給料日直後の金曜日

１２月になりました。今年もあと１ヶ月ですね。
さて先月末の出来事です。三連休明けの朝ラッシュに続いて、給料日後の金曜日の深夜帯の列車を担当しました。

働き方の多様化などにより「土日休み」が当てはまらないという人は珍しくないですが、土日休みが多数派のようです。
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となれば土日が休みだから金曜日は遅くまで呑みという人が多くなるわけで、給料日直後となればその傾向は一層強くなります。

鉄道のダイヤは、平日ダイヤと土休日ダイヤに分かれている路線が大半かと思います。平日であれば月曜日も金曜日も同じダイヤですが、22時以降の深夜帯は曜日によって利用が大きく変わります。
週はじめの遅い時間はガラガラですが、金曜日は朝のラッシュと変わらないかそれ以上に混み合います。でも列車本数＝輸送力は月曜日も金曜日も変わりません。
埼京線のように金曜日は臨時列車を走らせているところもありますが、どうしても平日ダイヤという括りのため曜日による利用者の変化に十分に対応できていないのが現状です。

先週の金曜日（11/28）は、まさしく金曜日らしい夜でした
最終電車ではありませんが久々に金曜日の深夜帯の乗務でした。最混雑区間ではドアが閉まりきらず、次の電車を待つ人もいました。
各車両とも150～200％の乗車率です。何とか乗っている状態で、お客さまや荷物を挟まずにドアを閉めるのはとても神経を使います４分遅れで終点に到着しました。
混雑や接続待ちで最終電車は10分前後の遅れでした。10分遅れて済むのは優秀？な方なんですが、混雑は本当に酷く、ご利用のみなさまにも大変だったことと思います。

給料が入って終電まで思いっきり呑みたいという気持ちも理解できますから、金曜日の深夜ラッシュの解消は難しいと思います。
でも終電よりも数本前と時間に余裕を持ってご利用くだされば本当にありがたいというのが鉄道員の本音です。みんなが終電と思うからこそ、終電は乗り切れないほど混雑します。
これから忘年会シーズンです。乗り遅れ、寝過ごしなどなく無事に帰宅できますよう節度あるアルコール摂取と余裕あるご利用をお願いします。