JN1KWRのブログ

モービルホイップでサテライト移動を楽しんでいます。

悲しい出来事

2010-05-24 22:46:24 | 移動運用
 昨日のさいたま市西区移動で悲しい出来事がありました。
 Eスポ大オープンに乗じて朝からログがどんどん進みます。そろそろ運用開始から2時間近くなり、最初に使った2.3Ahのバッテリーも電圧低下してきました。悲劇は11Ahのバッテリーの方に替えようとしたところで起こりました。ほんの一瞬でしたが電源コードのクリップを極性を逆に繋いでしまいました。いつもは「極性よし!」と指差呼称しながら接続するのですが、何を焦ったのでしょうか。とりあえずFT-817の方は無事だったことを確認し胸をなで下ろしましたが、一瞬でも電気的には十分長い時間だったのか、AH-4は動作しなくなりました。何度か電源を入れ直したり、修理の基本で本体を叩いたりしてみましたがダメです。(泣)
 折角の大オープンなのであまり運用を中断させたくありません。壊れてしまったものは仕方ないのでAH-4は撤収し、小型ATUのT-1で代用することにしました。写真はT-1に替えた後のものです(壊れたAH-4の写真は悲しすぎて撮れませんでした hi)。10分ほどで運用再開。AH-4に比べるとチューニングにやや時間のかかるバンドもありました。SWRの下がりきらないバンドもありましたが、FT-817のSWRバーメーター2~3個程度はAH-4でもあることです。もっと追い込むならマニュアルチューナーのMFJ-902の方が良いですが、移動運用ではそこまでする必要もありません。ハイバンドのオープン時等、コンディションに応じて頻繁にQSYを繰り返す場合はATUの方が快適(楽ちん)です。特に動作に問題なく、7MHzから50MHzまでQSYを繰り返しながら、11時前から17時までロングリリーフで頑張ってくれました。
 さて、本日は野暮用のため仕事は休みにしてありました。昼前に外出から戻り、IC-7000Mに繋いで早速AH-4のチェックです。やっぱり動作しません(号泣)。久しぶりにケースを開けてみましたが内部は綺麗です。アンテナ端子のビスが緩んで時々締め直しているうちに、基板とアンテナ端子を繋ぐワイヤーの圧着端子がビスから外れ掛かっていました。接触はしているので、これが原因ではありません。目視で確認した限りこれといった外傷も見あたらず、自分の手には負えないことが分かりました。
 このAH-4を購入したのは2001年でした。自宅ベランダに設置して使っていましたが、2006年5月に故障(一旦チューニング完了しても、次に送信するとチューニングが外れてしまう)しました。東京コンテストが翌日に控えており、急遽秋葉原に行って新しいAH-4を購入してベランダに設置。その後故障品を修理に出しました。FT-817で移動運用を始めたのは翌年でしたが、修理が完了したAH-4の新たな使い道ができました。VCHアンテナやモービルホイップ、LWでもたまにT-1やMFJ-902を使うことはありましたが、交信数の7割程度はAH-4によるものです。いたわりながら3年間酷使してきましたが、不注意で一瞬にして昇天させてしまったのは何とも情けないです。
 今週末のWPX CWは自宅からの参加ですし、T-1とMFJ-902があれば当面の移動運用にも支障はありません。4年ぶり2回目の修理出しをすることにしました。メーカーが言うには、状況によっては修理費用がかさむかもしれませんとのこと。当然でしょう。取り急ぎ現品を発送して修理見積をしてもらいます。ダメージが少ないことを祈るばかりです。
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第1回QRP Sprintコンテスト

2010-05-24 17:23:01 | コンテスト
 第1回QRP Sprintコンテストに、さいたま市西区からオールバンドQRPで参加しました。
 QRPといっても普段の移動運用の設備です。移動用のリグはFT-817しかありません。アンテナもこの時期の標準システムでもある、8mくらいの一本竿LWにATUです。
 朝は開始10分前には設営が終わりました。Eスポも出てハイバンドはにぎやかです。50MHzでは6エリアも入感しています。9時のスタートは50MHz。45県、07県もとれて期待が高まりましたが、コンディションが良い割に参加局はほとんどなし。28MHzで38県がとれましたが後が続かず、10分も持たずに相手がいなくなりました。できるだけコンテストを楽しむつもりでしたが、沖縄から稚内まで日本全国が真っ赤に染まるほどの大オープンを無駄にするのも勿体ないので、早々にハイバンドでのWAKUサービスに切り替えました。合間にコンテスト参加局を見つけることにしましたが、結局21MHzも28MHzも同じ38県、45県の局のみ。午前の部は何とも寂しい結果に終わりました。
 午後も引き続きハイバンドがオープンしていたので、コンテストの方は15時を少し回ってから再開しました。14MHzをワッチすると多少参加局が聞こえます。CQも出してみましたが数局から呼ばれました。15:30過ぎから7MHzにQSY。こちらは結構賑わっていました。数局呼んだ後、しばらくCQをランニングしてみましたが、いつもの移動運用のときと同じような感じで呼ばれ40分ほどで30局。14MHzに戻るとJN1BBOさんがCQを出していました。数局上積みしてコンテストはここまで。3.5MHzも少しだけでも出てみたかったですが、朝からの運用でバッテリーも電圧がかなり下がってきました。最後に10MHz、18MHzで韓国の局と交信して17:00にCLしました。

 結果は次の通り
  7MHz:30, 78,19
 14MHz:13, 29,12
 21MHz: 2, 4, 2
 28MHz: 2, 4, 2
 50MHz: 4, 8, 4
 TOTAL:51,123,39=4797

 51交信中QRPpの局は5局。いずれもしっかりした信号でした。午前中は参加局が少なかったのは残念でしたが(WAKUサービスにうつつを抜かして、あまりワッチできなかったせいもありますが)、14MHz、7MHzは短時間ながら楽しめました。QRP同士でも結構交信できるものです。移動はもちろん、自宅からもコンテストはQRPで参加することが多いので、今後が楽しみなコンテストです。欲を言えば、電信部門があるともう少し頑張ってみる気になるのですが、、、。hi
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