中央通り・・・一日市から
今も昔も一日市通りは商業を主とする遠野経済のメインストリートと認識しておりますが、近年、松崎町のバイパス沿いが急発展を遂げ、人の流れも物流も、そして経済そのものもそちらへ大きく移りつつある現状でもある。
少し寂れた一日市ですが、金融分野では、まだまだ健在といった雰囲気で、この通りから金融関連が消えれば、それこそ街に車も人も居なくなるという場面が想定されます。
○遠野銀行の破綻・・・明治40年2月20日付 遠野新聞
かつて、陸の穀物と海産物の集散地として栄えた遠野の経済は、交通機関の発達によりまさに黄昏の感がある。
遠野商業の代表は呉服商と雑貨商が中心であるが、その多くは盛岡、岩谷堂、花巻等の地方問屋からの仕入であり、東京、大阪からの直接仕入はほんの僅かである。
製造業も含めて製品の売り渡しも含めて中間業者の利益は膨大で遠野の営業者の利益は微々たるもので、このような状態で地方経済の発展を図ろうとすることは、木に登って魚を捕ろうとするようなもので、その原因は遠野に銀行等の金融機関がないからである。・・・・・伊能嘉矩は、銀行開設が急務であったと論評しておりますが、結論からいえば遠野経済発展を願って設立された遠野銀行は3年で破たん、銀行経営に携わった人間達は互いに責任のなすり合いとなり法廷闘争まで発展、しかし経済が麻痺状態となっている現実をみれば、そんな争いをしている場合ではなく、残った資金を再結集して新たなる地方銀行の開設が急務であると結んでいる。
・遠野銀行と銀行進出
明治30年設立、資本金5万円(現代貨幣価値に置き換えると、何を基準にするか、その年代も加味されて一概には言えないと思いますが、当時の5万円は現代感覚で5億~10億円)
遠野銀行は個人金融業者の不良貸付の肩代わり、巨額な不良貸付を行ったために、瞬く間に資金が枯渇して休業状態になり、明治33年破たん、翌34年解散。
その後、盛岡銀行遠野支店、岩手銀行遠野支店が相次いで開業したが、昭和6年の銀行パニックで全て破たん、遠野経済には、なかなか厳しい時代だったようでもあります。
ネネ・・・・今日も昼寝姿・・・汗
今も昔も一日市通りは商業を主とする遠野経済のメインストリートと認識しておりますが、近年、松崎町のバイパス沿いが急発展を遂げ、人の流れも物流も、そして経済そのものもそちらへ大きく移りつつある現状でもある。
少し寂れた一日市ですが、金融分野では、まだまだ健在といった雰囲気で、この通りから金融関連が消えれば、それこそ街に車も人も居なくなるという場面が想定されます。
○遠野銀行の破綻・・・明治40年2月20日付 遠野新聞
かつて、陸の穀物と海産物の集散地として栄えた遠野の経済は、交通機関の発達によりまさに黄昏の感がある。
遠野商業の代表は呉服商と雑貨商が中心であるが、その多くは盛岡、岩谷堂、花巻等の地方問屋からの仕入であり、東京、大阪からの直接仕入はほんの僅かである。
製造業も含めて製品の売り渡しも含めて中間業者の利益は膨大で遠野の営業者の利益は微々たるもので、このような状態で地方経済の発展を図ろうとすることは、木に登って魚を捕ろうとするようなもので、その原因は遠野に銀行等の金融機関がないからである。・・・・・伊能嘉矩は、銀行開設が急務であったと論評しておりますが、結論からいえば遠野経済発展を願って設立された遠野銀行は3年で破たん、銀行経営に携わった人間達は互いに責任のなすり合いとなり法廷闘争まで発展、しかし経済が麻痺状態となっている現実をみれば、そんな争いをしている場合ではなく、残った資金を再結集して新たなる地方銀行の開設が急務であると結んでいる。
・遠野銀行と銀行進出
明治30年設立、資本金5万円(現代貨幣価値に置き換えると、何を基準にするか、その年代も加味されて一概には言えないと思いますが、当時の5万円は現代感覚で5億~10億円)
遠野銀行は個人金融業者の不良貸付の肩代わり、巨額な不良貸付を行ったために、瞬く間に資金が枯渇して休業状態になり、明治33年破たん、翌34年解散。
その後、盛岡銀行遠野支店、岩手銀行遠野支店が相次いで開業したが、昭和6年の銀行パニックで全て破たん、遠野経済には、なかなか厳しい時代だったようでもあります。
ネネ・・・・今日も昼寝姿・・・汗
で、見事にシンクロですなぁー(^^ゞ
記事の内容は・・・・・雲泥の差ですが(+_+;
大企業でさえ大赤字、リストラの昨今、我々のような所は破綻寸前の状況です・・www
誰も助けてくれません(涙
今時の銀行さんはお国が血税を使って助けてくれます。小市民にも助け船がほすいものです。
カメラを向けた先の通りに白龍号が路上駐車している場面を見ておりました。
まさかと思いつつも、やはりシンクロでしたね・・・笑
100年に一度といわれる大不況、日本を代表する大企業が揺れ動く昨今、末端に暮らす人々にはまさにモロに・・・という場面ですが、小生の立場からはなんともいえませんが、やはり個人消費の低迷、まだマシと思われる小生のような立場でも厳しい現実でもあります。