長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

田中誠太八尾市長候補へ向けた応援メッセージ!!!!!

2015-04-25 14:00:06 | 活動
昨晩の演説会で、田中誠太市長候補に向けたメッセージを教えて欲しいというお問い合わせを沢山頂戴しましたので、こちらにて掲載させていただきます。選挙戦もあと1日です!!!

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いよいよ選挙戦も正味明日1日となりました。本日はこの演説会に駆けつける予定でしたが、17時30分過ぎまで厚生労働委員会の審議及び採決があるため参加が叶いません。メッセージを妻に託しますことをお許しください。

さて私事ですが、14年前何のご縁もなかった八尾の地にて政治活動を始めました。今日私が、衆議院議員として国会で議員活動ができている、ありとあらゆるきっかけを作ってくださったのが、田中誠太市長候補でした。

清水町に構えた事務所は、当時府議会議員であった候補が一緒に探してくださいました。どの駅の、どの場所に、選挙区のどの場所で街頭演説をしたら良いのか? その全てを教えてくださったばかりではなく、ご自身の選挙をとおして大切な支援者の皆さんを私にご紹介くださいました。

このご恩は、お返ししても、お返ししても、永遠に足らぬ恩義であり、私にとっては田中誠太市長候補が「全て」であることに一点の曇りもございません。

今回自由民主党は田中誠太市長候補に推薦決定をし、安倍晋三総裁を始め自民党八尾市支部、全軍をあげて応援の体制を敷き選挙戦に臨んでおります。しかし、これで足りる現状ではありません。明日1日を残すのみとなった選挙戦、決して侮ることのできない「妙な空気」が八尾市を取り巻いているのです。

所謂「身を切る改革」は大切です。しかし、この概念はあくまでも内向きな議論であり、有権ウケを狙った、実に無責任な議論なのです。リストラして企業利益をあげる手法と同じとまでは言いませんが、身を切る改革は、単に聞こえの良いフレーズであって、物事の根本治療には至らないのです。

デフレ経済、「安かろう良かろう」ばかりが持て囃されて、物の価値よりも値段が安いことが支配的概念となり日本経済は疲弊していきました。 価格は高いけれど、より価値のあるものを世に送り出しても見向きもされない。 価格競争に勝てなければ商売が成り立たなかった時代を経て、私たちはその落とし穴にようやく気付き始めたのです。

「どの市長候補がどのような発言を行い、その権力を正しく使い、どのような仕事をして、八尾市はどう変わったのか?」ということこそが大切であり、身を切る改革”だけ”では、本質的議論にはなりません。また、身を切る候補者が必ずしも、身を切る改革を超えた根本施策により行政手腕を発揮するという保証はどこにもないのです。

市長の歳費や退職金を削り、市の職員をリストラして捻出した1億7000万円で新しい施策を講ずることは、「確かな一歩」に見えてしまいます。しかし、現実には1億7000万円以上の効果は出てこないのです。田中誠太市長はこの8年間で144億円の行財政改革を行ってきたのです。この場合、身を切り捻出した、「目先の1億7000万円」は実に小さく見えます。
行政のスリム化”だけ”の議論では、八尾市の基礎体力までも削減してしまうことになりかねません!!!

向う4年間にわたり、問題山積の、きれいごとでは済まぬ苦境の環境にある、未来の八尾市の舵取りを誰に任せるのか?
今回田中誠太市長候補は、自由民主党、公明党、民主党、社民党、他連合大阪、各業界団体各方面から推薦を受けています。これを「相乗り」と批判する勢力がありますが、その指摘はまったく的外れです。

政治とは各方面からの主張を聞いて、行政からの知恵も借りながら、落とし所を模索し、最終判断をするという使命を負っています。通常では特定方向に偏りがち、どちらの側からも満足してもらえない、割に合わぬ事の方が多いと思います。

しかし、田中誠太市長の2期8年は違いました。どの方向からも高い評価を受けている事実があり、だから凡ゆる団体から絶大な支持を受けているということに他なりません。
市長を選ぶのは有権者の皆さん判断によるところ、つまり「私たちの責任」です。 有権者も候補者も緊張感を持って、中身の議論に集中できる市長選挙であって欲しいと希望し、私も政治家として不断の努力をして参る覚悟です。

そして、私たちが出す結果は、田中誠太市長3期目の当選以外に存在しません。どうか、最後の最後まで田中誠太市長候補への絶大なご支援と当選に向けての投票依頼にお力をお貸し下さいますよう、よろしくお願い申し上げ、応援の弁とさせて頂きます。ありがとうございました。

平成27年4月 24日
                  自由民主党衆議院議員
                        長尾たかし
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身を切る改革の欺瞞

2015-04-17 17:56:37 | 国会
私も朝から晩まで「身を切る改革」、所謂、政治改革を叫んできた一人であったことを白状しつつ記したいと思います。私は、何時しかこの概念はあくまでも内向きな議論であり、有権ウケを狙った、実に無責任な議論であるということに気づきました。

リストラして企業利益をあげる手法と同じとまでは言いませんが、身を切る改革は聞こえの良い単なるポーズであって、物事の根本治療には至らないのです。

その議論には有権者と政治家との間に不可欠なある緊張感が欠落しています。議員は選ばれる立場であり、議員を選ぶのは有権者であるという緊張感です。「議員たるもの身を切るべき対象である」というのが、身を切る改革の大前提です。有権者はそんな議員しか選んでいないのでしょうか?

デフレ経済、「安かろう良かろう」ばかりが持て囃されて、物の価値よりも値段が安いことが支配的概念となり日本経済は疲弊してきました。価格は高いけれど、より価値のあるものを世に送り出しても見向きもされない。価格競争に勝てなければ商売が成り立たなかった時代を経て、私たちはその落とし穴にようやく気付き始めたのです。

どの議員がどのような発言を行い、どのような仕事をしているのか? ということよりも、定数を削減した議会、歳費を削った議員、退職金を削った首長が支持されるということは、有権者は議員としての仕事の中身を見ていないということになり兼ねません。これほど無責任な相互関係はありません。身を切った政治家が必ず優秀な筈もありません。

選ばれし議員が、烏滸がましくも有権者の代表として、歳費に見合う、いやそれ以上の仕事をしているかどうか? その審判が選挙という手続きであるならば、この際、政治改革が前面に出た議論というのは、甚だ寂しいものがあります。

統一自治体選挙後半戦、政治とカネの問題は由々しき事態ですが、有権者の皆さんがそんな議員を選ばなければ問題は瞬時に解決するのです。

有権者も政治家も緊張感を持って、中身の議論に集中できる選挙であって欲しいと希望し、私も不断の努力をして参る覚悟です。
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どこまで落とし込むか??

2015-04-16 07:55:11 | 国会
世の中が道徳と秩序だけで凡ゆる揉め事を回避できるならば法律など必要ありません。そうならないから法律が作られます。

法律を作る作業で最も大変なのがどこまで条文に落とし込むかという部分です。ある程度の裁量、いわゆる線引きですね。

法律を運用する行政との信頼の度合いでそれが決まることもあるでしょう。基本、野党は前提として全否定で臨んできますので、あれもこれも条文に書き込めとなります。しかし、凡ゆることを条文に落とし込むことは不可能ですし、逆に落とし込めばより限定され法律の運用に支障が出てきます。ただ刑法などはむしろ限定的でなければならないと思います。

野党の言分には救済されるべき方々の声も反映されており傾聴に値する部分もあります。今週からはその狭間で悩むことを想定し、もがきながら国会審議に臨みます。
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後手は後手

2015-04-13 12:01:20 | 自治
統一自治体選挙前半戦が終了しました。苦しい選挙結果でした。

八尾市奪還、合区となった藤井寺市柏原市では、藤井寺市勝利するも柏原市惨敗で議席確保ならず、あらゆる手を尽くした羽曳野市、190票差で奪還ならず。自分達が今、何故リングに倒れているのかがわからないという感じです。大阪維新の会が何故強いのかが全くわかりません。だから負けたのだと思いますが、、、。

あらゆる手段を尽くすも、維新の勢いは止まりません。イメージ論を排除しつつ、冷静に物事の判断する方ならば、二重行政の解消というお話は、「単なる幻想」に過ぎないことがわかるのですが、そうならないところに大阪の危機があります。最初に動いたものを自分の母親と確信し、それを信じ続けてしまうあの法則と合致します。事態は深刻です。マインドコントロールに陥った人を解くことは至難の技。しかし、これをやり続けなければなりません。

大阪市外においても、都構想を標榜することで選挙に勝ってしまう。都構想は説明不足としながらも、都構想支持をしてしまう。よくわからんが、橋下はなんかやってくれる気がするということで、維新に入れてしまう。自民党は対案を出していますが、あらゆることが後手。後手はどれだけ真実をついていても、後手は後手。本当に事態は深刻です。後半戦は更に気を引き締めていかなければなりません。前半戦は敵が味方におりました。

選挙って本当に怖いです。
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