その3です。
いつもながらVXOは手ごわいのですが、調整の結果、可変範囲を拡大できました。
調整内容は、
(1)VXO用のインダクタに抵抗をパラに接続する。
10kΩを接続したところ発振停止したので、47kΩにしました。
下限周辺での安定性が増したようです。
(2)水晶にコンデンサをパラに接続する。
2pFを接続しました。
下限の可変範囲が広がり、小さなインダクタで下限を下げることができました。
VXO用のインダクタンスは小さい方が安定して動作しますので、可変範囲を広げつつ、インダクタを小さくできました。
また、上限はインダクタンスが大きいほど元の周波数より下がりますので、上限を上げる方向にも寄与します。
(3)水晶を15.320MHzに変更
安定して下限を伸ばすことができるようになったのですが、上限は微増しかしないので、水晶を変更することにしました。
PLLから出るVCOの制御電圧は0-5Vは期待できないので、余裕を見て1-4Vと想定し、この範囲で希望する周波数に入るようにVXO用のインダクタンスを調整します。
回路図です。水晶が変更前の値です。
可変範囲はNCOの設定周波数を変更し、欲張って50.0-50.5MHzとしましたが、安定して動作しました。
VXOは動かすのが大変で、LC発振のVCOは動かないようにするのが大変で甲乙つけがたいのですね。
汎用のPLLICで安価にPLL制御できるようになったので、VCOのテストもしようかと思います。
いつもながらVXOは手ごわいのですが、調整の結果、可変範囲を拡大できました。
調整内容は、
(1)VXO用のインダクタに抵抗をパラに接続する。
10kΩを接続したところ発振停止したので、47kΩにしました。
下限周辺での安定性が増したようです。
(2)水晶にコンデンサをパラに接続する。
2pFを接続しました。
下限の可変範囲が広がり、小さなインダクタで下限を下げることができました。
VXO用のインダクタンスは小さい方が安定して動作しますので、可変範囲を広げつつ、インダクタを小さくできました。
また、上限はインダクタンスが大きいほど元の周波数より下がりますので、上限を上げる方向にも寄与します。
(3)水晶を15.320MHzに変更
安定して下限を伸ばすことができるようになったのですが、上限は微増しかしないので、水晶を変更することにしました。
PLLから出るVCOの制御電圧は0-5Vは期待できないので、余裕を見て1-4Vと想定し、この範囲で希望する周波数に入るようにVXO用のインダクタンスを調整します。
回路図です。水晶が変更前の値です。
可変範囲はNCOの設定周波数を変更し、欲張って50.0-50.5MHzとしましたが、安定して動作しました。
VXOは動かすのが大変で、LC発振のVCOは動かないようにするのが大変で甲乙つけがたいのですね。
汎用のPLLICで安価にPLL制御できるようになったので、VCOのテストもしようかと思います。