JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

ユーリ・ガガーリン インターナショナルDXコンテスト

2021-04-13 20:06:22 | サテライト
4月11日~12日

 ユーリ・ガガーリン インターナショナルDXコンテストにサテライト部門で参加しました。
 1961年4月12日、ガガーリンがボストーク1号で人類初の有人宇宙飛行に成功したのを記念したコンテストで、ガガーリンカップ「GC」とも呼ばれます。師匠の強い勧めで昨年初参加しその面白さにすっかりハマリました。サテライト部門のあるユニークなDXコンテストで、過去の結果を見てもJA各局の健闘ぶりが目立ちます。サテライト勉強会の効果か新規参入組の活躍は目覚ましく、RS-44によりDXとの交信のチャンスが広がったことと相俟って、今回は更なる賑わいを見せることでしょう。某有名サテライターさんは礼文島に乗り込んで本気モードの様子。今度こそぜひ世界王者になっていただきたいものですが、交信数上位3局にはお礼の品が出るそうなのでできる限り援助したいところです。所用でフル参加できないのは残念ですが、コンディションが悪くあまり期待できないJIDXコンテストはパスして、今回はGC一本で頑張ってみることにしました。

 この日は富山県某局の追っかけのため4時台からシャック入りしウォーミングアップもバッチリ。6時にコンテスト開始。パスごとの交信数は以下の通り。6:12 XW-2D 1q、6:23 CAS-4A 1q、6:31 CAS-4B 12q、7:16 XW-2F ●、7:40 RS-44 12q、8:03 CAS-4A 1q、8:11 CAS-4B 8q、9:29 XW-2A 6q、9:34 RS-44 11q、9:52 CAS-4B 2q、10:00 FO-29 7q、11:45 FO-29 8q。移動局追っかけもあり、序盤はスロースタート。その後はCQランニング中心で交信数を積み上げました。午前の部で既に前回の交信数を大きく上回り、DXも2局ゲットしてここまではまずまず出来。
 墨田ウェーブ無線クラブの総会出席のため昼食後外出しましたが、13時台、15時台が実用にならないパスだったため、実質的に16:18からのXW-2Fを逃しただけで済んだのはラッキーでした。再開後は、16:49 XW-2D 10q、17:51 XW-2F 7q、18:26 XW-2D ●、18:29 RS-44 ●、19:54 XW-2A 2q、20:14 RS-44 17q、21:07 EO-88 2q、21:28 XW-2A 4q、22:08 RS-44 8q、22:44 EO-88 ●、23:34 CAS-4A 1q。流石に深夜になると空振りが増えましたが、僅かでも上積みできたのは大きいです。徹夜で続けたいところでしたが、残念ながらここで出勤のお時間となりました。
 お仕事を抜け出して駐車場でサボる訳にもいきません。そもそもロケ悪。台東区の現場で1時台と2時台のCAS-4A・4Bを泣く泣く見送ったのは仕方無し。お仕事は予定より少し早めに終わり急いで帰宅。後片付けもそこそこにシャックに駆け込みました。4:32 CAS-4A 1q、4:40 CAS-4B 2q、5:24 XW-2F 9q、5:57 XW-2D 1q。最後のXW-2Dは正味2分ほど。ギリギリ間に合い、1局上積みしてコンテスト終了となりました。

 結果です。27パス133交信×5マルチ×25=16,625点。所用で休場したパスもありましたが、昨年の15パス44交信×1マルチ×25=1,100点を大幅に上回ることができました。昨年はDXとの交信はゼロに終わりましたが、今回はRS-44でE21EJC、RW0A、FO-29でDU9JJY、XW-2DでR0CQをゲット。前回と衛星の稼働状況も若干変わりましたが、何といってもRS-44の存在は大きかったです。CQと呼び回りのバランス、パスが重なった時のQSYのタイミング等、改善の余地は多いですが、GPでの参戦としては十分に健闘したと思います。交信いただいた各局、ありがとうございました。

 さて、DXコンテストなので毎度のことながら大変なのがログ提出。当然のことながらJARL形式は受け付けてもらえず、慣れないcabrollo形式で作成しなければなりません。サテライト特有の事項もありログ作成は複雑を極めます。某有名サテライターさんのガガーリンコンテストログ作成サービスを利用する手もありますが、礼文島移動でお疲れのところ手を煩わすのもいささか気が引けます。昨年作成していただき雛形があるので、それを参考に今回は一念発起し自力でログ作成に挑戦しました。ハムログから交信データを抽出し、Excelを使って作り込んでいくのは国内コンテストを同じですが、UTCへの変換等DXコンテスト特有の煩わしさもあります。サテライト部門は同一局との交信もパスが異なればOKですが、パスを区別するため衛星名にはオービット番号を付加する必要があります。133交信ですが結構骨が折れました。どうにか出来上がりwebからログをアップしてみましたが、なぜかエラーではじかれました。どうやら日付の形式に問題があるようです。2021/04/11から2021-04-11に修正。今度は無事受理されました。めでたしめでたし。
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KCJトップバンドコンテストの賞状

2021-04-13 20:01:08 | コンテスト
 主催者さんから入賞者にメールがあり、webにアクセスし素敵な賞状をダウンロード。白黒の車来訪のシーンを思い出しながらグラスを傾け至福のひととき。コンテスト入賞なんて滅多にないこと。たまにはニンマリと一人悦に入るのも良いものです。hi
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群馬県日帰り遠征~帰路(伊勢崎市、神川町 他)

2021-04-05 12:06:46 | 移動運用
4月4日

佐波郡玉村町(16007D):10MHz CW 1局、430MHz CW 3局、144MHz CW 4局
前橋市(1601):10MHz CW ●、144MHz CW 1局、430MHz CW 4局、50MHz CW ●
伊勢崎市(1604):430MHz CW 3局、144MHz CW 3局、50MHz CW 1局
RS-44:伊勢崎市 CW 7局・玉村町 CW 8局
CAS-4A:前橋市 CW 16局
CAS-4B:玉村町 CW 14局・伊勢崎市 ●
 お馴染みのトリプルの土俵へ(写真左)。10MHzはコンディションが落ちてしまい、玉村町で8エリアとの1交信に終わりました。10:34からのRS-44はリベンジを期して伊勢崎市からスタート。ロケの割に立ち上がりは遅め。ようやく各局からのコールが続きましたが、残念ながらお目当ての局からのコールはありませんでした。空振りが続いてからも伊勢崎市で引っ張ってしまい、玉村町に移ったのは後半。ようやく調子が上がり、E21EJCの数局後、何とDU9JJYからコール。フィリピンはサテライトニューです。これでタイ、韓国、ロシア、南鳥島に続いてDXCC 5エンティティ目です。10:58からのCAS-4Aは前橋市からスタート。立ち上がりは早く、終盤まで途切れなかったのでシングルとなりました。玉村町に移り11:06からのCAS-4BにMEL頃にQSY。引き続き好調で終盤までよく伸びました。最後の最後に伊勢崎市に移りましたが、数回空振りしてLOSとなりました。青森県某局はアンテナのトラブルで東固定ビームだったのが不運。伊勢崎市でのミッションはことごとく悪条件だったようです。430MHz、144MHzはここでも好調で、遠く横浜市戸塚区からもコールがありました。50MHzでは伊勢崎市で1交信できましたが、前橋市に移ってからはボウズでした。

CAS-4A:児玉郡上里町 CW 12局
CAS-4B:児玉郡神川町 CW 1局・本庄市 ●
本庄市(1311):10MHz CW 2局、14MHz CW 1局、7MHz CW 7局、430MHz CW 4局、144MHz CW 3局
児玉郡上里町(13006B):10MHz CW 1局、14MHz CW 1局、18MHz CW ●、7MHz CW 15局、430MHz CW 1局、144MHz CW 3局
児玉郡神川町(13006D):10MHz CW 1局、14MHz CW 1局、7MHz CW 19局、144MHz CW 3局、430MHz CW 2局
 早めに埼玉県に戻りました。いつもの工業団地でトリプルに挑戦(写真中)。12:39からのCAS-4Aは上里町からスタート。12度と低めの南パス。立ち上がりは遅かったですが、各局からのコールが続きました。LOS際に某師匠の美技が炸裂。12:46からのCAS-4Bは神川町からスタート。前便とほぼ同様の展開。さらによく伸びましたが、流石に本庄市に移った頃にはLOSだったようです。10MHzは五島市のみかと思ったら、本庄市では近場の局からもコールがありました。14MHzもようやくコンディションが上がり五島市が入感しましたが、18MHzは残念ながら無感でした。7MHzは神川町で早々にクラスタに上がってパイルになり、その後の本庄市、上里町まで効果が持続しました。430MHz、144MHzも引き続き好調。

比企郡嵐山町(13008G):10MHz CW 2局、14MHz CW 1局、18MHz CW ●、7MHz CW 21局、430MHz CW 2局、144MHz CW 2局、50MHz CW 2局、28MHz CW ●
 運用に支障を来すほどの雨ではありませんが、天気予報は当たったようです。伊勢崎市のリベンジは次回の群馬県遠征に回して、早めに引き上げたのは正解でした。本庄児玉ICから関越自動車道で帰途に就きましたが、WC休憩のため立ち寄った嵐山PAで軽く運用(写真右)。10MHzでは8エリアの局の続いて五島市からコール。14MHzもFBでした。ここでも18MHzは無感でしたが、昨年は4月17日に初オープンしているので、シーズン開幕も間近のようです。7MHzは早々にクラスタに上がりパイルに。15分ほどで21交信できましたが、初交信も数局いらっしゃいました。430MHz、144MHzも引き続き好調。ダメ元で50MHzもトライしましたが、群馬県と都内の局からコールがありました。流石に28MHzは直接波が伸びずボウズ。ここで運用終了となりました。
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群馬県日帰り遠征(千代田町、みどり市 他)

2021-04-05 12:00:37 | 移動運用
4月4日

CAS-4A:明和町 CW 1局/SSB ●・板倉町 ●
CAS-4B:館林市 CW 1局・板倉町 CW 2局/SSB ●・館林市 CW 1局
XW-2F:明和町 ●
XW-2D:明和町 CW 1局/SSB 1局・板倉町 CW 2局/SSB 3局・館林市 CW 4局/SSB 1局
邑楽郡明和町(16003D):1.9MHz CW ●、3.5MHz CW ●
 群馬県は魚影が広範囲に分布しており、某師匠の狭い窓まで考慮すると日帰り遠征では攻略が困難です。この日は昼過ぎから雨の予報が出ていたこともあり、東毛と呼ばれる県南東部を午前中にさっと回る行程を組んでみました。ちょっと早起きして3時に出発。ウォーミングアップを兼ねて館林IC近くでトリプルに挑戦(写真上左)。4:17からのCAS-4Aは明和町からスタート。流石にこの時間帯では誰も居ないかと思ったら何と師匠がすでにシャック入り。恐れ入りました。他にお客様はいらっしゃらない様子だったのでSSBにもトライしましたが、切替えるタイミングで信号が弱まってしまいました。板倉町に移ってからはしばらく空振りしてLOSとなりました。頃合いを見て4:24からのCAS-4BにQSYし館林市からスタート。次の板倉町と合わせて師匠が早々に3カ所全てゲット。SSBはここでも撃沈でしたが、CWに戻ったところで2局目が加わりました。明和町に戻って4:31からのXW-2Fは空振りのままLOS。4:49からのXW-2Dで改めて明和町からスタート。5時近くなりこのパスからはシャック入りの局も増えました。今度は信号も強くSSBもバッチリ。神奈川県の某移動屋さんはモビホ弱小移動局相手に1パスで両モードトリプル賞の離れ業。某お弟子さんもこんな時間から移動されていました。有り難いことに私のSAT未交信の山武市移動とのことでした。パスの合間に1.9MHz、3.5MHzにも出てみましたが、時間帯が早すぎるのかボウズに終わりました。

邑楽郡邑楽町(16003B):3.5MHz CW 7局、144MHz CW 5局
邑楽郡千代田町(16003E):3.5MHz CW 5局、144MHz CW 5局、430MHz CW 5局
邑楽郡大泉町(16003C):3.5MHz CW 6局、144MHz CW 4局
CAS-4A:千代田町 CW 15局
CAS-4B:大泉町 CW 13局/SSB 4局・邑楽町 SSB 2局
XW-2D:邑楽町 CW 15局/SSB 3局・千代田町 SSB ●
RS-44:千代田町 CW 6局・大泉町 CW 4局・邑楽町 CW 4局/SSB 2局
 サテライトの需要のある千代田町はパスが連続する6時台で確実にサービスしたいところです。ロケ抜群の邑楽郡のトリプルの土俵に到着(写真上左)。3.5MHzで時間調整の後、5:57からのCAS-4Aは千代田町からスタート。若干の取りこぼしはありましたが沢山のコールをいただき、終盤に差し掛かった頃にお目当ての局とも無事交信できました。頃合いを見て6:04からのCAS-4BにQSYし大泉町からスタート。各局からのコールが続きましたが、信号が強かったので終盤でSSBに切替え。足立区の某お弟子さんとはなかなかSSBで交信出来ませんでしたが、ようやくお声を聞くことができました。最後はSSBのまま邑楽町に移りましたが、抜群のロケ通りLOSぎりぎりまでよく伸びました。リクエストが入り急遽3.5MHzで2巡目の後、6:23からのXW-2Dは改めて邑楽町からスタート。このパスもまたまた好調。終盤のSSBでは3年ぶりくらいに某支部長さんのお声を聞くことができました。某支部長さんからのリクエストもあり144MHzに出てみましたが、ロケ抜群でモビホでも直接波がよく伸び、遠く横浜市からもコールがありました。時間切れで430MHzは千代田町のみになってしまったのが残念でした。最後にもう一丁。6:48からのRS-44は千代田町からスタート。毎度のことながらモビホにプリアンプ無しで苦戦が続きますが、根気よく信号が上がってくるのを待ち、まずまずの交信数となりました。

CAS-4A:太田市 CW 12局
CAS-4B:みどり市 CW 15局
みどり市(1612):3.5MHz CW ●
太田市(1615):7MHz CW ●
XW-2A:太田市 CW 9局/SSB 4局
 太田市シングルのつもりでしたが、どうにかみどり市との境界に滑り込みました(写真下左)。AOSには若干遅れましたが7:37からのCAS-4Aは太田市からスタート。終盤までよく伸びて出遅れた割にはまずまずの交信数となりました。頃合いを見て7:45からのCAS-4BにQSYしみどり市からスタート。このパスも引き続き良好で各局からのコールが続きました。終盤でようやくお目当ての局からコールがあり、千代田町に続いて2匹目のお魚も無事サービスできました。8:03からのXW-2Aは太田市からスタート。このパスは後半でSSBにもトライしましたが、4局と交信できました。パスの合間に3.5MHz、7MHzに出てみましたが両バンドともボウズでした。

桐生市(1603):7MHz CW 2局、10MHz CW 2局、430MHz CW 2局、144MHz CW 2局、50MHz CW ●
みどり市(1612):7MHz CW 2局、10MHz CW 2局、144MHz CW 4局、430MHz CW 5局
伊勢崎市(1604):7MHz CW 2局、10MHz CW 2局、14MHz CW ●、430MHz CW 2局、144MHz CW 2局
RS-44:伊勢崎市 CW 3局・みどり市 CW 5局・桐生市 CW 10局
CAS-4A:桐生市 CW 11局
CAS-4B:みどり市 CW 12局
XW-2A:伊勢崎市 CW 10局
 西鹿田中島遺跡近くのトリプルの土俵に到着(写真下右)。7MHzで軽く時間調整の後、8:40からのRS-44は伊勢崎市からスタート。前半は信号が弱く苦戦。若干の取りこぼしもありました。後半桐生市に移ってからよくやく調子が上がりました。10MHzでは五島市が入感しましたが、14MHzは無感でした。430MHz、144MHzはここでも都内各局からのコールがありました。距離はそれなりにありますが、モビホでも直接波がよく伸びています。9:18からのCAS-4Aは桐生市からスタート。若干の取りこぼしはありましたが、前便と合わせて概ね行き渡ったと思われます。MEL近くなってしまいましたがみどり市に移り9:25からのCAS-4B。某局の保険も含め、ここも行き渡りました。9:35からのXW-2Aは伊勢崎市から。信号ままずまずで楽勝でミッション成功かと思われましたが、残念ながらお目当ての局の姿はありませんでした。LOS後は桐生市で430MHz、144MHzの続き。リクエストのあった50MHzにもトライしましたが、モビホでは無理だったようです。
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KCJトップバンドコンテスト結果

2021-04-05 11:53:27 | コンテスト
 2月に行われたKCJトップバンドコンテストの結果が発表されました。
 土曜夜、日曜夕方に青梅市に移動。シングルオペQRP部門で合計5時間ほど参加。申告スコアから若干減点され、最終スコア85×32=2,720点で26局中第9位。大幅に自己ベストを更新しながら上位の壁は厚かったですが、東京都第1位で入賞が
転がり込んできてラッキーでした。
 このコンテストでは一昨年の埼玉県第1位に続いての入賞。緊急事態宣言で移動地が都内に限られる厳しい条件の中で地元を制したのは大健闘と言えるでしょう。照合結果はUM(相手がコールサインをミスコピー)2件、NL(相手のログが提出されていない)3件。自分側が原因のミスが無かったのは幸い。コンテスト中2度にわたる白黒の車の来訪も入賞に箔をつけました。
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