JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

CQ誌バックナンバー

2009-10-02 19:48:55 | アマチュア無線
 先日仕事で巣鴨に行った際に、QSLカードを持ち込むためJARLに立ち寄りました。
 JARLに行ったときは少し時間があると資料室に立ち寄ってCQ誌のバックナンバーなどを読みます。自分の開局当時のものは当時の記憶が甦ってきて懐かしいですし、QRT中で購読していなかった頃のものを読んで見ると、アマチュア無線界が様変わりして自分が浦島太郎になっていく過程の一端が見えたりして面白いです。
 長いQRTから覚めて2001年に現住所にて活動再開しましたがそれもつかの間で、仕事のQRLもありアクティビティは徐々に下がり、2002年、2003年はたまにコンテストに冷やかし参加する程度で、年間運用日数はほんの数日。その後会社を辞めて開業したり、子供が生まれたりとか環境も大きく変わり、無線どころではなくなってしまい、2004年のNYPを最後に2006年1月に再開するまでの2年間は完全QRTでした。
 2001年の再開当時に感じたことはいろいろありました。昔は移動と言えばVHFの山岳移動と思っていましたが、7MHz、10MHzを中心としたHFの移動運用が盛んに行われるようになっていたことには驚きました。JCCナンバーを入れてCQを出し、599 BKの交信スタイルというのも昔とは違っていました。昔と比べて50MHzの過疎化が著しいのはショックでしたが、CWは50.070~090付近に出るものだと思っていたのが、SSBバンドの方でも移動局がCWでサービスしていたりして、バンドもすっかり様変わりしていました。インターフェア対策も昔は送信側にLPF、テレビにHPFいったノーマルモードの対策がが基本だったような気がしますが、コモンモードによる対策が一般化していました。ログにしてもパソコンの普及で、ハムログという便利なものが普及していました。そう考えてみるとアマチュア無線が大きく変わった時期に、自分はアマチュア無線から遠ざかっていたようです。
 さて今回手に取ったCQ誌は2003年のものです。HF移動運用の記事は特に興味深かったです。ギボシDPによるマルチバンド運用も当時から盛んだったようですし、AH-4による1.9MHz運用の試みなども紹介されていました。今読んでも参考になる記事が多かったです。当時のアクティブ局の中には既にHF移動はやり尽くして、現在はサテライトでも活躍されている方が多く見受けられます。私は2006年に再開し、FT-817で移動運用を始めてからはまだ2年半ほど。諸先輩方から何年も遅れて後追いしている感じですが、今はHF移動が楽しくて仕方ないですし、まだまだHF移動運用についていろいろと模索している段階でもあります。
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