1.5Vのアルカリ乾電池1本で電波はどこまで飛ぶでしょうか?
CQ Ham Radio 2007/2の付録に1.5Vで動作する50MHzAMトランシーバの記事がありました。
先日作った電鍵のデモ用発振器として、7MHzのQRPp送信機を作ってみようと思います。
受信機は短波ラジオで間に合わせますが、時間があったらAFアンプを追加してDC受信機にしたいと思います。
アイボールQSO時に10mくらい離れて交信することも考慮して、免許申請できる構成にします。
5MHzの水晶とFCZ5コイルを使用して、ピアスCBで実験してみました。
いい加減な空中配線ですが、1.5Vで発振しました。
千石の地下で買った7MHzの水晶とFCZ7コイルでテストしましたが、7.27MHzで発振しました。
ピアスCBにはこの水晶は合わないようなので、無調整発振回路に変更したら7MHzで発振しました。
回路図です。
無調整水晶発振回路にバッファアンプを接続しただけです。
キーイングは免許申請できるようにバッファアンプ段で行います。
Trはおなじみの2SC1815です。
LPFは省略しましたが、基板にスペースがあれば追加したいところです。
LPF無しにすれば、高調波で他のバンドでも交信できそうですが。
今回は、穴あき基板でできるだけ小さく作ります。
穴あき基板用にレイアウトも作成しました。4x10穴に押し込みました。
この回路でFCZ基板に仮組してテストしたところ、動作しました。
オシロで波高を測定したところ、OSCのみで0.16V、終段で1.16Vと増幅しているようです。
消費電力は1.61Vx1.32mA=1.53mWでした。
組み込む予定のケースです。
100円ショップで買ったLEDイルミネーションの電池ケースです。
1.5V単3のスペースに回路を組み込みます。
この前私も10.14MHzの水晶で作ってみましたが
免許がないのに気がつきました。(笑)
でも7MHzならいいですね。
3.5は3.579の水晶なのでオフバンド。
14は14.318の水晶ですが免許がない。
9Vで15dBmまで出ました。
7MのLなしVXOだと高い方にシフトするので、手ごろです。
PIXIE用の缶も100円ショップで集めてあったりしますが、出番待ちです。