦争中は北海道のみで観察され、それより南では見られなかったそうだが、終戦から10年を経て東京タワーが作られ始める頃、宮城県あたりまで南下し、宮城県周辺の若者たちが東京で就職するために集団で夜汽車に揺られて来る時期に東京でも観察されるようになった。その後大阪万博の頃、関西で観察され、次第に西に向かって、今や九州でも観察されるという。日本の戦後と共に北から勢力を拡大して来た不思議な鳥だ。
元来水辺に棲み、水辺の昆虫やミミズなどを食べているという。わが家は丘の上にあり、近辺に水辺はない。丘を下れば、そう直線距離で500mほどの所に帷子川(かたびらがわ)という川が無いわけではないが、そこから500m離れた丘の上も彼にとっては水辺なのだろうか。直線で1km離れたところと比べれば確かに水辺ではある。人それぞれ感性の問題なので、どうこう言える立場にはない。
冬場は単独で行動し、夏場はつがいで行動するという。どんな彼女を連れてくるのか楽しみだ。今年の夏は昨年のようにとてつもない暑さにはならないといいと思うがどうなのだろう。先日気象庁が昨年秋から続いていたラニャーニャ現象が終わったと発表した。このラニャーニャ現象のために今年の冬はえらく寒いことになったようだが、引き続いてエルニーニョ現象が発生しそうで、そうなると梅雨が長い冷夏になるらしい。ただし、温暖化の昨今、長期予報などあてになるとも思えない。その上、太陽表面の爆発が活発で磁気嵐が頻発し、地球内部ではプレートの活動が活発で地震が起きている。その地球表面に薄く張り付いて絶えずいろいろな力が加わっている海や大気の未来予測がそんなに簡単にできるわけが無い。気象庁さんもご苦労様だ。
ハクセキレイが子連れで歩くかどうかについては調べたものに記述されていなかった。夏の暑さをしのげる日陰と食料がうまく手に入れば、秋になる前に巣立ち直後の息子や娘も見ることができるかもしれない。普通1羽のメスが4個から5個の卵を生むそうなので、しっかり育て上げられれば両親と合わせて6羽か7羽の家族になる。その子供たちも健康に長生きできればその子孫も交えて一族はかなりの大家族になるはずだ。秋になるとやってくるムクドリの大群たちと渡り合える勢力になってくれたら頼もしい。ムクドリの連中はおしゃべりでフンの始末がなっていないのだ。
小鳥にしろ木々の新芽にしろ、命の輝きが増す季節を迎える。もうすぐわが社にも若々しい連中が入社して来る。健やかに朗らかに過ごして欲しい。長期予報は難しいけれど、大きな災害が毎日毎日の小さな営みを途切れさせることが無いよう心から祈らずにはいられない。だが、どんなことがあっても笑って過ごそう。この1年に起きた多くの出来事で苦しんだ方々から教えられたことだ。ちょこまかと歩き回るハクセキレイもきっと日々笑顔でいるに違いない。(三)
monipet
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ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
調べてみたらハクセキレイと呼ぶ種類らしいが目が悪いので真偽のほどは定かではない。尾羽を上下に動かしながら歩く雀より大きいが鳩よりはずっと小さなスマートな鳥だ。太平洋戦争中は北海道のみで観察され、それより南では見られなかったそうだが、終戦から10年を経て東京タワーが作られ始める頃、宮城県あたりまで南下し、宮城県周辺の若者たちが東京で就職するために集団で夜汽車に揺られて来る時期に東京でも観察されるようになった。その後大阪万博の頃、関西で観察され、次第に西に向かって、今や九州でも観察されるという。日本の戦後と共に北から勢力を拡大して来た不思議な鳥だ。
元来水辺に棲み、水辺の昆虫やミミズなどを食べているという。わが家は丘の上にあり、近辺に水辺はない。丘を下れば、そう直線距離で500mほどの所に帷子川(かたびらがわ)という川が無いわけではないが、そこから500m離れた丘の上も彼にとっては水辺なのだろうか。直線で1km離れたところと比べれば確かに水辺ではある。人それぞれ感性の問題なので、どうこう言える立場にはない。
冬場は単独で行動し、夏場はつがいで行動するという。どんな彼女を連れてくるのか楽しみだ。今年の夏は昨年のようにとてつもない暑さにはならないといいと思うがどうなのだろう。先日気象庁が昨年秋から続いていたラニャーニャ現象が終わったと発表した。このラニャーニャ現象のために今年の冬はえらく寒いことになったようだが、引き続いてエルニーニョ現象が発生しそうで、そうなると梅雨が長い冷夏になるらしい。ただし、温暖化の昨今、長期予報などあてになるとも思えない。その上、太陽表面の爆発が活発で磁気嵐が頻発し、地球内部ではプレートの活動が活発で地震が起きている。その地球表面に薄く張り付いて絶えずいろいろな力が加わっている海や大気の未来予測がそんなに簡単にできるわけが無い。気象庁さんもご苦労様だ。
ハクセキレイが子連れで歩くかどうかについては調べたものに記述されていなかった。夏の暑さをしのげる日陰と食料がうまく手に入れば、秋になる前に巣立ち直後の息子や娘も見ることができるかもしれない。普通1羽のメスが4個から5個の卵を生むそうなので、しっかり育て上げられれば両親と合わせて6羽か7羽の家族になる。その子供たちも健康に長生きできればその子孫も交えて一族はかなりの大家族になるはずだ。秋になるとやってくるムクドリの大群たちと渡り合える勢力になってくれたら頼もしい。ムクドリの連中はおしゃべりでフンの始末がなっていないのだ。
小鳥にしろ木々の新芽にしろ、命の輝きが増す季節を迎える。もうすぐわが社にも若々しい連中が入社して来る。健やかに朗らかに過ごして欲しい。長期予報は難しいけれど、大きな災害が毎日毎日の小さな営みを途切れさせることが無いよう心から祈らずにはいられない。だが、どんなことがあっても笑って過ごそう。この1年に起きた多くの出来事で苦しんだ方々から教えられたことだ。ちょこまかと歩き回るハクセキレイもきっと日々笑顔でいるに違いない。(三)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
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ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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