長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

ウィグルへの人権弾圧に対して国会は一刻も早く非難決議を出すべき

2019-12-05 11:09:00 | 中国外交

いったい、何に気を使っているのでしょうか?

世界が注目するウィグルへの人権弾圧に対して国会は一刻も早く非難決議を出すべきです。しかし、、、、

1919年に、日本が世界で初めて国際会議において人種的差別撤廃提案をしてから今年で100年となります。今わが国こそが、中国によるチベット・ウィグル・南モンゴルへの人権弾圧に対し、厳しい非難の声を上げなければならないはずです。

「図体がでかく、小回りが利かず、如何ともし難い現状」に忸怩たる思いであり、自身の非力に嘔吐しております。

2009年よりチベット、ウイグル問題に関わってきました。徹底的にこの問題に取り組もうと決意をするきっかけとなったのが、中華人民共和国駐日本国特命全権大使程永華氏からのこの書簡でした。












米国のウイグル人権法案を内政干渉だと反発する中国ですが、この書簡こそ日本に対する内政干渉以外の何モノでもありません。

皆さん、どうか熟読の上、大拡散をよろしくお願いいたします。

私は皆さんの怒り(政府与党に対する怒りも含め)をエネルギーにこの問題に取り組んで参ります。
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香港に自由・民主主義・法の支配の確立を求める緊急アピール

2019-11-22 20:14:00 | 中国外交
以下のアピール文に関しまして、
岡田官房副長官、
自民党幹事長、
総務会長、
政調会長、
参議院党幹事長、
政審会長に手交いたしましたことをご報告申し上げます。

------

香港に自由・民主主義・法の支配の確立を求める緊急アピール


かつての自由で開かれた香港は、いまや見る影もない混乱と暴力による抑圧の香港と化し、私たち自由民主党有志は人権の現状を深く憂慮している。

11月20日(日本時間)米国上院で「香港の人権と民主主義確立を支援する法案」が全会一致で可決され(同法案は既に下院でも可決済)、成立にはトランプ大統領の署名を待つのみとなっている。

私たちは、中国政府並びに香港行政府に対し、公権力による暴力的・抑圧的統治をやめ、自由・民主主義・法の支配という、現代の諸国に共通する普遍的価値観と、中国みずからが表明してきた「一国二制度」による香港の統治原則確立を求めるものであり、米国上下両院で可決された「香港の人権と民主主義確立を支援する法案」の趣旨を断固支持する。

わが国の立法府においても、香港での人権と民主主義の尊重を強く求める決議を議決するなどの行動を速やかにとるべきである。

また、香港の現状が改善されず、チベット、ウイグル、南モンゴルの人権状況も改善されず、尖閣諸島への領海侵入もやまず、十数人とみられる邦人が囚われている問題なども改善しない場合、来春に予定されている習近平国家主席の「国賓としての来日」に、あらためて反対を表明する。


令和元年11月22日

日本の尊厳と国益を護る会
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自由・民主主義・法の支配に基づく、 正しい日中関係構築を求める緊急アピール

2019-11-13 16:38:00 | 中国外交

自由・民主主義・法の支配に基づく、
正しい日中関係構築を求める緊急アピール
 
 
 政府は、日中関係は完全に正常な軌道に戻ったと繰り返し、表明している。来春には、習近平国家主席の訪日も予定されている中、こうした関係改善を印象づけるメッセージは、外交辞令としては理解するものの、真の日中関係を表しているとは言い難い。

 例えば、わが国固有の領土である尖閣諸島周辺海域への中国船の度重なる侵入、中国軍機の領空侵犯は日常茶飯事となっている。

 また、香港市民の民主的政治行動に対し、強権によって弾圧する姿勢は、自由・民主主義・法の支配という現代社会の普遍的価値に照らして、断じて許されない。

 さらに先般、中国側の招聘によって出向いた北大教授が不当に拘束される事件が発生したように、理由もわからず捕らえられ、自由を奪われている邦人は十数人とも言われ、中国において、わが国の尊厳と邦人の基本的人権が尊重されているとは、到底言えない状況が続いている。

 このような現状は、日中関係が「正常な軌道」にあるとは言えないことを意味している。                

 1919年に、日本が世界で初めて国際会議において人種的差別撤廃提案をしてから今年で100年となるが、中国によるチベット・ウイグル・南モンゴルへの人権弾圧が行われ、中国国内で不法不当な臓器移植が疑われるなどの事例が世界中で取り沙汰されている。

 日本の尊厳と国益を護る会は、自由・民主主義・法の支配という国際社会の普遍的価値観に基づく正しい日中関係構築のため、これらの問題に関して習主席来日までに中国政府が具体的で明確な対応をとることを求めるよう政府に対し強く要望すると共に、これらの諸懸案に改善がない場合は、習近平国家主席の国賓としての来日に反対する。
 
 
令和元年11月13日
 日本の尊厳と国益を護る会
 
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習近平を国賓として招いて良いのか?

2019-10-30 17:30:00 | 中国外交
安倍首相が「習主席と手を携えて日中新時代を切り開いていきたい」と述べ、来春に国賓として再来日するよう求めたのは今年6月。 両首脳は日中関係が「完全に正常な軌道に戻った」ことを再確認したと報道にありました。

「完全に正常な軌道に戻った」戻ったのだろうか???

そもそも、正常な時があったのか?

今回、習近平国家主席の訪日に向けて日本との関係改善を進める中国当局が、“微笑外交”の裏で日本の準公務員を拘束するという強硬な措置に出ました。昨今の邦人拘束事件をめぐっては日本側に配慮する動きはまったくなく、歩調を合わせるかのように、日本政府の反応も小さく、中国は行動をエスカレートさせても日中関係に影響はないと踏んでいるのです。

また、相変わらず尖閣諸島周辺海域に中国公船が毎日の様に入ってきます。河野防衛大臣は「習近平主席を国賓で招こうとしてる時に、毎日のように接続水域に海警が入ってくる。ハイレベルの経済対話をやった数日後に領海侵入。一体どういうメッセージなのか。少なくともこういう事が続いてる限り、安保理改革の邪魔をしない状況にならない限り日中が正常化したとは言えない」と発言されましたが、まさに正論です。

この様な状況下で習近平を国賓として招いて良いのでしょうか?

過去1年、台湾を取り巻く世界の急速な変化は一層激化しています。米中貿易戦争は継続し、香港のデモに象徴される様に一国二制度は失敗が明らか。中国が一国二制度台湾プランで絶えず台湾を威嚇攻撃している事は、地域の平和と安定への強烈な挑戦です。

一国二制度の拒否は台湾人民の党派・立場を超えた最大の共通認識となり、一旦、一国二制度を受け入れれば、中華民国台湾は生存空間を失うことは明白です。

中国の台頭と拡張は、自由民主の価値と世界秩序への挑戦です。

台湾がインド太平洋戦略の前線に位置し、民衆の価値を守る第一防衛戦となります。我が国も台湾と共に、国際責任を果たすため、理念の近い国々と平和と安定の現状を維持し、中国による一方的な変更を阻止しなければなりません。

日本と台湾は運命共同体。そして、共通する相手は中国であり、日中関係が完全に正常な軌道に戻ったなどとは言えないのです。

日本では報道されませんが香港のデモでは益々激しいものになっています。

英国から香港返還された1997年以来、50年間の移行期を経て香港は2047年には中国に完全返還されます。当時香港の人々は、未来50年後には中国は立派に民主化され、経済大国としてある程度の自由を享受する世の中になるだろうと考えていました。しかし、その楽観的な予測が完全に裏切られ、自由・民主化するどころか、独裁性はますます強まり、今日もデモ隊に対し拳銃等による弾圧が継続されています。

香港のデモでは、複数の未成年の学生が警官に拳銃で撃たれていますが、ひとりの胸を撃たれ重傷を負った高校生は警官襲撃の罪で起訴されたのです。一方の警官に全くお咎めはないのです。そして日本政府は、「多数の負傷者が出たことを大変憂慮している」とは述べたものの、銃撃それ自体には触れずスルーし、香港政府の対応を非難する声明を出していません。香港の若者たちが、あれだけ命をかけて、自由と民主主義を守ろうとしているのに、日本はダンマリを決め込むつもりなのでしょうか?

自由や人権は人類の普遍的な価値であり、それを踏みにじることは、いかなる政府にも許されない筈です。世界は、中国によるチベット人に対する基本的人権の制限、宗教的自由の否定や、民族アイデンティティーや言語への弾圧など、チベット人への人権弾圧の状況悪化に深刻な懸念を抱いています。自由を希求し民族のアイデンティティーと宗教を守る決意を示し、抗議のため、また、ダライ・ラマ法王を祖国に帰還させるために、多くの僧侶が抗議の焼身自殺を図り、自らの命を断つという究極の犠牲を払うことを選んだことに、深い悲嘆の念を禁じ得ません。

中国は、チベット人の抗議に対し真摯に耳を傾け、その政策を根本的に見直すべきです。チベット人の権利が尊重された真の「調和社会中国」こそが、日本が「真の友好国」として連携できる中国であると信じる、も、全くその様な状況ではありません。ウイグルでも百万人以上が再教育施設に拘束されています。こうした中国の蛮行はそれを止められなかった国際社会にも大きな責任があると反省したいところですが、当の中国には全くその自覚がない様なのでタチが悪い。

習近平国家主席とオリ・ネパール首相との会見、中国外交部プレスリリース(10.13)の中にこんな下りがあります。「いかなる者が中国のいかなる地域において分裂を企てようとも, 結果は骨を削って身を砕くことにしかならない。中国の分裂を支持するいかなる外部勢力も,中国人民から妄想にふけっていると見なされるだけである。」これが中国の本音です。

我が国は今後も、中国の闇から世界の目をそらし、過去の日本が「似非・日中友好」のもとに、中国の闇から世界の目をそらし続け、これからも「引き受けてはならない役割」を担うつもりなのでしょうか?

もう一度問わせて頂きます。

習近平は国賓として招待すべき国家主席なのでしょうか???

ありません!!!
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現実とのズレ

2017-06-01 13:49:56 | 中国外交
安倍総理は官邸で、中国外交担当トップ、楊国務委員の表敬受けたそうですが、これに先立ち、谷内国家安全保障局長が5時間にわたり会談をしたと、外交部会で報告がありました。その内容は明らかにされませんでしたが、5時間というのは一般に考えれば長時間。

今朝の外交部会においては、一連の会談では、東シナ海の安定なくして日中の友好はあり得ないとしつつ、「懸案を適切に処理しながら、日中関係の肯定的側面を拡充・強化していくことの重要性」を確認したとの報告。

ん〜、現実は懸け離れています。

外交は、現場にいるものにしか事実がわからないという意味で、本当に奥が深い、、と。
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尖閣諸島最新レポート

2016-01-17 11:17:30 | 中国外交
「如何でしたか?」
「これ見ればわかるだろうっ」
と、帰港後、海上保安庁の臨検担当者に聞かれたS漁師は、怒りの表情を見せながらクーラーボックスの蓋を開いて見せた。

すべてカラッポだった。

尖閣諸島漁業活動の全てに協力してくれているS漁師とは先月12/13に那覇市内でお会いしました。同席したH氏と共に、「尖閣はエライことになっている、全く漁ができねぇんだよ」と危機感を募らせ現状を切々と私に語ってくださった。中国公船のやりたい放題で日本の実効支配がますます危ぶまれていると。「日本は弱いね」とS漁師のつぶやきが胸に突き刺さる。

私もかれこれ1年半の間尖閣諸島の群青色を見ていません。同時に1年半の間、日本のマスコミによって尖閣諸島の今を伝える映像が撮られていません。今回、S漁師達が漁船2隻で私達の意も汲みつつ、ビデオカメラを持って1/14(尖閣の日)に魚釣島で漁業活動に行ってもらったのです。

私達が漁協活動に行かぬ間に、現地は元の現状に逆戻りという深刻な事態に陥っていました。

漁業活動を始めた頃、海上保安庁は私達の活動を妨害する姿勢でした。中国公船が近づくと、領海侵入をしているあちら側を追い払うでもなく、我々に向けて「上陸はしないでください」「中国船には近づかないでください」と繰り返すのです。私達は上陸はしませんし、中国船には近づきません。しかし、中国船は上陸するかもしれませんし、中国船が私達の小さな漁船に近づくのであり、海保の警告はアベコベです。私達を守るという目的で海保のゴムボートが漁船周りを周回するので泡が立ち、魚群探知機も使えない、魚も逃げる。漁業の妨害行為としか言えないのです。

それが、10数回と活動を継続することで海保との信頼関係が生まれ、海保も漁業の妨害にならないように遠目で見守ってくれるようになり、毎回大漁。「尖閣諸島の魚」を永田町の議員会館に持ち込み、赤坂の料理職人の皆さんに捌いてもらい、各級議員の皆さんや、漁業活動を支えてくれた皆様に振舞ったこともありました。

しかし1年半前、水産庁が漁業活動従事者に関する通達を出したことで、漁師見習い、それも初めて乗船する者がいる場合出航ができなくなってしまったのです。漁業振興を進めるべき省庁が運用上漁師見習いの初乗船を認めない。こんなことがあるのでしょうか? どうやって、若い漁師達を育てるのでしょうか?「尖閣に行くから乗船を認めないのではありませんか?」と質すと「そうではない」と言い張る。結果、今日に至っています。

そして、今回の漁業活動では、中国公船が領海侵入をして尚、追い払うことなく、矛先はS漁師達の漁船。S漁師達に漁場から出て行くようにと言わんばかりに、漁船を追尾したという報告を受けています。これは漁船安全確保のためと云うのが大義名分でしょうが、漁業活動の妨害に他なりません。海保が取るべき行動は、漁業活動の円滑な実施を担保するために、中国公船に向けた対処が執行されるべきだと強く主張します。

尖閣諸島までの航路は波が高く天候も変わりやすく危険です。そして、片道8時間かかります。燃料コストも半端ではありません。空っぽのクーラーボックスを見た海保職員は言葉が出なかったそうです。「陸と海で指示の中身が違うんだろうなぁ」とH氏。

昨年政府は、中国軍艦による尖閣諸島の領海侵入に備え、新たな対処方針を決め中国政府に通達。国際法に基づく無害通航を認めず、海上警備行動を発令して自衛隊の艦船を派遣し、中国軍艦に速やかな退去を促すという新方針です。

それでも、今回の事態なのです。

尖閣諸島の先祖から伝わる漁場を、「先島の海人」に取り戻す責務は、私達政治家にあることを肝に命じています。早速動きます。
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東シナ海ガス田問題は、中国軍事拠点化問題として危惧すべし!!!

2015-07-23 10:38:36 | 中国外交
東シナ海ガス田問題は、中国軍事拠点化問題として危惧すべし!!!

日本が主張する係争海域は青線、中国が主張するのは緑線。にもかかわらず、中間線を日本側が認めてしまっており、中国側は赤線の中間線から、沖縄トラフまでの赤い矢印の間を係争海域と主張。



中間線から中国側に建設されたプラットホームは「まぁ、中国の海域だから」という風潮が一番怖いのです。本来、共同開発地域として双方が了解した海域ではありませんし、合意できていない海域での建設なのです。



そして、私たち日本人の多くが、海洋資源開発という「看板」に、また南シナ海埋め立て問題に気を取られている隙に、ここが中国の軍事拠点に変貌。防衛省が「一般論として」と、前置きしその可能性を答弁するので、特にそれを確信するのです。
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拝金主義

2015-01-20 12:58:57 | 中国外交
「ひるおび」、なんだ?この番組は?????

「中国人がこれだけ観光に来てくれているのに、ビザの緩和がまだまだで、日本政府の態度は高飛車だ!!!!」
「中国の皆様がお金を使ってくださることで、大変な経済効果が・・・」

はっ?!?!?

中国人観光客は過去最高の240万人、経済効果は8700億円をクローズアップ。確かに事実でしょうが、在日外国人よりも、入国外国人の犯罪がどれだけ多いのかを伏せての報道。

私も観光収入に関しては意義ある議論だと思っています。しかし、この報道、モラルや治安を考えぬ、単なる拝金主義の番組ですね。

富坂先生もコメントし辛そう。
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盗人猛々しいとはこの事

2014-11-05 14:04:11 | 中国外交
華報道官は同時に「日本側に対し、取締りは丁寧に、理性的、抑制的に行い、事態を適切に処理するよう望む」と注文をつけました。

はっ???!?(・_・;?

どの口が言うのでしょう?盗人猛々しいとはこの事。

パラオでは、中国の密漁船乗組員1名が撃ち殺され、25人逮捕されるが、日本なら大丈夫!ってことです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141103/k10015906811000.html
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一瞬の体勢逆転

2014-10-03 12:22:17 | 中国外交
香港の学生運動。先ずは対話だけを求め続けていればよかったものを、一瞬ノリを超えた時点で体勢逆転。戦を知っている側の勝利となりそうです。

日本の一部の保守勢力はこれに学んで欲しいものです。脅迫状を送っている場合ではありませんよ!

また私の指摘に過敏な反応、被害妄想は、自身の幼さを露呈させますよ。如何なる時も、平常心です。
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中国公船の領海侵入に慣れてきたマスコミ

2014-08-13 22:51:49 | 中国外交
体が痛いっ。左胸筋と両側の背筋。他、体のあちこちにあざや切り傷が、、、。
収穫魚は漁協に運ばれた様です。
私は2匹大物を釣りましたが、全体としては不漁でした。
漁場を大きな船がウロウロするからです。



中央一番奥が、中国公船(当日は3隻が領海侵入)、
他2隻が海保巡視船(当日は12隻)。
こうやって、漁業操業中に大きな船が周辺海域をぐるぐる回るので、
魚が逃げてしまうのです。
また、泡が立って魚群探知機が反応しなくなってしまいます。

どうやら、中国公船の度重なる領海侵入に、
日本のマスコミもその恒常性に麻痺してきた様です。
とんでもないことです!!!!

-----
【時事通信】
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014081200399&g=soc
中国公船が一時領海侵入=1週間ぶり、今年19回目-沖縄・尖閣沖
 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で12日、中国海警局の「海警」3隻が日本の領海に約4時間半侵入した。中国公船による領海侵入は8月6日以来で、今年に入って19回目。
 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、海警「2101」「2112」「2151」が12日午後0時20~25分ごろ、南小島の沖合で領海に入った。3隻は、同4時45分ごろまでに同島沖で相次いで領海を出た。(2014/08/12-18:29)
-----

この記事にしても、日本の漁業操業が妨害されたという事実や、16時まで追尾されたことも記されていません。我々の出港直前に少なくとも4社から取材を受けましたが、彼等の質問は「上陸するんですか?」というものばかり、我々が上陸すれば願っても無いことなんでしょうね。我々は絶対に上陸はしません。

どうやら、マスコミの観点は違うところにある様です。
日本のメディアよ!!!!
そこにあった事実を何故書かない?
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尖閣諸島漁業活動、次の一手。

2014-07-22 10:26:51 | 中国外交
少し落着きました。全国から応援して下っている皆さんからの激励、労いの声、心から感謝いたします。今般、再び尖閣諸島への漁業活動が認められなかったことで、国家権力の強大さを痛感しています。
また、相変わらず、「ざまぁみろ」「政府の足手まといになることをするな」などの、喜びの声、苦言も頂いています。

疑問点は単純です。
・水産庁は漁業振興をひとつの目的としている。
・本来、尖閣諸島での漁業振興は好ましい筈。
・しかし、出港が認められない。
・雇用形態に問題があることが理由。
・普通、不備を指摘し訂正をアドバイスする筈。
・それは水産庁の仕事。
・しかし、どのような雇用形態ならば出港出来るのかというナビゲートをしない。

取材カメラ抜きの聴取という条件も飲み、すべて水産庁の指示に従いました。石垣地方合同庁舎での感触は良かったと思います。これで出港出来ると思いました。

しかし、本庁がダメでした。

今のところ、全く打つ手がありません。

今後、毎回毎回、出港直前になって長時間聴取を受ければ、仮に出港許可が下りても、時間的に現地で漁業など出来ません。船長への聴取は形式的なもの。我々の聴取は実体的なもの。船長の聴取以外を現地での聴取ではなく、東京で行い、可否を決めてもらう必要があると感じました。

現場の海保、国交省、警察、水産庁と小競り合いをしても実質的な効果はありません。
ネックは「我々の存在」を「水産庁漁業調整課」がどう思うか?ですから。

しかし、不思議なことに、
「あなた方は活動家であって漁業従事者ではない」ともいわれないのです。
今回雇用形態に問題があるの一点張りでした。

現地は今台風が来ていますので、通り過ぎましたら早速、現地の海人だけで漁に出てもらう予定です。注目は、
・水産庁がこれをも阻止するかどうかです。

我々の目的は、漁協活動ですから、我々が絶対いかなくてはならないということではありません。新しい切り口で漁協活動を支援していきたいと思います。
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狙い撃ちと言って頂いた方が、、、、、

2014-07-21 09:34:07 | 中国外交
どうせなら、
「狙い撃ちです」
と言って頂いた方が解決は早いのですが、、、、。



今朝の八重山日報。記事にある雇用形態を補足しますと、
・船のオーナーではあるが、船長資格、船舶免許を持たない水島氏が
・漁業ならびにその振興を定款に掲げている企業の社長として、
・意志ある複数の船長の賛同を得て、
・自船を含め船団を組み、
・漁業活動をする。
・各船長は当該企業から援助を受け、
・船長は複数の船員(我々)を雇い、給料を支払う。
・漁業成果は漁協へ持ち込み流通経路へ。
・分け前は別途契約にあるとおり。

認められなかった理由を想像すると
・社会保険料の契約者が当該企業で、被保険者が船員である
という点か?

しかし、何が問題だったかについて、明確な説明のない水産庁。

早朝6時に合同庁舎へ呼びつけられ、カメラはダメだというので100%水産庁の指示どおり全員ヒアリングに臨みました。港に帰っていいというので、戻りましたが、可否についての連絡が全くない。もう一度合同庁舎に戻ると、シャッターが閉まっていてもぬけの殻。

その後のやり取りは、携帯電話。都合が悪くなると、電話が切れたことも。この繰り返しが約5時間。

この際、我々は漁に行かず、地元海人だけによる2隻の出港を検討しましたが、昼からの出港では漁が出来ない。よって、断念。

この際、地元海人だけでの漁業活動を近々予定しています。
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20回目の尖閣諸島漁業活動は断念!!!!・・・このままでは尖閣諸島は空家になってしまいます。

2014-07-20 22:33:36 | 中国外交
長い一日が終わりました。
完璧な準備をして臨みましたが、水産庁の許可が下りない。
ということは、
狙い撃ちだと判断出来ます、残念ながら。

私は政治家ですので、霞ヶ関に対しては、無理にでも善意の気持ちを持つ様心掛けましたが、それも間違いだった様です。

まだ私が関わり持っていなかった第一回目漁業活動の準備段階当時まで遡り、いろいろと検証する必要がありそうです。ある意味、漁業活動が可能だったことが奇跡的なことだったのかと思わざるを得ません。

今まで可能だったことが、前例を超えて出来なくなった・・・・・
現状では、「いままでの漁業活動」は相当困難です。
「海人」だけで尖閣諸島に行って頂き、その後方支援をするという方向転換を検討しなければならないのかも。

目的は「我々が行くこと」ではなく、
「漁業活動が行われていること」です。

いろいろと検討することになりそうです。
このままでは、誰も尖閣諸島に出向くことはありません。
空家になります。
竹島の二の舞になります。

洋上慰霊祭、出口が見えません。今日はもう寝ます。おやすみなさい。
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戦争を起こさない為の抑止、ソフトな恫喝の好事例!!!に学べっ!!!!

2014-07-17 17:04:54 | 中国外交
左翼諸君!!!
戦争を起こさない為の抑止、ソフトな恫喝の好事例!!!に学べっ!!!!

7月1日にベトナムの最高指導者グエン・フー・チョン共産党書記長が、
南シナ海での中国との対立について、
・戦争も含めてあらゆる可能性に対して準備する必要性に言及
・「戦争が起きるのかと問う人がいる。ならば、われわれはあらゆる可能性への準備をしておかなくてはならない」
・「われわれは戦争を望んではいないし、起こらないようにしなくてはならない」

その結果、
今年5月から始まっていた石油掘削作業、また現場周辺での中国船のベトナム漁船への体当たりなどの緊張が続いていましたが、中共は16日、大型油田掘削施設による資源探査を完了を宣言。

見事に追い出したのです!!!!!!
見事に、戦争は避けられました!!!
左翼諸君、良かったと思いませんか?心の底から!!!

えっ?不満ですか?戦争にならなくて・・・・

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