未曾有の大震災から2ヶ月が経ちました。
あのとき旅先で見た地震の一報、そして遡上する津波、一夜明けて明るみになる津波被害。TVに映ったあの映像は鮮明に覚えてますし忘れることはないでしょう。
瓦礫の撤去は少しずつ進んでいるとはいえ、仮設住宅は建設が始まったばかり。十分な戸数が確保できずに未だに多くの方が避難生活を送っております。
今回津波被害にあったところに再建せず集落ごと高台に移転するなど、街づくりを一から見直す必要もあり、復興の道のりはまだ遠いようです。
なかなか先が見えないけれども、生き残ったからには生きないといけないし復興させなければいけないと思います。
いつまでも避難生活を送って支援物資で生活していくわけにはいきません。
まずは仮設住宅の建設と雇用が急がれます。住むところと収入がなければ自立はできません。
それから復興に向けた街づくりビジョンに合わせて自宅や集落の再建を行っていく必要があります。
今回は津波で家も流され勤め先も流され全てを失い、着の身着のまま避難し何とか助かった方が多くいます。
津波被害がなくとも原発事故により地元を離れざるをない方もいます。
どちらも住まいと仕事をまず確保することが急がれます。
行政も被災者であり、少ない人数のため十分な対応が出来ていない点もありますが、まずはこの2点を確保してもらえればと思います。
関東では普段の日常が戻っています。しかし、これから夏になれば再び電力不足になります。
一人ひとりの節電が必要なのはもちろんですが、計画停電や企業活動や交通機関に影響がでる可能性があります。
まだどうなるか具体的なことは分かりませんが、小さなことでも出来ることをやっていきましょう。