便利なもの

技術が進歩し、世の中には便利なものが増えてきた。便利と思う物には大した技術が必要でないものも多いと思う。便利とは、不便の逆だがちょっとした工夫やアイデアで不便なものが劇的に便利になったりする。

私が今、一番不便を感じているのは洗濯物ハンガーである。世の中には乾燥機という便利なものもあるが、やはり御日様に乾かしてもらった方が気持ちがよい気がする。

洗濯物ハンガーの何に不便を感じているかというと、干すときの洗濯バサミどおしの絡み合いに不便さとイライラを感じる。洗濯物干しは私の日課で、帰宅後に最後にお風呂に入り、洗濯をして干してから就寝するのだが、洗濯が終わるまでの時間で晩酌して、すっかりいい気分になったところで洗濯物を干してイライラして一日を締めくくるのが何となく嫌な感じだ。

少し形状を工夫するだけで快適になるはずなのだが、ホームセンターなどで一般的に売られている洗濯物ハンガーは我が家で使っているものと同じようなものが多い。インターネットで検索すると絡まりにくい工夫がされた製品があるようなので、次回はこれを試してみようと思う。

もうひとつ、私が便利だと思う近日発売予定の商品を紹介しようと思う。もうご存知の方もいると思うが、それは、スマートフォンが家の固定電話の子機になるという商品だ。

私の年代より若い人はあまりご存じないかもしれないが、昔、PHSが家の固定電話の子機に設定できる製品があった。今ではPHSを利用している人は少ないと思うが、家では固定電話の子機として、外ではモバイルフォンとして利用できというものだ。

私は、「スマートフォンが家の固定電話の子機になったら非常に便利なのに。」とずっと思っていた。NTTの光回線を利用している方は、SIPフォンという仕組みを使ってスマートフォンを固定電話の子機のように利用することが出来るようだが、我が家は残念ながらできない。

最近、家にいても電話をかけるときはほとんどスマートフォンを使っているが、これが便利な点は、固定電話に電話がかかってきたときだ。今までは、固定電話のところまで行かなければならなかったが、スマートフォンは、なんとなくいつも自分の手の届くところにあることが多いので移動する必要がなくなる。また、専用子機の場合、ほとんど使わないにもかかわらずバッテリーが劣化すると電池を交換しなければならないのが何となくもったいない気がしていたが、スマートフォンの場合、無償で電池パックを交換してくれるサービスがあったり、そもそも機種交換してしまうことが多いので気にならない。

P社から11月に発売予定である。今から非常に楽しみだ。

（岳）


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