JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

IK1ZYW External Keypad for FT-817 の製作

2009-05-10 | AVR
CQ誌5月号に「英国Bhi社のRadio Mate使用記」が掲載されていました。
FT-817などのトランシーバにはテンキーが付いていないので、周波数をダイレクトに設定することができません。
そこでPC接続用のCAT運用用のアクセサリ端子を使って、PC無しで周波数の設定などができるものです。

結構いいお値段ですし、TTLレベルのシリアル通信なので、PICやAVRで簡単に作れそうです。
同じことを考える方はいるはずなので、検索したところ、イタリアのIK1ZYWさんが「External Keypad for FT-817(ND)」プロジェクトとして、ハード、ソフト、マニュアルを公開されていました。
周波数設定、モード設定、A/B切替、パワー設定、メーター設定、プリセット周波数のクイック設定などができます。
すばらしいプロジェクトに感謝します。

YouTubeに動画がありました。
アルプスでの移動運用の関連動画がありました。うらやましい限りですね。

使用しているマイコンはAVRのATTINY2313で、手持ちがあったので、早速作ってみることにしました。
回路は簡単で、5Vのレギュレータ、クロック用の水晶、4x4マトリクスのキーパッドと、キー操作を示すLEDだけです。
キーパッドは配線が同じなら電卓などのキーパッドが使えそうですが、表示の変更などが面倒なので、タクトキーを16個並べました。
FT-817との接続は8ピンミニDINコネクタですが、ジャンクのケーブルがあったので、これを利用しました。

できたキーパッドです。今回はケースも自作しました。


中身です。


AVR部分のUPです。


ケーブルがちょっと太いですがコンパクトに仕上がりました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (JL1KRA)
2009-05-10 19:35:01
AVRチップとXTALのおすそ分けに預かりありがとうございました。ぜひ作ってみたいと思います。
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是非作ってみてください (WKN)
2009-05-10 20:01:40
相模で買ったケーブルは全結線だったので、
ケーブル直に変更しました。
コネクタがなくなったのですっきりしました。

デスクトップ用に2号機を作っています。
やっと16個のSWを半田付けしたところです。
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