JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

ラヂヲの製作 その2

2008-10-10 | 真空管
バリコンを取り付けRF周りの回路を実装しました。
バリコンは親子で290pF+150PFなので、並列にしました。
レトロなツマミを付けてみました。
再生用のバリコンはまだ取り付けていません。



回路は「ブレッドボードラジオ」さんの「6AN8単球ラジオ」を参考にさせていただきました。
今日の作業はここまでにします。

インダクタンスの測定

2008-10-07 | 測定器
インダクタンスを測定する方法はいろいろあります。

1)LC発振回路で発振させて周波数とCからLを求める
 このブログの最初の方でやっていた方法です。
 Qが大きいコイルに適しています。100uH以下くらいです。

2)LCメーターで測定する
 手っ取り早い方法です。最近はもっぱらLCメーターに頼ってます。

3)低周波~高周波発振機の出力をLCの直列共振回路に加えて共振周波数からLを求める。
 100uH以上の比較的大きなインダクタンスに適しています。
 Qが小さくてもなんとかなります。

というわけで、LCメーターを作る前に使用していた方法で測定してみることにしました。
対象はデータ不明のIFTです。15mm角と大きいので真空管セットに使えそうです。

測定回路です。
ACにファンクションジェネレータの出力を入れて、オシロでピークを測定します。
いろいろなコイルに対応できるように複数のCを切り替えて使います。


測定しているところです。


オシロの波形です。共振すると電圧が急に高くなるのがわかります。


ファンクションジェネレータの表示では共振周波数は234.5kHzでした。
Cは470pFなので、計算するとLは980uHでした。


LCメーターで測定したところです。
1003uHでどちらが正しいかわかりませんが、いい感じです。
やはりLCメーターの方が簡単ですね。


そもそも真空管ラジオ用のコイルを作って測定するためにインダクタンスメーターを作ったような気がします。
ジャンク箱を探したら当時作ったコイルが出てきました。
測定したところ230uHで360pFのバリコン用の設計のようです。
今度はジャンク箱からバリコンを探さないといけませんね。

12AT7 6m AM トランシーバの製作

2008-10-05 | 無線機
実験基板での送信部の実験が終わったので、トランシーバとしてまとめてみました。

回路図はこちらです。

3A5トランシーバの回路を参考にしています。
送信は水晶発振、受信はLC発振の超再生です。
マイクはカーボンマイクと1:20のトランスが見当たらなかったのでコンデンサマイクにしました。
変調が浅かったので、トランジスタ1石のアンプを追加しましたが、もう少しゲインが欲しいところです。
電源は12VのバッテリーからDC-DCコンバーターで200Vを作っています。

100円ショップで買ったクッキー型入れケースに組み込みました。
サイズは125mmx85mmです。


中身です。
左下の黒いのがDC-DCコンバーター(TDK製CP-3019)です。
200V8mAとのことです。
送受信切替SW周りが細々しているので、配線が大変でした。