年月に関守なし…… 

古稀を過ぎると年月の流れが速まり、人生の終焉にむかう。

裸の冬木

2007-02-16 | フォトエッセイ&短歌
北からの空ッ風に立ち向かって梢をヒューヒューと打ち鳴らす裸の冬木、厳しい冬を堪え忍んで春をジッと待つ。そんな詩になるような街路樹のスィティエイションではない。


バレンタインデーを迎えたこの時期になっても「冬将軍」の突撃命令が出ないのか♪北風勘太郎♪はやってくる気配はない。チョコレートはいらんのか……
 <バレンタインデー始末記:幼稚園の「チョコ禁止令」で園児がガッカリしているという話を聞いた。たわいない子供たちの遊びに、無粋な!「禁止令」はなかろうと思ったら然に非ず。女の子も男の子も朝から落ち着かず不穏な空気なんだと。愛の告白だぜ、ガキどもが!保育士さん曰く「落ち着かないという事もそうだけど、私たちには1個と5個とかの絶対的格差について説明の言葉がなく、お手上げです。解決策は絶対禁止令です>。ワカルナ~

   
「冬将軍」の気勢を制したのは「春将軍」である。緩やかな冬型の気圧配置の間隙をぬうように、東シナ海から移動してくる低気圧に向かって温かい南風が吹き込むのである。気象庁では、「春一番」であると発表した。冬から春へ移り変わる時季に来ている。
それにしても遂に葉を散らす事もなく越冬してしまった、枯葉や木の実が春一番の南風に揺れている。冬眠しない熊、産卵を始めてしまった蛙ドウナルノカ?