JJ1WKN Log

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ACアダプタの分解

2008-10-26 | 真空管
ジャンク箱の中には、使用機器が不明なACアダプタが沢山あります。
真空管セット用のヒータートランスや出力トランスに使用できそうなトランスが入っているかもしれませんので、分解してみることにしました。

ACアダプタの殆どは頑丈に接着されていますので、分解は大変です。
基板の切断に使うPカッターや鋸で外周の3辺をを削っていって、穴が開いたらマイナスドライバを使ってこじ開けます。

分解したACアダプタです。
定格は7.3V 250mAです。出力トランスに使うのなら、巻き数比の関係から電圧の低い物が有利です。
両波整流用に中間タップが付いているものは巻き数比が倍になりますのでラッキーです。
このACアダプタはブリッジ整流+コンデンサでACアダプタとしては一般的な回路です。
中間タップは出ていないので、ヒータートランス用です。
適当な負荷を接続して6.3Vくらいになるといいのですが。


こうやって集めたトランスです。
発振器で1kHzくらいの信号を加えて、波形をオシロで読み取れば巻き数比が分かります。
測定したトランスには巻き数比とAC100Vをかけたときの無負荷の電圧を記入したラベルを貼っておきます。

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