【しらべぇ】残業をなくせば「日本の質」が下がる?経営者の意見に非難殺到
http://sirabee.com/2016/12/21/20161037816/
なんというか、世界が右傾化しているのに、最近日本の世論が少しおかしいような気がしてしまう今日このごろである。
ちなみに。俺は上記記事タイトルの発言をした社長に同意見である。
石投げられそうだな。
サビ残はあかんと思うが、残業自身に問題はないだろう。正規の残業であれば、ホントに問題はないと思う。
俺はこの記事の元番組であるTBSの「好きか嫌いか言う時間」を観ていないので、この濱野社長とおっしゃる経営者が「サビ残当たり前」というスタンスで、この発言をしたのなら、単なる外道だと思うのだけど。
お客様の無茶を、努力してなんとかしてしまう現場の力ってのは、明らかに「日本製」のクオリティ向上に関係していると、本気で思っている。
そして、この手の職人芸の世界において、労働力のシェアというものは、実は効率が悪いと思う。
よくできる人が、残業して複数人数分の作業をやるのが最も効率がいいのである。
無論、命を縮めるほどの残業を推奨しているわけではない。残業が必要ないと全否定する事もおかしいと思うのだ。
よーするにみんな極端なのである。
イチがゼロかじゃないだろ。そして、「残業が必要なら人を増やしてシェアしたらいいやんけ」とか言うヤツほど、俺は現場を知らんように思う。
そんなことが簡単にできるようならやっているのだ。
明らかに命を縮めるレベルで職人に過負荷状態になっていれば、多少負荷が増えようが人材を投入し、長期的には使えるように育成して、シェアできるように目指せばいいと思うが、実は現場で過負荷になっている職人自身に育成担当も兼任させる形になる事が多く、実は負荷が増えてしまう。
なら、一時的に作業量を減らすとかの措置が必要なんだけど。基本的にクオリティも作業実績量も減らさないようにっていうオーダーがきたりするのである。
で、そのオーダーをこなせなければ仕事自身が消滅してしまう事もありえてしまう。
難しい問題なのだ。
基本的に、社内リソースが足りないのであれば、無理のない範囲で納期を伸ばしてもらうとか、まずはユーザーや経営者に理解してもらう事から始めなければならない。
そこは、基本的にどこまで現場の要望を通すのか、ユーザーのわがままを受け入れるのかの損益分岐点を探さねばならない。
その手腕こそが、経営者の腕の見せどころなのである。
日本の経営者というものは、ユーザーに寄り過ぎなのだ。
俺の持論だが、経営者やリーダーは、現場担当者とユーザーの板挟みになった時、その損益分岐点比率を51:49と考えるべきだと思う。つまり、ユーザーと現場の要望の総数を100とした場合、49、ユーザーの意見を受け入れ、51、ユーザーに現場サイドの現状を報告し、惨状を理解してもらって説得するべきではないかと思うのだ。
俺の経験上、ユーザーと直接交渉している大手メーカーの正社員とかは、70ぐらいユーザーに譲っており、30ぐらいしか現場サイドの要望を聞かない。これが90を超えるような場合、サビ残バリバリの和民のような会社になっているという認識である。
前から何回か同じネタでエントリしているが。日本人という人種は「なあなあの落とし所を探る能力が高い」のである。
この手の番組の記事を見るたびに思うのだが、なぜこんな極端な意見ばかりになるのであろうか。こんなの、残業を叩く側も推奨する側も極端すぎておかしいだろ。
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!
気持ちが楽になる働き方: 33歳 現役の大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。
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なんというか、世界が右傾化しているのに、最近日本の世論が少しおかしいような気がしてしまう今日このごろである。
ちなみに。俺は上記記事タイトルの発言をした社長に同意見である。
石投げられそうだな。
サビ残はあかんと思うが、残業自身に問題はないだろう。正規の残業であれば、ホントに問題はないと思う。
俺はこの記事の元番組であるTBSの「好きか嫌いか言う時間」を観ていないので、この濱野社長とおっしゃる経営者が「サビ残当たり前」というスタンスで、この発言をしたのなら、単なる外道だと思うのだけど。
お客様の無茶を、努力してなんとかしてしまう現場の力ってのは、明らかに「日本製」のクオリティ向上に関係していると、本気で思っている。
そして、この手の職人芸の世界において、労働力のシェアというものは、実は効率が悪いと思う。
よくできる人が、残業して複数人数分の作業をやるのが最も効率がいいのである。
無論、命を縮めるほどの残業を推奨しているわけではない。残業が必要ないと全否定する事もおかしいと思うのだ。
よーするにみんな極端なのである。
イチがゼロかじゃないだろ。そして、「残業が必要なら人を増やしてシェアしたらいいやんけ」とか言うヤツほど、俺は現場を知らんように思う。
そんなことが簡単にできるようならやっているのだ。
明らかに命を縮めるレベルで職人に過負荷状態になっていれば、多少負荷が増えようが人材を投入し、長期的には使えるように育成して、シェアできるように目指せばいいと思うが、実は現場で過負荷になっている職人自身に育成担当も兼任させる形になる事が多く、実は負荷が増えてしまう。
なら、一時的に作業量を減らすとかの措置が必要なんだけど。基本的にクオリティも作業実績量も減らさないようにっていうオーダーがきたりするのである。
で、そのオーダーをこなせなければ仕事自身が消滅してしまう事もありえてしまう。
難しい問題なのだ。
基本的に、社内リソースが足りないのであれば、無理のない範囲で納期を伸ばしてもらうとか、まずはユーザーや経営者に理解してもらう事から始めなければならない。
そこは、基本的にどこまで現場の要望を通すのか、ユーザーのわがままを受け入れるのかの損益分岐点を探さねばならない。
その手腕こそが、経営者の腕の見せどころなのである。
日本の経営者というものは、ユーザーに寄り過ぎなのだ。
俺の持論だが、経営者やリーダーは、現場担当者とユーザーの板挟みになった時、その損益分岐点比率を51:49と考えるべきだと思う。つまり、ユーザーと現場の要望の総数を100とした場合、49、ユーザーの意見を受け入れ、51、ユーザーに現場サイドの現状を報告し、惨状を理解してもらって説得するべきではないかと思うのだ。
俺の経験上、ユーザーと直接交渉している大手メーカーの正社員とかは、70ぐらいユーザーに譲っており、30ぐらいしか現場サイドの要望を聞かない。これが90を超えるような場合、サビ残バリバリの和民のような会社になっているという認識である。
前から何回か同じネタでエントリしているが。日本人という人種は「なあなあの落とし所を探る能力が高い」のである。
この手の番組の記事を見るたびに思うのだが、なぜこんな極端な意見ばかりになるのであろうか。こんなの、残業を叩く側も推奨する側も極端すぎておかしいだろ。
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気持ちが楽になる働き方: 33歳 現役の大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。
なるほど。
確かに納得のいく気が。
組合は、ある意味極論に染まる(=本人は自分の行動が反日だと気付かない)場でしょう。
多くの組合員は意外と善意でやってるのが、また救いようがない。
その真意を読み取らずに集団で叩く姿は恐ろしいが電通の事件の事を考えれば、難癖を付けての残業の強要も恐ろしいと云う事に成りますね
過労運転ドライバーのケースとかも。
残業=悪ではないが、其れにこじ付けた正当化=善玉論も危険で総論で悪とせず、ケースバイケース各論で見て行く事の必要性を強く感じました
しかし残業したなら金払え。
厚生労働省は仕事しろ
組合はアカイ貴族が反日の為に組合員から金をせしめる場で、日本人、組合員の労働環境を良くする勢力では無かった。ということでしょうね
組合費はアカイ貴族のポッケの中に、ポッケナイナイ