長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

落選後、初めての議員会館訪問・・・・・臥薪嘗胆part2

2013-05-11 08:04:38 | 活動
昨日、落選後初めて議員会館に参りました。正直申し上げて、決して穏やかな気持ちにはなれません。嫌なものです。

「今度当選するまで、絶対いくもんかっ、このヤロー!!!!」と投げやりな気持ちでおりました。

実際この半年間、足を運ばなければならない局面もあったのですが、場所を変えるなり近寄らぬように遠ざけておりました。前議員の通行証(写真)も発行してもらっていたのですが、身につける事なく、机の奥底にしまっておりました。

きっと皆さんは「小さな事考えるな」とお笑いでしょうね。

今回はどうしても大臣との打合せが必要でしたので、白旗上げて議員会館に足を運びました。金曜日夕刻、地元返りの日なので、閑散としていると思いきや、すれ違う人、ひと、ひと。知り合い議員ばっかり。私、最近は眼鏡をかけているのでイメージが変わっていたのですが、誰もが気づき、「引き攣り笑顔」で挨拶。

チーム長尾は解散し、国会での元秘書3人は複数の代議士事務所でお世話になっています。どうしても足を運び受け取らなければならない書類があったので、某事務所を訪ねました。

元秘書に「やっぱ、この建物はまだ息が詰まりそうですね」と言いますと、「立派に自民党公認候補者として選挙をやったんですから、気になさる事は・・・」、「いや、次も同じ選挙区でやらせてもらえるかどうか全くメドが立たないんだよ」、「参議院選挙があるのに?」、「なんでかわからんけどね、追風を受けて昇れる絶好機に方針が何にも出てこない、まぁ、指示を待っていてもよくないんで、一党員としてやれる事は全てやってる。有り難い事に支援者も議員当時と変わらぬ体制。でも、「党組織」としての体制が組めないと現場は不安だわなぁ」

浪人時代から朝から晩まで時間を共にした元秘書との会話。いつもお互い相談、相談、相談の毎日でした。・・・・あぁ、やるせない・・・・今は他事務所の秘書。長居もどうかと思い、主が戻る前に、そそくさと退室しました。

議員時代担当してくださっていた記者さん達にも沢山声をかけて頂きました。驚いたのは、国会内のどの衛士さんも、どの警備員さんも、「あっ」と、私だと直ぐ気づき、敬礼をして挨拶して下さいました。ここで働かせてもらっていたという存在がまだ残っていた事が素直に嬉しく思いました。

あぁ、13日の月曜日には議員会館でマイクを握らなければなりません。正直、複雑です。ここは在野がウロチョロする空間ではないのです。

ただ、お声が掛かるという事、お役目があるという事が今の私にはとても嬉しい事と、何でもお引き受けしています。よって、弱った事に6月中旬は議員会館に出入りする事が多くなるハメになってしまいました。地元はまだ交通整理に時間がかかりそうで、舞台準備は難航しております。今は、自分の力ではどうにもならない事もありますので、御用のある事を率先して承っております。

あーっ、そろそろ、母の命日だなぁ。私が当選する3ヶ月前に他界しました。親不孝ですね、ほんと。

「必ず、ここに戻る」と、自分に言い聞かせ議員会館を後にしました。・・・・・・・・・・・臥薪嘗胆。
コメント (19)
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