…昔。
そう。もう昔と言っても差し支えないぐらい、昔の話。
北朝鮮に対し、安保理決議を発したのは、ブッシュ=小泉ラインだった。
あの時読んだ産経新聞も、臨場感たっぷりで、日本政府は自由に言動し、米国は信頼関係の上で、日本に自由を与えていた。
確か、産経新聞に掲載された記事の最後のオチはこんなカンジだった。
「ブッシュ大統領からの指示は、『コイズミを困らせるな』のたった一言だけだったという…」
まるで歴史が繰り返されているかのような錯覚に陥る、トランプ=安倍ラインである。
【産経】【日米首脳会談の舞台裏】安倍晋三首相の切り札はやはり「強面の盟友」だった…「俺と安倍が死んだら菅の天下でいいじゃねえか!」
http://www.sankei.com/politics/news/170227/plt1702270006-n1.html
産経記者がイキイキしてやがる…。まるで見てきたかのようだな!
これを、米国が日本に手球に取られているととるか、本当にいい関係を築いたととるかは、評価の分かれるところであろうが…。日本人である俺的には高く評価したい。
そこらあたりについては、橋下徹氏と俺は同意見である。
【産経】「スネ夫的振る舞いこそ有効だ!」橋下徹氏、民進幹事長に猛反論 「安倍-トランプ」日米首脳会談後の世界、専門家の見方は…
http://www.sankei.com/west/news/170301/wst1703010005-n1.html
基本的に国際社会の世界では長いものには巻かれるべきなのである。いたずらに少数派につくのはアホなのだ。
スネ夫的振る舞い、大いに結構。それで多数派の重鎮になれるのであれば日本の国益に沿うのである。ただ、注意すべき事はそのジャイアン役が没落させない事であろう。
日本がトランプ政権につくのならば。米政権の没落はリスク要因となってしまう。
でも、日本はもとより日米同盟と憲法9条の問題がつきまとっており、選択の余地がない。そのリスク要因については、もとより織り込み済みなのだ。
「モノ言える対等の同盟国」を目指し、諌めるべきは諌めることができる日米関係を構築すべきだと野党は述べるだろうが、ハッキリ言って、現状日本は十分にモノが言える立場である。むしろ鳩山政権や村山政権にそれができたのかと問いたい。
そして、トランプ政権で米国が没落するのかと言えば。
俺は持ち直す可能性の方が遥かに高いと思うのだ。
そもそも世界に蔓延したリベラルというものは、弱者的立場の人々が強者に対し不公平だと不平を述べて、その不公平を少しでも均衡しようというスタンスのものである。
そうすると、京都議定書が日本にとって一方的に損をする取り決めであったように、超大国である米国はそこかしこで損をしているのだ。
そこをウザいと感じている米国の保守主義者達の言説が最近「歴史の振り子の揺り戻し」によって明確に右側に振れている状況で、極右的なトランプが勝ち、リベラルで無難なヒラリーが敗北したのだ。
なら。米国はこれまでこうむった損な行動を是正しようとしているわけだが。
国際協調なんてものは、結局弱者の知恵であって、ケニアの一票も米国の一票もどちらも一票なのであれば、多数派工作に成功した方の勝ちであって、米国に勝ちたければ米国を少数派に落とせばいいのである。
しかし、これはかつての大東亜戦争の日本のように、国際的に孤立すると資源不足などで致命的になってしまう国に対して有効な手段で。米国は最悪、鎖国をすればいいのであって、自給自足できてしまう国なのだ。国際的孤立を恐れる必要は実はあんまりない。むしろ米国に鎖国された方が困る国の方が、はるかに多いのである。基軸通貨国で唯一の超大国は伊達ではない。これまでリベラルな欺瞞は、そんな米国と世界各国が対等に渡り合う手段の1つだったんだけど。そこを米国が「もう騙されないぞう」とか言い出したとなると…。
俺の個人的感想としては、そこでキャンキャン吠えてるメディアとか国とかの様子は、「昔の人は言いました。弱い犬ほどよく吠える」的な気分になるのである。
基本的に、日米同盟と憲法9条があるかぎり、アメポチが最も国益に沿う日本が、スネ夫的立場を確立してしまう事に、実は一番危機感を感じているのは、民進党ではないかな。
そんな風に俺は思うのである。
ジャイアン的米国と、スネ夫的日本は、そんじょそこらのドラえもん&のび太より強いんだよ。
これまで、ジャイアン的米中とスネ夫的韓国に、のび太的立場でドラえもんなしで立ち向かう事を強いられていた民主党政権時代の日本を築き上げた馬鹿共に、そんな事を言ってやりたいのであった。
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つまんでつんでバランスゲーム ドラえもんだらけ
そう。もう昔と言っても差し支えないぐらい、昔の話。
北朝鮮に対し、安保理決議を発したのは、ブッシュ=小泉ラインだった。
あの時読んだ産経新聞も、臨場感たっぷりで、日本政府は自由に言動し、米国は信頼関係の上で、日本に自由を与えていた。
確か、産経新聞に掲載された記事の最後のオチはこんなカンジだった。
「ブッシュ大統領からの指示は、『コイズミを困らせるな』のたった一言だけだったという…」
まるで歴史が繰り返されているかのような錯覚に陥る、トランプ=安倍ラインである。
【産経】【日米首脳会談の舞台裏】安倍晋三首相の切り札はやはり「強面の盟友」だった…「俺と安倍が死んだら菅の天下でいいじゃねえか!」
http://www.sankei.com/politics/news/170227/plt1702270006-n1.html
「危機管理上の問題もあります。副総理はぜひ予備機に乗ってください」と申し入れたが、麻生はこう笑い飛ばした。
「もし俺と安倍が(事故で)死んだら菅(義偉官房長官)の天下になっていいじゃねえか!」
「もし俺と安倍が(事故で)死んだら菅(義偉官房長官)の天下になっていいじゃねえか!」
産経記者がイキイキしてやがる…。まるで見てきたかのようだな!
これを、米国が日本に手球に取られているととるか、本当にいい関係を築いたととるかは、評価の分かれるところであろうが…。日本人である俺的には高く評価したい。
そこらあたりについては、橋下徹氏と俺は同意見である。
【産経】「スネ夫的振る舞いこそ有効だ!」橋下徹氏、民進幹事長に猛反論 「安倍-トランプ」日米首脳会談後の世界、専門家の見方は…
http://www.sankei.com/west/news/170301/wst1703010005-n1.html
基本的に国際社会の世界では長いものには巻かれるべきなのである。いたずらに少数派につくのはアホなのだ。
スネ夫的振る舞い、大いに結構。それで多数派の重鎮になれるのであれば日本の国益に沿うのである。ただ、注意すべき事はそのジャイアン役が没落させない事であろう。
日本がトランプ政権につくのならば。米政権の没落はリスク要因となってしまう。
でも、日本はもとより日米同盟と憲法9条の問題がつきまとっており、選択の余地がない。そのリスク要因については、もとより織り込み済みなのだ。
「モノ言える対等の同盟国」を目指し、諌めるべきは諌めることができる日米関係を構築すべきだと野党は述べるだろうが、ハッキリ言って、現状日本は十分にモノが言える立場である。むしろ鳩山政権や村山政権にそれができたのかと問いたい。
そして、トランプ政権で米国が没落するのかと言えば。
俺は持ち直す可能性の方が遥かに高いと思うのだ。
そもそも世界に蔓延したリベラルというものは、弱者的立場の人々が強者に対し不公平だと不平を述べて、その不公平を少しでも均衡しようというスタンスのものである。
そうすると、京都議定書が日本にとって一方的に損をする取り決めであったように、超大国である米国はそこかしこで損をしているのだ。
そこをウザいと感じている米国の保守主義者達の言説が最近「歴史の振り子の揺り戻し」によって明確に右側に振れている状況で、極右的なトランプが勝ち、リベラルで無難なヒラリーが敗北したのだ。
なら。米国はこれまでこうむった損な行動を是正しようとしているわけだが。
国際協調なんてものは、結局弱者の知恵であって、ケニアの一票も米国の一票もどちらも一票なのであれば、多数派工作に成功した方の勝ちであって、米国に勝ちたければ米国を少数派に落とせばいいのである。
しかし、これはかつての大東亜戦争の日本のように、国際的に孤立すると資源不足などで致命的になってしまう国に対して有効な手段で。米国は最悪、鎖国をすればいいのであって、自給自足できてしまう国なのだ。国際的孤立を恐れる必要は実はあんまりない。むしろ米国に鎖国された方が困る国の方が、はるかに多いのである。基軸通貨国で唯一の超大国は伊達ではない。これまでリベラルな欺瞞は、そんな米国と世界各国が対等に渡り合う手段の1つだったんだけど。そこを米国が「もう騙されないぞう」とか言い出したとなると…。
俺の個人的感想としては、そこでキャンキャン吠えてるメディアとか国とかの様子は、「昔の人は言いました。弱い犬ほどよく吠える」的な気分になるのである。
基本的に、日米同盟と憲法9条があるかぎり、アメポチが最も国益に沿う日本が、スネ夫的立場を確立してしまう事に、実は一番危機感を感じているのは、民進党ではないかな。
そんな風に俺は思うのである。
ジャイアン的米国と、スネ夫的日本は、そんじょそこらのドラえもん&のび太より強いんだよ。
これまで、ジャイアン的米中とスネ夫的韓国に、のび太的立場でドラえもんなしで立ち向かう事を強いられていた民主党政権時代の日本を築き上げた馬鹿共に、そんな事を言ってやりたいのであった。
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