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1月19日
CAS-4B:板橋区(常置場所) SSB 3局/CW 3局
1月7日のサテライトSSBデビュー以降、連日のようにせっせと稽古を重ね、幾分慣れてきたような気がします。近場の移動運用でもお馴染みさんの需要を満たしつつありますが、なぜか板橋区を逃す大御所サテライターがおられます。板橋区は自分の常置場所。長年にわたり自宅シャックにマイクが無い状態が続いており、サテライトはCWオンリーでしたが、ぜひとも名誉横綱にSSBの鬼門の板橋区をサービスしたくて、シャックのシステム変更を思い立ちました。
自宅の設備はHF~50MHzがIC-7000M、釣竿・AH-4。144~1200MHzがIC-911Dに3バンドGPです。IC-911のマイクがあれば簡単ですが、オプションなので購入しませんでした。マイクが付属のIC-7000Mをアップリンク用にする方法もありますが、アンテナ系の接続変更の必要があり手間が掛かります。多分マイクは箱の中にあるはずですが、倉庫の奥に入ってしまい取り出すのが億劫です。
小物の引き出しを探してみると、昔使っていたFT-736のものと思われるマイクが出てきました。コネクターは8ピンでIC-911と同じです。幸いFT-736の取説も残っていたのでピン配列を調べましたが、メーカーが違えば配列も異なるようです。周波数のアップダウンのコントロールは不要なのでカットして、マイクとPTTのみを繋ぎ替え。細かい作業には虫眼鏡が必要でしたが、震える手でどうにか半田付けも完了。
仕事の事務を済ませて、9:33からのCAS-4Bで自宅からのサテライトデビュー戦に挑みました。なかなかループがループが取れないうえ、ノイズもかなり高くてSSBは厳しそうです。浮き上がるタイミングを計ってSSBでCQ。コールはありましたが、ノイズに埋もれてコピーできません。結局最初のトライは撃沈でしたが、とりあえずマイクの動作確認はできました。
次便の11:13からのCAS-4Bで再度トライ。違法FMの被りがあったので、いつもの周波数から5kHzほどずらしてみましたが、今度はループも強力。これなら最初からSSBでも十分行けそうです。CQを出すと待ち構えていたように京都の名誉横綱からコール。五島市、九度山町も続きました。SSBであまり空振りを続けても喉に負担がかかるので、その後はCWに切り替え。お三方が裏/表で揃い踏みとなりました。