い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

ゲリラ豪雨でずぶ濡れ

2016年07月17日 20時16分23秒 | 鉄道員の愚痴
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木曜日・金曜日とゲリラ豪雨に見舞われて関東各地で冠水や道路が川のようになっていたり、マンホールから水が吹き上がる様子がニュースになりました。

雨が降れば駆け込み乗車で閉まりかけのドアに傘を差し込まれることやブレーキの効きが悪くなるなど、注意点はありますが、あそこまでの激しい雨はかなり辛いものがあります。
車掌は、視界が悪くなり駅の到着発車の際の安全確認にとても気を使いますし、自身がずぶ濡れになってしまいます。

乗務員室から顔を出して安全確認をする際、豪雨でいつも見えるものがいつものように見えない恐怖に襲われます。
ドアの開け閉めは、乗降状況を映すモニター画面があればいいのですが、全車両を目視で確認できる駅ではモニターがありません。豪雨で視界が悪い中、必死で先頭車両まで確認します。
視界の悪さによる苦労は濃霧でも同じですし、ときには濃霧のほうが酷くなります。

乗務では傘を差せませんので合羽が支給されていますが、出勤時に降っていなかったため合羽を持たずに乗務していた人が多く、みんな全身ずぶ濡れで戻ってきたようです。
あの雨では傘も役に立たないほぼだったようですが、これも乗務員の宿命ですね。休憩中に少しでも服や靴を乾かそうと格闘していたことでしょう。

降っているところと降っていないところがあり、降っていないところも数分後には豪雨となるケースもあり、局地的かついつどこで豪雨になってもおかしくないところが近年多いゲリラ豪雨の傾向ですね。

雨量によっては徐行運転などお客さまにも影響が出ることもあります。携帯などで最新の情報の確認を心がけたいですね。