JJ1WKN Log

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50MHz AM ロールコールトランシーバの製作 その1

2010-09-12 | 無線機
昨年のハムフェアで入手した水晶セットが出てきたので、50MHz AMトランシーバを作ってみることにしました。
JR3KQFさんが企画された水晶セットで、ロールコールCHの50.550と50.600の2CH構成で、455kHz離れた受信用の水晶もあります。

トグルSWに取り付けた水晶です。


トランシーバの構成ですが、送信部は2SC1815GRでオーバートーンの水晶を発振させて、終段の2SC1815GRで50mWを得ます。
変調はLM386+ST-32のトランス変調です。
受信部は2SK241GRでRF増幅し、2SC1815GRで受信用の水晶を発振させ、LA-1600で周波数変換、455kHzのIF増幅、検波、LM366のAFアンプの構成です。

回路図など、詳細は こちら をご参照ください。

7Kコイルを巻きました。
ジャンクのコイルボビンを利用するのですが、丁度良いものがありません。
そこで、2種類のコイルを合体させました。
中央のコイル(中身は左)のシールドケースを利用して、コイルは右のコアを巻き直しました。
この組み合わせだと、シールドケースのサイズがわずかに小さいので、コイルボビンの4辺を鑢で少し削ってあげる必要があります。
FCZコイルのようにツボコアはありません。


巻きなおしたコイルです。
いつもは横着をして中間タップは省略しているのですが、今回は回路図に忠実に実装してみよう、ということでFCZコイルと同じバイファイラ巻きにしてみました。
バイファイラ巻きの巻き方は JM7GWLさんの10Kコイルの巻き方 を参考にさせて頂きました。
ツボコアが無いので、FCZコイルより巻き数が多くなりました。
同調コイルはバイファイラで6回巻き、リンクコイルは3回巻きとしました。


コイルが出来たので、早速発振回路を組んでみました。
JR3KQFさんは押しピンランド工法ですが、今回は空中配線+NoLand工法でいくことにしました。
変調はまだ掛けていませんが、電源は9Vで50mWでした。

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