JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

アース

2009-11-10 21:15:44 | 移動運用
 移動運用ではカウンターポイズは17m、26mの2本を使っています。たまたまその長さの電線があったというだけで、考えてその長さにしている訳ではありません。できるだけ太い線で、できるだけ本数も多くしたいところですが、設営の手間を考えると、こんなところかなと。RGFさんのように徒歩移動の場合は荷物の重量も押さえたいところですね。
 UFWさんのようにガードレールや鉄柵、また変わったところでは接地抵抗計の測定用補助棒を地面に刺して使ってみたことがあります。ATUのチューニングがとれないときに、アースの状態が変わってチューニングがとれることもあります。切り替えて比較してみたことはないので、実際に運用してみた感じからは、カウンターポイズとの差は分かりません。
 1.9MHzでは車体をアースにしてみたことはありませんが、UBLさんが実験しているように、アース板(アルミ製の天ぷらガード)で地面と容量結合させる方法も面白そうです。狭い場所での運用に使えそうです。ま、いろいろやってみて、うまく交信できればOKですね。hi

 ちなみに中波ラジオの送信アンテナのアースはラジアルアースです。約30cmの深さに120本(途中から分岐して240本)の銅線を放射状に、送信所の広い敷地一杯に埋設します。アマチュア無線ではとてもそんな真似はできませんね hi。機器用のアースはこれとは別に銅板を埋めた深掘り接地を使いますが、表皮効果のためアンテナのアース電流は地表近くを流れるので、ラジアルアースの銅線は意外と浅い所に埋設します。長波の135kHzともなると状況が変わって、大地の内部にも流れるので、地中電流による伝搬の可能性があるのでは、、、とJO2ASQ局のブログに書かれていました。
 強電に弱電、低周波に高周波、アースは全ての基準のなるものですが、どれも難しくて奥が深いもののようです。
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
天ぷらガード (JI1RGF)
2009-11-10 23:42:21
こんばんは。
確かに アースの張り方、本数でTunerでマッチングができないときがあります。

実は、天ぷらガードのアースは、昨年21と7Mhzにモービルホイップで出ていたときに使いました。
21Mhzは天ぷらガード1枚で問題なし。
7Mhzだと、2枚を繋げて使っていました。
思いのほか飛んでくれましたが、徒歩移動で天ぷらガードを持ち歩くのが大変なので諦めました。(今、天ぷらガードはベランダで風に揺られています)
JA1UKFさんが以前試していた自転車アースも試してみたいなと思います。
いろんなアースがありますね。
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Re: 天ぷらガード (JN1KWR)
2009-11-11 00:11:34
RGFさん、こんばんは。
アルミ箔とかはどうでしょうか。30cm×12m巻き1本くらいなら持って行けるかと。hi
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大地の導電率 (JN1PEI)
2009-11-11 00:31:47
アースをどう考へるかは難しいことですね。
話が少しそれますが、大地の導電率は10MHz辺りまで0.01S/mと良導体より9桁も電気は流れません。
それでも静電気的には電荷は移動できます。静電気が溜まることはありません。
接触面積を増やすと接触抵抗は下がりますからさういふ効果を高めるのがいいのかも知れませんね。
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アルミ箔 (JI1RGF)
2009-11-11 00:40:35
盛り上がってきましたね。
アルミ箔ではないですが、キッチン用品にアルミ箔が入っている敷物があります。70cmx120cmくらいの大きさでしょうか?
また、車のフロントグラスの内側に置く日よけシートもアルミが入っていると思います。 
この2つを真剣に悩んだことがありましたが、実験する前に釣竿アンテナ+Tunerになってしまいました。

今考えているのが、「カウンターポイズの先にアルミ板をつけて川または海に入れる」 です。 カウンターポイズ線を海に入れたことはありますが被覆があるので、実際は海水に触れていません。ならば、アルミ板をつけて・・・を考えています。Hi。
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Unknown (UBL/Ken)
2009-11-11 06:37:32
こんにちは。
私は車移動がメインなので天ぷらガード
愛用しています。7MHzで2枚~1.9MHz4枚ですが、殆ど2枚で済ませています。
今月のCQ誌にも紹介されています。
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Re: 大地の導電率 (JN1KWR)
2009-11-11 07:50:24
PEIさん
ガソリンスタンドの静電気除去板は結構インピーダンス高そうですね。ローリー用のアースは接地抵抗値の規定はないようですが、実際はD種(100オーム以下)で施工されるようです。
仕事で接地抵抗を測定しますが、地面に20cmくらい刺した測定用の補助棒はだいたい数100オームです。
もっともこれは直流的な値です。実際は分極のよる誤差をなくすため接地抵抗計は500Hzくらいで測定しているようですが、高周波になると変わってくるんでしょうね。
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アース板 (JN1KWR)
2009-11-11 07:55:00
RGFさん
私も真剣に悩んでいます。ホームセンター等でアース板に使えそうな物を探しています。hi
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CQ誌 (JN1KWR)
2009-11-11 08:00:56
UBLさん
CQ誌の記事拝見しました。効果ありそうですね。
設営の手間をかけずにそれなりの性能が出せるように、あれこれ方法を考えてみたいと思います。
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