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長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

従軍慰安婦問題の論点整理と橋下・西村発言に関するコメント

2013-05-28 10:48:22 | 韓国外交
長尾たかしのビデオレターです。

従軍慰安婦問題の論点整理と、橋下市長、西村衆議院議員の発言についてもコメントさせて頂いています。
http://www.youtube.com/watch?v=Ep7vAjZAoys
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「民主離党→無所属→自民公認」今だから記せるお話

2013-05-23 09:58:15 | 政治信条
ここ数週間、長尾たかしの主張はよくわかった。しかし、何故民主党だったのか?何故あのときだったのか?何故、自民党だったのか?というご質問をたくさん頂いています。過去にも記した事はありますが、自民党にお世話になる経緯も少々触れながらあらためて記したいと思います。
※こちらの動画もあわせて御覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=GrwjU35MNyc&list=PLHJzNdH_h49qZkGipC3e_UucBPbiRfSjX&index=13

戦後与党は、吉田ドクトリンを踏襲し、防衛は二の次、それが国を売る行為に繋がろうとも経済最優先という時代でした。確かに戦後の泥沼から日本を世界第二位の経済大国にまで押し上げたのは、自民党でした。しかし、そんな自民党政権が1985年のプラザ合意で国益を損なう突然の人為的な「円」の操作を何故許すのか?日米構造協議により経済という側面で何故米国に国を切り売りするのか?非常に疑問でした。また、自民党の綱領には憲法改正が最重点課題として掲げられているのに、戦後一貫して憲法改正を一向にしようという気配がない。北方領土を取られ、竹島の実行支配を許し、従軍慰安婦問題での河野談話など、疑問ばかりでした。

私の専門分野は「社会保障」ですが、「安全保障」も両輪で考えていかなければならないという概念が民主党には確実に存在していました。また、まだまだ若い政党なので、社会保障と安全保障を両輪に、憲法改正も可能な環境、自分が当事者となって保守系議員の皆さんと一緒に汗をかこうと思い、民主党で活動を開始したのでした。

これが、10年経過して「間違いだった」いう判断になるのです。

民主党支部長として地元活動を開始して早々、自治労・日教組・解放同盟という団体と軋轢が生じました。外国人地方参政権・人権擁護法案には反対、戦後自虐史観を生徒に植付けた日教組活動は理解出来ない等、ホームページで主張していたことが、団体に知れ渡ったからです。その後も主義主張を変える事なく、結果これ等団体からは選挙戦の支援を頂かないという方向性が暗黙の了解の中で出来上がりました。「何であんな奴が民主党にきたんだ」というお声も間違いなくあったと思います。ただ、組織としては決裂関係でしたが、意外な事にそれら組織の方々でも個人としては長尾たかしに共感してくださる方々もいらっしゃり、応援をしてくださったという事も記したいのです。必ずしも組織として一枚岩ではなかったという事です。そんな私の立ち振る舞いを党内で批判する風潮もありませんでしたので、のびのびと周辺にご迷惑をおかけしながら活動し、衆議院議員に初当選させて頂きました。

民主党の変節は、平成22年の尖閣諸島中国漁船衝突事件の前後からだったと理解しています。

保守系と、中国への過渡な配慮を主張する勢力との間で、「冷たい戦争」状態が始まったのだと思います。そして、民主党分裂の引き金は意外にも安全保障問題ではなく、社会保障と税の一体改革議論とTPP問題が引き金でした。因に私の立ち位置は、デフレ下における増税には反対、附則18条(景気回復を前提とする引き上げ)を入れる事でギリギリ賛成、TPPはルールを作る側に立てないのなら参加には反対というものでしたし、この主張は今も一貫しています。

この2つのテーマを巡る攻防の中で、我々の側の勢力が圧倒的に多数であるという現実があったことを特に強く主張したいと思います。

しかし、増税については財務省、TPPについては外務省・経産省の言いなりの推進派は、議論の最終局面においては議員が集まらぬような時間帯での開催、その場凌ぎに終始する会議運営等、あらゆる工作に出たのです。議論平行線の中で増税議論については、附則18条により与野党通じて賛成の方向性で、私もこれは賛成しました。しかし、収まらないのは附則18条があったとしてもやはり反対するという勢力、彼等が「国民の生活が第一」を組織する事になる訳ですが、「振上げた拳をおさめる場」てもらう場を設けようという動きがありました。実はその間を取り持っていたのが私でした。「両院議員総会で多数決を取り賛成多数であれば我々も党の決定には従う、武士としての逃げ道が欲しい」という彼等の主張を受け入れ分裂は防ぎたかったのです。

しかし、党執行部は彼等に逃げ道となる場所すら作らず、「出て行きたい連中は出て行けばいい」という姿勢を貫きました。

政権与党としての奢りが出たのでしょう。意見の合わない勢力は排除するという奢りの中で私も唇を噛み締める毎日でした。そして、私が領土議連事務局長として尖閣諸島洋上視察へ参加した事は党内に妙な空気を作ったようでした。「国民の生活が第一」に合流した議員の多くは、憲法改正に積極的、人権擁護法案にも慎重の議員が多かったのですが、彼等が離党した後は、もはや私としては多勢に無勢。

そして、いよいよ足元が追いつめられていた時にある自民党議員の方からご連絡を頂き、10月1日に大阪某所で非公式にお目にかかりました。安倍総理からは自民党が野党時代、折に触れて超党派で海外出張等もご一緒する等、厚くご指導を頂いていましたし、社会党から自民党入りした同じ選挙区の議員が自民党を離党したので、自民党席が空いていたのです。世間様から見れば、「よかったじゃないか、良いタイミングで」という感じかもしれませんが、地元自民党としては過去3回相見えた相手。収まりがつく筈もありません。

実は日本維新の会が誕生する以前から、「我々と合流しないか」とお声をかけて頂いた事も事実です。松野議員ともお目にかかったり、特に松浪議員、石関議員は国家観歴史観が共有出来る先輩議員として行動を共にしていましたので、気に掛けて頂いていました。しかし、「大阪14 区を離れて欲しい」というのが条件でした。条件というか、私から合流したいというお話をした事はありません。あくまでも、先方からのお誘いの中の条件です。

そんな話しは飲めません。絶対に飲めません。

「議員バッチを取るか?厳しい選挙をとるか?」とまで突きつけられましたが、大阪14区を捨てる事は出来ませんでしたし、まだ日本維新の会の形が見えていない頃で、国家観歴史観に関して不安がありましたので、最終的にお断りをしました。

秘密裏に自民党執行部の方々とたくさんの相談を致した結果、私が離党し、公募に応募をするという形が一番自然な流れなのではないかと判断しました。そして、党本部において、無所属・自民党推薦、比例当選という退路を断って挑戦する事に決定しました。

離党が遅かったのではないか、公認だったら何とかなっていたのではないかというお話を今でも頂きますが、あのタイミング以上のものは考えられなかったと確信しています。09選挙で「長尾たかしは知らなくとも民主党だから投票した」という方々への責任の果たし方も考えました。解散の声を聞くまでは民主党議員でいるべきだと判断しました。たとえそれが選挙戦に良い結果をもたらさないとしても、そう判断しました。

それが筋のとおし方だと判断しました。

その頃、長尾たかしバッシングが全国に轟いた事は皆様ご承知のとおりです。

無所属にも関わらず、安倍政権で閣僚になられた下村大臣、古屋大臣ほか、衛藤晟一現総理補佐官、城内実外務大臣政務官、山谷えり子内閣部門長、そして安倍総理からの指示という事で櫻井よし子先生にも応援にも駆けつけて頂きました。そして、12月13日近鉄八尾駅前においての安倍総理の応援演説中、「今ここで、長尾たかし君を公認と決定します」というサプライズ公認があったのです。全く事前には知らされていなかった事を繰り返し申し上げたいと思います。本当に何も知らされていませんでした。

自民党が大勝する中での大阪は惨敗。すべて、ゼロベースで国政復帰に向けてスタートを切ってようやく半年。大海に自ら漂い、安倍総理に拾って頂いたこと、追加公認という舞台を頂いた事。落選し議員職は許されなかったものの、次に繋がるチャンスを与党の一員として頂いた事。心が折れたり、弱音を吐いたりする事もなく、活動に取り組んでいます。

今後とも厳しくお見守り下さい。頑張ります。
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「日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム」開催のご案内です。

2013-05-22 15:31:13 | 活動
世界ウイグル会議 ラビア・カーディル総裁 来日 
「日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム」を開催します。

ジャーナリスト有本香女史等と共に企画し、ようやく段取りが整いました。まずは、HPのご紹介です。随時皆様にもいろいろなお声がけ、ご協力のお願い等させて頂く予定です。

http://outboun3.wix.com/jusf#!message/cfvg


我々は何を守り何と戦うのか?
他人事ではない、自分自身の足元の事です。


以下、公式サイト
http://outboun3.wix.com/jusf#!message/cfvg

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日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム
IN 東京・札幌・大阪・名古屋・那覇

2013 年 6 月 21 日(金)~ 29 日(土)

ウイグル人の身に何が起きているのか?を知る機会を

 私たちは、メディアを通じて東トルキスタン地域(現・中国の新疆ウイグル自治区)の情報に接しています。最近も、事件のニュースが伝えられました。


 しかし、現地で何が起きているのか、事件の背景はどういうことか、をどれほど知っていると言えるでしょうか? いわゆる「ウイグル問題」を話題にする人々であっても、いま、まさにウイグル人の身に何が起きているか、よく知っているとは言い難いのではないでしょうか。


 そこで、当実行委員会は、世界ウイグル会議(WUC)の総裁で、「ウイグルの母」と呼ばれる人権活動家ラビア・カーディルさんと、同会議のリーダーの皆さんをお招きし、日本の5都市(東京・札幌・大阪・名古屋・那覇)にて、講演とセッションを行ない、多くの人々に直接、ウイグルの現状について知っていただく場を企画いたしました。


 この機会にぜひとも、当事者の生の声に耳を傾け、ウイグル問題について共に考えてみませんか。
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開催会場
http://outboun3.wix.com/jusf#!the-hall-/cjg9

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東京会場

6 月 21 日(金) 星陵会館 ホール

11:00 開場

第一部 12:00~14:00

第二部 14:30~16:30

東京都千代田区永田町2-16-2 TEL 03(3581)5650


日本ウイグル協会 設立5周年祝賀会

6 月 21 日(金) 綿商会館

18:30 開場

19:00 開会~21:00

東京都中央区日本橋富沢町8-10 TEL 03-3662-2251


札幌会場

6 月 22 日(土) 札幌市教育文化会館[小ホール]

18:00 開場

18:30~20:30

札幌市中央区北1条西13丁目 TEL 011-271-5821


大阪会場

6 月 26 日(水) エル・おおさか[エル・シアター]

18:00 開場

18:30~20:30

大阪市中央区北浜東3‐14 TEL 06-6942-0001


名古屋会場

6 月 27 日(木) ウインクあいち[小ホール]

18:00 開場

18:30~20:30

名古屋市中村区名駅4丁目4‐38 TEL 052-571-6131


那覇会場

6 月 29 日(土) 自治会館ホール

18:00 開場

18:30~20:30

那覇市旭町116-37 TEL 098-862-8181
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チケット及び入場料
http://outboun3.wix.com/jusf#!tickets/cryo

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※ 前売り券ご希望の方は、

1.お名前

2.前売り券の送付先ご住所、FAX番号(FAXでのご連絡をご希望の場合)

3.ご購入希望枚数

をお書き添えの上(書式自由)、下記フォームより送信いただくかFAXにて下記までお申し込みください。入金確認次第、前売りチケットを送付いたします。
(注:上記に加えて希望する講演の日にちと、東京の場合は会場が二箇所あるので会場名もお書きいただいた方が良いかと思います)

★前売りお申し込み先:
日本・ウイグル 自由のための連帯フォーラム 実行委員会事務局

(日本ウイグル協会内)

FAX

0 3 - 6 2 7 3 - 1 4 6 0

入場料:当日券 1500円 前売り券 1300円
(リンク先に申し込みフォームあり)
-----

皆様、奮ってご参加を。
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大阪の皆さん、「井上和彦 and 長尾たかし スーバートークLIVE!!!!」開催します

2013-05-20 18:06:01 | 活動
爆裂必至!! 夢の狂演!! 道頓堀で実現!!
「井上和彦 and 長尾たかし スーバートークLIVE!!!!」

大阪の皆さん!!!お待たせ致しましたっ!!!
初の大阪開催です。
          ※必ず事前申込をしてくださるよう、お願い申し上げます。

十数年来の腐縁のお二人、
軍事ジャーナリスト井上和彦と前衆議院議員長尾たかしが、
絶妙なトークで世相をブッタ切るっ!!!!
※写真は10年前、二人とも、若い!!!

ホントに、そこまで言って委員会?!?!?!トークライブです。

定員40名・・・5/26締切です。
facebookからは、こちらhttp://www.facebook.com/events/174914362672044/
HPからは、こちらhttp://www.tnagao.org/contact/top.html

☆告知6時間で定員に達しました。ありがとうございます。
ご要望にお応えし、定員拡大を致します。70名まで拡大致しましたので、奮ってご参加下さい。
締切は5/26とさせて頂きます。ありがとうございます。



          記

日時  平成25年6月2日(日) 午後6時開演~8時終了予定
参加費 3,000円(飲食込)
場所  シダックス 道頓堀2丁目クラブ 
     〒542-0071
      大阪市中央区道頓堀2丁目2-20
       地下鉄御堂筋線なんば駅14番出口より徒歩3分
       近鉄奈良線大阪難波駅より徒歩3分
       南海電鉄南海本線南海難波駅より徒歩3分


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落選後、初めての議員会館訪問・・・・・臥薪嘗胆part2

2013-05-11 08:04:38 | 活動
昨日、落選後初めて議員会館に参りました。正直申し上げて、決して穏やかな気持ちにはなれません。嫌なものです。

「今度当選するまで、絶対いくもんかっ、このヤロー!!!!」と投げやりな気持ちでおりました。

実際この半年間、足を運ばなければならない局面もあったのですが、場所を変えるなり近寄らぬように遠ざけておりました。前議員の通行証(写真)も発行してもらっていたのですが、身につける事なく、机の奥底にしまっておりました。

きっと皆さんは「小さな事考えるな」とお笑いでしょうね。

今回はどうしても大臣との打合せが必要でしたので、白旗上げて議員会館に足を運びました。金曜日夕刻、地元返りの日なので、閑散としていると思いきや、すれ違う人、ひと、ひと。知り合い議員ばっかり。私、最近は眼鏡をかけているのでイメージが変わっていたのですが、誰もが気づき、「引き攣り笑顔」で挨拶。

チーム長尾は解散し、国会での元秘書3人は複数の代議士事務所でお世話になっています。どうしても足を運び受け取らなければならない書類があったので、某事務所を訪ねました。

元秘書に「やっぱ、この建物はまだ息が詰まりそうですね」と言いますと、「立派に自民党公認候補者として選挙をやったんですから、気になさる事は・・・」、「いや、次も同じ選挙区でやらせてもらえるかどうか全くメドが立たないんだよ」、「参議院選挙があるのに?」、「なんでかわからんけどね、追風を受けて昇れる絶好機に方針が何にも出てこない、まぁ、指示を待っていてもよくないんで、一党員としてやれる事は全てやってる。有り難い事に支援者も議員当時と変わらぬ体制。でも、「党組織」としての体制が組めないと現場は不安だわなぁ」

浪人時代から朝から晩まで時間を共にした元秘書との会話。いつもお互い相談、相談、相談の毎日でした。・・・・あぁ、やるせない・・・・今は他事務所の秘書。長居もどうかと思い、主が戻る前に、そそくさと退室しました。

議員時代担当してくださっていた記者さん達にも沢山声をかけて頂きました。驚いたのは、国会内のどの衛士さんも、どの警備員さんも、「あっ」と、私だと直ぐ気づき、敬礼をして挨拶して下さいました。ここで働かせてもらっていたという存在がまだ残っていた事が素直に嬉しく思いました。

あぁ、13日の月曜日には議員会館でマイクを握らなければなりません。正直、複雑です。ここは在野がウロチョロする空間ではないのです。

ただ、お声が掛かるという事、お役目があるという事が今の私にはとても嬉しい事と、何でもお引き受けしています。よって、弱った事に6月中旬は議員会館に出入りする事が多くなるハメになってしまいました。地元はまだ交通整理に時間がかかりそうで、舞台準備は難航しております。今は、自分の力ではどうにもならない事もありますので、御用のある事を率先して承っております。

あーっ、そろそろ、母の命日だなぁ。私が当選する3ヶ月前に他界しました。親不孝ですね、ほんと。

「必ず、ここに戻る」と、自分に言い聞かせ議員会館を後にしました。・・・・・・・・・・・臥薪嘗胆。
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落選議員の赤裸裸報告・・・臥薪嘗胆

2013-05-09 11:42:54 | 活動
1.参議院選挙にでないのか?
2.選挙区ではないのだけれど、長尾たかしの為に何が応援になるのか?
というご質問も沢山頂きます。お気に掛けて頂いている事を心から感謝致します。特に前者の質問についてはネットでは明確にお答えした事がありませんでしたので折角の機会です、記します。そして、皆さんにお願いをしようと思っています。長文ですが、是非最後まで読んでくださると有り難いです。

来る7月の参議院選挙に出馬する予定はありません。また、その環境もありませんし、行動を模索した事もありませんし、今は模索する資格もないと承知しています。

多くの期待を寄せて頂いていることは大変有り難い事だと思っています。また、これまでに複数の政党(当然自民以外)からお声を掛けて頂きました。身に余る光栄です。当然、丁重にお断り致しました。以前私は「4年は待てない」と記しましたので、参議院選挙出馬の検討をしていると皆さんに受け取られたのかもしれません。待てない気持ちに変わりはありませんが、国政復帰に向けて、これでもひとつひとつ環境整備をしているのですが、まだまだ足りる事はありません。

惜敗以来どんな環境整備をしてきたか?今の現状は?・・・たまにはこういう「赤裸々報告」、「落武者日記」も記してみようと思います。

先ずは生活基盤の確保です。4人家族の主としてその義務が果たせなければ政治に関わる資格はありません。ただそれは私がそう覚悟しているということで、政治の為に家庭を犠牲にする道を辿ってきた、あるいは辿ろうとしている仲間達を否定する訳ではありません。それぞれの家庭事情です。田畑を売ってお金を作れる家庭環境に生まれておりませんので、収入が無くなれば、これは主として何とかしなければなりません。

「議員をやっていれば企業の顧問とかあってウハウハだろう」という時代ではありません。余裕のある企業は極限られますし、仮にあったとしても、「勤務実態がないのに給与が元議員に支払われている」ということが社会問題化しました。世の中そんなに甘くありません、というか、正常化してきています。私はほんの一瞬、政治をヤメてビジネスの世界に戻ろうと真剣に考えた事があります。しかし、やはり政界で汗をかこうと再決意したのは年始に記したとおりです。背景のひとつには、家族の理解がありました。妻も子ども達もいろいろな我慢をしなければなりませんが、政治活動を続けながら、第一義的に生計を確保することについては、何とかギリギリ目処が立ってきました。食べていく為には、残念ながら地元を離れる事も多くなりましたが、当然いろいろな方々に迷惑をおかけしての現在です。尚、どんな迷惑を掛けているかは、触れる事をどうかお許し下さい。

さて、問題は政治活動です。他の惜敗組の事後処理と比べ、私には決定的に違う事がありました。事務所の処分・閉鎖です。

10年間お世話になった政党から皆様の税金が原資である政党助成金を頂き、それを原資に事務所を構え、備品を揃えておりました。これをそのまま使うというのは筋が通らぬと判断し、全て処分しました。当然、街宣車もです。よって、チーム長尾は解散し、設備も全くない、全てゼロからのスタートを覚悟しました。そこまでする事なかったんじゃないの?いえ、これは私の性分です。一旦崖っぷちに立った方がエネルギーが生まれるという私の人生哲学です。

なんてカッコいいことを言っておりますが、事務所がないというのは実に不便で、これが続きますと精神的にボティーブローのように堪えてきます。将に今流行の「ノマド」状態です。

今私は「自民党員」です。それだけです。

ブログにも記したように安倍総理からご連絡を頂きお目にかかる、各大臣ともお話をする、イベントもご一緒する、地元でもいろいろな催し物にお招きを頂くなど、有り難い環境にはありますが、それはそれ。政治活動に関しては「一党員」として動いています。選挙区支部長も仰せつかっていませんので、政党人としての信用は低く、議員時代のように寄付金は集まりませんし、法的にも企業団体献金も受け付けさせて頂く事が出来ません。政党助成金を使わせてもらう立場にはなく、今は後援会へ頂戴する個人献金のみで政治活動をしています。

「酷いなぁ」・・・いえ、そうではありません。どの政党も同じです。

それ程、国政選挙予定候補を仰せつかる為には、大変なプロセスを経るのが当然なのです。「前はここの議員だったんだからいいんじゃない?」とはなりません。惜敗しもう一度挑戦させてもらいたいと思い、どれだけの仲間達が消えていったでしょうか。議員職も経験しまだチャンスがある。彼等に比べれば、私は本当にラッキーな方だと思っています。

名実共に、選挙区支部長として、次期予定候補としてお立場をお預かりするまでが、大きな山場なのです。それが何時になるかは・・・わかりません。これも政界の常識です。

惜敗→事後処理→年末年始→柏原市補欠選挙を経て、3月から進めてきた事務所再開準備ですが、再開のメドは立ちそうなものの、資金難!!!!ランニングコストが足りません!!!スタートラインに立つ為には、まだまだ乗り越えなければならない事が山ほどあります。今は、地元の皆さんと信頼関係を構築しながら、事務所の再開と運営というひとつの節目を一刻も早く迎えられるよう精進しています。

2番目のお答え。特に地元外の皆様へ。ネット選挙が解禁になる中で、我々政治家の政治活動も変わってきています。今後更にネットで選挙区外の方々にもどんどん応援して頂ける環境が整う筈です。

長尾たかしをどう応援するか?以下、第一段階です。
ブログ    http://blog.goo.ne.jp/japan-n
face book   http://www.facebook.com/tnagao21
facebookページ https://www.facebook.com/takashinagao.j
twitter     https://twitter.com/takashinagao
等から、長尾たかしが発信する情報(政策、主義主張、活動)を、皆さんと関わりのあるネット上のお知り合い、SNS、コミュニティー、グループ等に、毎回毎回、その都度、拡散して頂きたいのです。この作業は、「来るべきその時」に重要な役割を果たすことになります。

すべてその為の仕込み作業だとご協力下さい。

例えば、これまでの成果として、Yahoo検索で「長尾」とだけ、検索してみてください。如何ですか?

「長尾」なんていう関連単語は膨大な量である筈ですが、一番上の欄に「長尾たかし」と出てきます。因にネット業者さんには一切のお金は支払っていません。ネット上で目に止まる機会が多くなるという仕掛けのひとつです。この支援を皆さんに実行して頂きたいのです。facebookのいいね!や、URLのシェア、twitterのリツイート、返信などです。この結果、現状がどう変わるのかは、追ってご報告したいと思います。何卒よろしくお願い致します。

そして、どうぞ、こちらをご購読下さい。
【メールマガジン創刊しました】
長尾たかしの「国会へ戻るまでに、これだけは言っておきたい」
http://www.mag2.com/m/0001597552.html

また、寄付金はこちらで受け付けさせて頂いています。
http://www.tnagao.org/support.html
※銀行へお振込の方は、お手数でも必ず、メールでご連絡下さい。領収書を郵送させて頂く為です。

いろいろとお願い事ばかりで恐縮ですが、将に「臥薪嘗胆が歩いているような毎日」です。心が折れなければ、大丈夫!!!!生き様掛けて頑張ります。地元で見かけましたら、お声をかけてください。励みになります。
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議員定数削減、実は「国民への一番お気楽なご機嫌伺い」です。

2013-05-07 08:36:17 | 国会
いきなり挑戦的なタイトルですが、定数削減をすべきではないと申し上げるつもりはありません。ただ、定数削減のを唱える背景について考えてみたいと思いました。それは、「国会議員の数を減らすと、政治は良くなりますか?」という読売新聞(ヨミウリオンライン) 5月2日(木)19時0分配信記事が目に止まったからです。

私も民主党時代、比例定数80削減を訴え、今もその方針は正しかったと思っています。ただ、以前ブログに記したように、
------------
(略)私も最大4つの委員会を掛け持ちした事がありますが、掛け持ちをしますと審議日程により全ての委員会に関われません。差し替えと言って代理を頼むのですが、この間は自分としては一旦空間となり、後でフォローを受けなければなりません。議員の少ない政党の場合、全ての委員会を網羅出来るような国対運営が叶いません。何処かが歯抜けになります。議員ひとりでの掛け持ち委員会所属には限界があります。

そんな状況下で議員定数が減れば国民によって選ばれた議員の委員会審議時間が減り、「議員減って審議減る」という側面も考えていかなければならないと思います。

私も現職時代議員定数削減には賛成してきましたし、今でも定数は減らすべきだと思っています。しかし、その議論は「国民受けするだけ」ではいけません。議員の数が減る事は民主主義における国民の代弁者の数が減るという側面もあるのだという事を忘れてはなりません。「議論して尚、やはり議員定数は減らすべきだ」という正しい道筋を立てて結果を導かなければなりません。(略)
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定数削減は本当に必要かどうかの国民的議論が不足しているような気がしているのです。

「議員自ら身を切る」といえば誰もが黙る風潮に疑問を持っています。実は政治家が有権者に訴える一番楽なご機嫌伺いなのです。

これは経営者自らが「経営手腕」を捨て、リストラによって利益を生み出し難関を乗り切る構図に似ています。私はリストラを否定しません。リストラも断腸の思いで行うか、当たり前の事のように行うかで、結果導き出される答えは違うと信じています。

紹介した記事では、一票格差との矛盾についても言及されています。
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議員定数を掲げる各党に共通する主張は、2014年度から消費税率が引き上げられることに伴い、国会自らが「身を切る」姿勢を国民に示さなければならないというものです。

もっともらしく聞こえますが、多くの疑問点が浮かびます。

 例えば、今の選挙制度改革の焦点は、司法から「違憲」と判断された1票の格差の是正に移っています。1票の価値が等しくなければならないという考え方の是非を別にすれば、定数削減は、格差是正とは逆方向に進みます。都道府県に人口比例で選挙区を割り振るやり方だと、母数が小さくなるほど1票の格差が拡大する傾向があるからです。実際、中選挙区制当時は、「1票の格差」が問題になると、定数を増やして是正を図っていたものです。

 現在、自民党と公明党が成立を急いでいる「0増5減」(5県で一つずつ小選挙区数を減らす)は、2010年の国勢調査時点の人口で格差が2倍未満に収まっています。しかし、5県以外の選挙区も含め、市区町村の境界を基本とする区割りに相当な変則を適用する操作によって、かろうじて2倍未満に収まっているだけで、2013年1月時点での人口でみれば、新たな区割りでも、既に格差は2倍を超えています。

 民主党は小選挙区の定数を30減らして270にする案を唱えています。日本維新の会はさらに削減幅を大きくし、小選挙区定数を60減らして240にするよう主張しています。維新の会の案に、2010年国勢調査の結果をあてはめると、1票の格差は1.95倍になります(1人別枠方式=各都道府県に1議席ずつ割り振った後、残り議席を人口比例で配分する=をとらず、都道府県内の各選挙区の人口を均等とした試算)。小選挙区定数が300のままなら、1.64倍(同)で、定数削減による格差拡大の傾向が見て取れます。
------------

定数削減は、一票格差に矛盾するのです。

そして、私が触れたように、
------------
それ以上に重大な問題は、議員を減らすことで、国会が機能不全に陥る可能性があるということです。日本の国会は、法案の細かな審議は委員会に任せています。衆院には常任委員会、特別委員会合わせて27の委員会があり、それぞれ、定数を決めています。現在の衆院議員数480人でも、議員一人一人が複数の委員会をかけもちしなければ回りません。そのほかにも、議員定数を減らすことで、国会の運営上、様々な弊害が出てきます。

議員数を減らしたところで、国の財政規模からすれば、歳出削減の効果は限定的です。むしろ、議員一人一人の歳費を削るべきだとか、政党交付金を減らすべきだという意見も、根強くあります。いずれにしても、「姿勢」ばかり強調して、肝心な仕事の「中身」を犠牲にするようでは、本末転倒でしょう。

日本は代議制です。国会議員は、国民の声に幅広く耳を傾け、多様な価値観を尊重し、問題の所在を知ったうえで、国政にそうした声を届ける役目があります。また、そうした役目を果たしているからこそ、「必要だが国民に不人気な政策」に理解を求める資格があるのです。いたずらに国会議員の数を減らすことは、そうした機能をも弱めていくことになりかねません。

議員の数を減らし、かつ、政治の質を向上させようとするなら、今の国会の仕組みを根底から変えなければならないでしょう。その際には、衆院だけではなく、参院の改革も併せて考えなければなりませんし、都道府県という行政単位を選挙単位とすることの是非も議論する必要があります。代議制そのものをどう考えるかということや、日本の統治形態のあり方も、議論の俎上にのぼってくるでしょう。

 定数削減が、そうした幅広い改革案とセットで論じられているならまだしも、とにかく国会議員の数が少ないことが正義だと言わんばかりの不毛な削減競争では、「有権者の理解を得るため」といいながら、有権者不在の議論になってしまいます。※読売新聞編集委員 兼 調査研究本部研究員  伊藤俊行
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姿勢を見せるだけで、実は中身は後退するという矛盾についても言及しています。定数削減は有権者に最も訴えやすい手法です。しかし、果たしてその結果国会運営が如何に交通渋滞に陥るのかについて指摘を避けているのです。

議員を選ぶのは有権者です。

選ばれた議員が「働く議員」ならばひとりでも数は多い方が国民の為になります。しかし、「何でこんな奴が議員なの?」という議員ばかりであれば定数は少ない方がよいでしょう。しかし、国会は間違いなく物理的に混乱するのです。

定数削減問題よりも、誰を選ぶか、誰が選ばれるか、選んで頂く為に何をしてきたのか、何をしようとしているのか、働いてくれるのか、そうではないのか。この選挙というもののあり方を当事者双方が、しっかりと議論し直す事が必要なのではないかと、生意気口を申し上げて、本日は以上とさせて頂きます。


※25.5.7 11:05 加筆しました。
選挙区議員定数は増加させ、比例区議員定数を全廃させるべきかと検討し、ならば中選挙区制度に戻した方が宜しいのではないかという議論も必要ではないかと思っています。
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2013-05-02 22:02:37 | 活動

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安倍晋三総裁に共鳴し民主党から自民党に電撃移籍した、話題の保守派元衆議院議員・長尾たかし氏のメルマガ。大手マスコミの報道が国益を損なうバイアスにかかっているのではと危機感を抱くすべての人に、永田町の真実と、日本のめざすべき未来をダイレクトに伝える。

長尾たかしの「国会へ戻るまでに、これだけは言っておきたい」


【レビュー】
今回は、新作メルマガ購読者数ランキング2位の、話題の政治系メルマガ『長尾たかしの「国会へ戻るまでに、これだけは言っておきたい」』のこれまで配信された号を全部読みし、内容と感想を一気にレポートしてみたいと思う。

著者の長尾たかし氏は、Facebook上で安倍晋三氏から「長尾さんには民主党は似合いません」というコメントをもらった出来事がきっかけで、民主党から自民党に電撃移籍した人物。民主党時代から変わらず保守派を貫く、元衆議院議員である。「国会へ戻るまでに言っておきたい」というメルマガタイトルからは、次期選挙では確実に当選してみせるという強い自信が伝わってくる。

まず、4月22日最新号「怒涛の沖縄レポート:子どもの命よりも優先して作られた危機」を読む。沖縄の小学校が、危険な基地のすぐそばに点在していて、移転がなぜか実現しないという話。あろうことか、子供が反対運動の象徴として利用されているのだ! 金さえ払っておけばいいという国の傲慢と、基地問題をダシに金をもらいたいという地元反対派の怠慢が透けて見えて、ほとほと呆れる。

4月15日号は「議員連盟に要注意!!! 」というタイトル。地方の陳情団と、それっぽい話し合いの場を持つことでもっぱら忙しい議員の様子。でも陳情は右から左に受け流す。こんなのは到底、国益を尊重した態度ではないな。地方の有力なおじさんたちと、国会議員のおじさんたちの、体裁だけを重視した共依存関係。硬直化し衰退する大企業内部にも似た無意味なやりとりが日常とは。ちゃんと仕事しろ!

4月8日号のテーマは「政治家のエゴと事実誤認が国家を滅ぼす」。中国との関係が悪化しても、実は経済的影響など軽微であるという話。納得のいく説明ばかりだ。なぜこのような報道がどこにもないのか。私欲を優先した永田町内の利益誘導、怠慢による事実誤認。長尾氏の指摘する諸悪の根源は、永田町に渦巻く「空気」そのものなのだと痛感。現政権には、迅速な換気をお願いしたい!

そして創刊号の4月1日号は「もとよりチベットは独立国であります」。中国はチベットの人権侵害をし、資源を手に入れ、核のゴミを押し付けている。焼身自殺が相次いでいるのに、なぜほとんど報道されない? これが政財界・マスコミへの圧力の結果か。ちなみに戦時中、チベットが日本を擁護してくれていたというのを、このメルマガで初めて知った。

長尾氏の冷静な分析で、デリケートな政治話題の裏事情がじわりとあぶり出される。何号も読み進むうちに、複雑なからくりを見通す目が多少養われたような感覚があった。

折しも4月19日には、ネット選挙を認める改正公職選挙法が成立した。組織よりも人を見る選挙、イメージよりも行動履歴を追う選挙、金よりも発信するメッセージで判断できる選挙へと変化していくことが期待できる。フログ運営や動画配信にも積極的でメルマガ読者数をのばしている長尾氏は、次世代選挙の申し子となるかもしれない。
(メルマガ評論家 加倉井路子)
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加倉井さん、ありがとうございました。今後とも頑張って参ります。



さて、これからはお願いです。

「長尾ちゃん、男の価値はいくら持っているかではなく、いくら体を通過したか?だよ」、貧乏浪人生にとって心強い励ましのお言葉!ありがとうございます。確かにこれまでに一般皆様の何倍もの資金が体を通過し、活動資金に投入されました。大変、幸せなことです。

しかし、惜敗後ストックを吐き出しつつある中で、活動が制限されることは絶対に避けなければという、言い知れぬ危機感に苛まれます。更には、まだまだ事務所、スタッフ確保の為に資金が足りません!

全国の皆さん!メルマガのご購読の程、何卒、何卒、何卒、よろしくお願い申し上げます。
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