JJ1WKN Log

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Tanukinoデータ通信インターフェース内蔵 F2A形式メモリーキーヤーの製作

2018-06-03 | Tanukino
FMでのローカルラグチュー時にCWの練習でもしようと思いF2A形式のメモリーキーヤーを作りました。

サイドトーンのマイク入力の他にPTTの制御も必要なので、データ通信用インターフェースと共用ができそうです。

データ通信用インターフェースのPTT制御はUSBシリアル変換モジュールのDTRを使用するので、USBシリアル変換モジュールを常設することにしました。
ついでにRTSを使用してCW送受信ソフト用にKey制御もサポートすることにしました。
CW送受信ソフト、データ通信ソフト、メモリーキーヤーとトランシーバーの入出力を整理して図1に示します。



回路図です。


メモリーは4CHとして、USBシリアル変換モジュールを常設なのでプログラム中で電文を書き換えるようにしました。
文末のピリオドは終端文字ですが、送信可能な文字と重なっているので、後日変更します。
電源投入時にパドルを押すとビーコンモードに入り、10秒おきに電文4を送出するようにしました。

const char msg1[] PROGMEM = "cq cq cq de jj1wkn jj1wkn jj1wkn k.";
const char msg2[] PROGMEM = "cq test jj1wkn jj1wkn k.";
const char msg3[] PROGMEM = "ur 599 5nn [bk].";
const char msg4[] PROGMEM = "vvv vvv vvv.";

データ通信用インターフェースの音量調整とスピード調整は変更する頻度が少ないので、基板上の半固定抵抗としました。
USBシリアル変換モジュールのDTR/RTS信号はキーダウン/PTT ONでLOW出力なので、PNPトランジスタでドライブし、メモリーキーヤーと共用なので、ダイオードで分離しました。
トランシーバーは固定機を対象としますが、ハンディ機でも使用できるようにアダプタを作りました。

できた基板です。既存のデータ通信インターフェースケースに入れました。


コネクタはスペースを取るので、ピンソケットで接続するようにしました。
コンデンサが生えているのが、ハンディ機用の中継コネクタです。
下側はPCとの接続コネクタです。









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