経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

戦略の共有

2011年08月27日 | Weblog
大願、戦略は、単に個人的欲求を果たす、
ということでは、その望み、戦略に他の多くの人たちを
同調させることはできない。


家康だけではなく、戦略を知るものは、
その個人的戦略を、他の人が共有できるものに転嫁している。

さらに言えば、共有とは、こちらの戦略を共有、
といった側面で語られるのが一般的だが、
これこそ片面思考である。


それはそうだろう。

組織を構成する各人にしてみたら、戦略の共有と言うが、
俺個人の戦略は、いったいどうしてくれる、といった疑義が
起きるのは当然である。

この疑義が存在する限り、共有、統一は
危うさが残る、といって良い。

ここである。
ここに真の戦略共有の要諦がある。
この点を避けて、戦略の共有は存在しえないのである。


家康に限らず、個人的大望、戦略を、
可能な限り多くの人たちが共有できるものに持って行く。
これが組織拡大の命題になる。

可能な限り多くの人たちが共有できるものに持って行く
これが第一である。

加えて、それは可能な限り多くの人たち各人の個々の戦略を
内包、組み込まれていなければならない。これが第二だ。


多くの「戦略の共有」には、この第二の側面が、はなから欠損、
考慮されていないのである。


錯覚してはならない。

組織力は、雇用数が多いこと、店舗数が多いこと、
資本金が多いこと、といったこととは次元が異なることだ。


戦略を共有しあっている人の数の大きさが、
真の組織の大きさであり、強さである。

ここで「戦略を共有しあう」とは、
全体の戦略と個々の戦略が統合、融合されている、
という意味あり、単に合算されたものではないということ。
念押ししておきたい。

本稿の総括。以下の3点。

1に、人に勝ちを譲ってそれを戦術化することで戦略の実現を図る。
2に、戦略は共有された員数で組織力となる。
3に、できるだけ多くの人に共有できる大望、戦略を掲げること。(了)


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