長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

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輸入ワクチンへの疑問

2009-10-29 20:08:05 | 社会保障・税
朝8時からの国対委員会の後、厚生労働委員会質問研究会、午後から代議士会の後本会議で、共産党、社民党の代表質問。拉致特別委員会理事懇談会、文部科学委員会では、過去否決された民主党教育基本法案についての勉強会。眼科へ行き、有楽町で牛丼を食し、一旦帰宅し荷物の整理をし、プリンス赤坂で松木代議士のパーティー。議員会館で来客対応。資料など跡で読み返すことはなかなか出来ないと決め付け、集中力を高めるべく脳内活性の必要性を痛感。

さて、地元ではインフルエンザが猛威を奮い大変なことになっている。長女も今格闘中であり、長男も漏れなく罹患。帰阪するも自宅へは帰らず八尾のビジネスホテルでの宿泊を検討中。

で、インフルエンザの輸入ワクチンの件。与党という立場ではあるが、委員会での徹底議論は゛船の中゛という認識で良いというお墨付きを頂いているので、疑問をしっかりと質していこうと思う。厚労省の話を聞くと、もう、輸入ありきに聞こえて仕様がない。

臨時国会で、゛新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法゛(長いっ)案の提出が予定されており、今その審議前の勉強中。この法律の成立がもはや緊急であるということは理解できる。第一波に対しての対応が想定の範囲を超えていたということは理解できなくもない。

しかし、その経緯がはっきりしない。今までの対応がどのようであり、どのように遅れ、国内産ワクチンでは足りず、輸入に頼らざるを得なくなったのかの情報公開が不足。驚くべきは、2社の輸入ワクチンは共に臨床実験以外の使用実績はないというものなのである。そのワクチンを打たれるのは12月以降、そう、みなさん、国民である。そこでこの法案の提出は、そのような゛もしかしたら危ない゛かも知れないから、死亡や、健康被害などがあった場合、その製薬会社の賠償を国が肩代わりしようというもの。なんとこの法律案、国内産が対象なのではなく、゛輸入ワクチンだけが対象゛なのである。

私は法案そのものを否定するつもりはない。医療崩壊が叫ばれる中、いまこそ勇気を持って、゛医療の不確実性゛を政府も国民も受け入れなければならないという時代。゛絶対に大丈夫ですよ゛といっても、医療には限界がある。ならば、゛このような方法でやれることは全力で行います。しかし、このようなリスクがあり、この辺りが限界です。゛というやり取りを行い、゛安全゛から゛信頼゛を重視する医療行政、医療の現場であると言うことを、患者さん側も受け入れると言うことが必要な時代だ。その為、最低限度の、万が一の保障の為にこの法律の必要性は否定できない。

医師不足の幾つかの理由のひとつに訴訟問題がある。実は、予防接種についてもそのような経緯がある。予防接種に関する訴訟が数多く行われ、国は負けまくる。よって、1994年から幼稚園、学校での予防接種が廃止されてしまったのだ。果たして訴訟が多いから、というのが理由かどうかはかなりの無理があるが、おそらく、医療費削減の口実に使われてしまったのだと思う。医療の不確実性を語れぬ時代だったのだとも思う。よって、大手製薬メーカーがワクチン製造から撤退してしまった、というのが、定説であるようだ。ただ、私はそういう理由もあると思うが、それだけではないと思っている。

さて話を戻す、第一波の時、国内産ワクチンの対応が急がれていたが、新型インフルエンザワクチンは弱小4社しか製造が許可されておらず、対応が遅れたと聞く(木村医系技官・談)。要は天下りを確保するための利権が絡んでいるのではないかという憶測である。よって、国内産の対応が遅れた。ところが、途轍もなく感染の勢いが激しかった。もう、輸入ワクヂンに頼るしかない。ノバルティス社製はEU、カナダ、米国で承認されたが、GSK社製は米国では承認されていない。また、接種が2回とか、1回とかで迷走した。1回で済ませるような臨床結果をあえて導こうとしてはいなかったか。そうすれば、国内ワクチンで事足りると、、、。

この辺りの遅れた事情を厚労省に質してみた。答えは、「初めてだったから」、「ワクチンを作るための鶏卵(培養するための)が手に入らなかった」というもの。前述した問題については更々触れる気もなくの解答。これは、委員会で質していこうと思う。

承認実績のないメーカーが、新型インフルエンザに十分対応できる方法を開発したと思う。これについては、認可申請が出ていないという答えだったが、今後どうなるのか?利権確保のために、新規参入組みを阻み、2700万人分しか確保できず、5000万人分を輸入で゛突貫工事゛を行う?なんてことはあったのだろうか?ワクチンの安全性は確保できず、万が一のときは国が保障する?

そのワクチンを打たれるのはあなたかもしれないのだ。

鶏卵培養、細胞培養。前者については従来の国内ワクチンの延長線上にあるものであるから、理論的にも臨床的にも安全性は確保できるようだ。しかし、細胞培養については、理論上安全と言うだけで止まっている。ワクチン接種を受ける側は、どちらが接種されるかどうかは知らされないのか?

4社への天下りは存在するのか?大手が撤退したとしても、現に4社の弱小メーカーが厳然と存在する。前述したような理由だけで大手が撤退したとは考えにくい。この辺り、現場の意見も聞きながら委員会に臨みたいと思っている。
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前政権の負の遺産

2009-10-28 20:00:04 | 国会
代表質問、当然のことながら特等席で体験させて頂いた。与党になった民主党。野党になった自民党。それぞれに戸惑うこともあろうが、戸惑うこともせず、何の曇りもなく、我国の現状を批判する自民党。



それって、前政権の負の遺産でしょ?

意気揚々と元気よろしく批判を繰り返す姿は爽やかだが、段々痛々しくなってきた。続けば続くほど自虐的にすら見えてくる。総選挙で政権交代を許してしまった野党の側に立てば、国民審判の結果を真摯に受け止め、反省をし、新しい政権と共に立て直すくらいのスタンスのほうが、国民としては受け入れやすいのではないか?

政権交代直後の我国の現状を前政権から指摘されてもなぁ・・・・。イタイよ、イタ過ぎるっ。
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忙しさの加減

2009-10-27 13:30:31 | 国会
まぁ、慣れぬ事ばかりでこれは仕様がない。まずは慣れること、そしてまずはすべてを経験してみること。

昨日は、国対委員会、代議士会、両院議員総会、本会議、拉致問題特別委員会、参議院での開会式、総理所信、来客9名、外務省経産相合同政策会議、新人懇親会、大阪スタッフとの打ち合わせなどなど。

そろそろ、忙しさの加減がわかりつつある。周辺が落ち着くまで一人の時間がない。国会図書館の第4分室。これは国会本館の中にあり、議員しか入れない。一人になりたいときには書類を持ち込んで篭る議員が多いようだ。

っということで、国会にきて初めて3時間継続して書類と向き合う時間をすごし、今休憩中。あぁ、老眼が悩ましい。

地元ではインフルエンザが猛威を振るっているようで、学級閉鎖が相次いでるようだ。これもまた心配。
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鳩山首相所信演説

2009-10-26 21:18:07 | 国会
臨時国会始まる。

鳩山首相の所信演説。歓声と野次が飛び交う中、上品、下品はあるものの、最後はスタンディグオベイション。夜の懇親会でも゛あれは嬉しかった゛と首相思わずポロリ。やはり数は力である。与党ということがこれほどまでとは。前政権下で野党と言う立場で戦った諸先輩のことを思うと、良い節目に国会へ送って頂いた。ただ、苦労を知らない分、調子に乗らず、まずは経験。貪欲に現状把握に努めようと思う。

外務省経済産業省合同政策会議では、北朝鮮に対する圧力に関わる事後承認の外為法問題について、初めて質問させて頂いた。人道的支援と言う名の援助が、人道ではなく、北朝鮮政府の利益源となるような過去の事実に対してどう監視していくか?事実、日本米が北朝鮮経由第三国で転売されている。医薬品も人道支援と言う大義名分の下、利益現になっていくとも限らない。

今日は、大阪からスタッフが数名傍聴席に。地元の仕事は、国会に繋がっていると言うことを感じて頂くため上京してもらった。良いモチベーションをもって地元で留守を守っていただけることをお願いする。

分刻みの予定に少々面食らっているが、「いずれ、慣れる慣れる」の声に納得するように努力。明日からの資料にこれから目を通し初日を終えようと思う。
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細かなことにも、、、。

2009-10-25 23:14:42 | 国会
゛コンクリートから人へ゛。「いや、長尾さんっ、そのコンクリートも人が作っているんですからね。」そのとおりである。土木屋の息子に生まれた私はこの言葉に返す言葉がなかった。゛外資はけしからんっ゛。その外資で働いているその多くは、日本人である。このあたり、すべて理解しているつもりである。表に出てこない細かなことにも配慮しつつ、いよいよ明日から臨時国会、議員活動本番である。
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園遊会

2009-10-23 20:37:14 | 国会
名誉なことに、天皇皇后両陛下から園遊会のお招きを頂き、昨日、家内と共に赤坂御苑に伺った。各界の功労者、著名人数多く参加の中、相当場違いの感があるが、長尾たかしを国会にお送り頂いている皆さんからのお蔭様を感じつつ、楽しく時間を過ごした。優雅と言うか、セレブというか、厳かというか、そんな中にも上品な笑いが流れ、よい経験をさせて頂いた。

驚くことに、天皇陛下からお声を掛けて頂いた。
「初当選ですか?」
「はい、お蔭様で当選させていただきました。国民の為にしっかりと働いて参りたいと思います。」
「そうですか、しっかりと頑張ってください。」

・・・・・もう、泣きそうになった。

皇后陛下も私のネームをご覧になり、
「初当選ですか?」
「はい。本日はお招き頂きありがとうございました。」
「今日はゆっくりしていってくださいね。」

皇太子殿下は、
「今、取り組んでいるのはどんな問題ですか?」
「はい、年金医療問題に取り組んでいます。生活に安心と安全を作ることが出来るよう、しっかりと仕事をして参ります。」
「そうですか、体に気をつけて頑張ってください。」
しっかりと私の目を見てお話下さった。その誠実な立ち振る舞いに、感動。

秋篠宮殿下、紀子様は、こぼれる様な笑顔で挨拶してくださった。

夢の様なひと時の後、御陵牧場で飼育された、栽培された、ジンギスカン、鶏肉を、お野菜を、宮中ブレンドのソース、ドレッシングで食す。

園遊会という名誉な場所にお招きを頂いたという事を地元の皆さんも本当に喜んでくださった。ほんと、しっかりと仕事をせねばと、心も新たにお預かりした衆議院議員という立場に責任を感ずる。ひたすらにそれを感ずる。また、皇室を常日頃崇敬していた亡き父も、きっと喜んでくれていると思っている。

今朝は、華やかな御苑とうって変わり、上ノ太子駅で駅立ちをし、ポスターの貼り
代えや挨拶訪問、来客、陳情、記念式典などなど、臨時国会直前の平日を地元で活動。
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他生の縁

2009-10-21 21:17:08 | 政治信条
服部川で7時から一時間半の駅立ちを行い飛行機に飛び乗り上京。

厚生労働委員会勉強会に参加し、神奈川、静岡へと移動。それぞれの場所で現場のご意見をお聞きする。国会議員は御用聞。最近好んで使うフレーズであり、事実そう信じて疑わない。ただし、あれもこれも御用を聞いて施しをするという時代ではない。時にはこれは゛出来ません゛というのもあるべき政治のあり方だと思う。要は国民の皆さんに対してやり繰りを求めているのだから。

すべては納得いかない中途半端なことが真理となる。それぞれの立場で見え方が違うし、感じ方も違う。これは世の常ではあるが、これを政治が語ることを時代が許さなかったのかもしれない。だから我が国はおかしくなったのだ。そういう意味で時代は大きな転換期を迎えている。形だけではなく、ガチンコの意見交換。それが激しければ激しいほど信頼関係が増すと言うもの。常にそういう方々との意見交換を望むものの、そう上手くはいかないのもこれまた世の中。

゛袖摺りあうも他生の縁゛。持つべきはご縁である。

折々に私は友人に恵まれていると思う。心からそう思う。「へぇ、そんなに回数重ねてあっていなかったんだ。でも、前世では夫婦だったかもねっ(彼は男性である)」なんてことが言える仲間のお蔭様で、今日もこうして元気を、パワーを頂く。忌憚のない意見。すべての原点はここにあると思っている。

長尾たかし、人と話をするのが好きであります。因みに、明日は名誉なことで、園遊会。
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総予算という概念がなりを潜めている

2009-10-19 23:29:57 | 行財政・金融
連日、国会と地元の行き来が続いている。公務、政務、党務とこのバランスを今度どうとるべきかを判断するために、今は全部に顔を突っ込み今後の優先順位を決めていこうと思う。当然優先順位の第一が゛政務゛、つまり地元対策になることは間違いないのだが。

さて、単純な疑問。我々は一般会計と特別会計を合わせた真の国家予算である207兆円に対して予算の組み換えを行うと主張し、政権交代を果たした。しかし、政府もマスコミも一般会計に対する概算要求が史上最高の95兆。これを3兆圧縮をし92兆とする旨の発言があり報道が成されている。国債の発行か、マニフェストの断念かと言った議論もなされているようだが、特別会計と言う言葉がなりを潜めている。真の国家予算、総予算と言う概念はどこへ行ってしまったのだろうか。

先程第二回の厚生労働省政策会議に参加したが、厚生労働省の22年度予算概算要求は、一般会計が22.8兆円、特別会計が81兆円。新規要求事項の内訳は分かるのだが、総予算に対する内訳が記されていない。新規要求事項以外のどんな部分において予算の組み換えが行われているのか。特別会計に大鉈が振るわれているのかどうか。今後精査していきたい。
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様変わり

2009-10-16 13:31:20 | 国会
臨時国会を前に、各省の副大臣が主宰する政策会議の日程が次々と入ってくる。特に閉会中は地元優先を決め込んだものの、委員会に関わる、また関心のある会議にはすべてではないにしろ参加している。委員会の勉強会も始まっている。もう、国会と地元の行ったり来たりでこれは致し方ない。

゛以前゛を知らないのでピンと来ないのであるが、事務次官会議が廃止されたことに象徴されるように、永田町と霞ヶ関の事情、特に法案や政策の決定の手順が様変わりしている。事務次官会議の追認という閣議から、与党政府一元化を前提とした手順の中で、私のような一年生議員でも、直接政府に会議で物申せる環境があるということは歴史的な転換であるといえる。まずは、会議の出席と、資料の読み込み、周辺知識の叩き込みと、移動時間は徹底的に活字に向かうようにしている。常任委員会、特別委員会の顔合わせも終わり、いよいよ臨時国会に突入である。

地元はというと、お蔭様で様々なイベントにお招きを頂き、心から感謝。各種業界、団体、地域の皆さんとの意見交換会に参加する中で、御用聞としてしっかりと働いていこうと思う。
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健康保険問題に対する丁寧な説明

2009-10-12 23:08:02 | 社会保障・税
健康保険問題は深刻。立ち上がり当初の構造と全く異なり、抜本的な改正が必要。制度としての限界が近づいている。例えば、広域連合を母体とする一元化といえども、そのために゛影響゛を受ける方々への説明責任が必要。ここでも、総論賛成各論反対に対する説明に、丁寧な対応が必要となるであろう。やり繰りをせねばならない側に立ちたくないのは人情ではあるが、施しばかりが政治の時代は終わったことを、変化したことを如何に共有させて頂くか、、、。
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厚生労働委員、拉致問題特別委員会理事を仰せ付かりました。

2009-10-10 13:53:29 | 国会
この度、常任委員会では、厚生労働委員会委員を、特別委員会では、拉致問題特別委員会の理事を仰せ付かりました。社会保障と安全保障は両輪。どちらも第一希望の委員会で負託に応えるべく働いて参ります。長妻大臣からも、全般的なことを頭に入れ臨んで欲しい、力を貸して欲しいと、ご指示、過分なお言葉を頂きました。拉致問題については政治行政の不作為が我国を危機に晒し、特定失踪者といわれる方々(それ以外にも)の人生そのもの、平凡な日常生活が奪われている。与党という立場においてすべては結果を残すこと。長尾たかし、働きますっ。
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゛お任せ゛から゛参画゛へ

2009-10-03 14:25:19 | 国会
民主主義社会とは国民が自ら当事者として意思を持ち判断をして、参画する社会であり、誰かに任せる社会ではない。一方の官僚主導社会とは、国民が積極的に参加しなくとも、国がある程度自分たちを理解し、利益を守ってくれる社会であり、極論、国民参画の前提がなくとも成り立ってきた。

それを証拠に、国がやっていることだから安心だという時代があった。社会保障制度の補完的セールスをする生命保険の営業現場で、どれだけこのフレーズを聞いたかわからない。しかし、社会保障制度にかかわって、この国民の期待は見事に裏切られ実は裏でとんでもないことをやっていたのである。将に後の祭りである。

今後、民主党のマニフェストを実行するにあたり、国民有権者の参画が必要不可欠となる。何故ならば、内容がそういった公約ばかりであるからだ。それぞれの立場で100点満点というわけにはいかないだろう。要は゛やり繰り゛を求めた結果皆さんはこれを選択してくださったという理解であるからだ。
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やり繰りと義務の時代

2009-10-02 00:00:42 | 行財政・金融
与野党逆転、政権交代。選挙で一度も政権交代を成し得なかった我が国日本が、名実共に民主主義国家の仲間入りをした瞬間である。9月16日には鳩山由紀夫を内閣総理大臣に指名する首班指名が行われた。歴史的この瞬間に気持ちの上で皆さんと立ち会えたという喜びと、480人の衆議院議員の一人という責任がひしひしと伝わる瞬間でもあった。

民主党政権となり何がどう変わるのか?選挙前も、選挙中も、そして今後も貫いていく大きな柱は、税金の使い道、その優先順位が180度変わる。予算の組み換えを行う、この一点に尽きる。限られた212兆円という真の国家予算に対し足りなければ増税と国債の発行で賄い、結果国と地方合わせて1000兆円という借金を作ってしまった。これまでの政府には゛やり繰り゛という概念が欠如していたのである。私達の家庭で当たり前にやっている家計のやり繰り。これを国家財政の場面でも行おうというのが、予算の組み替えである。生活に安心と安全を作り上げることにまずは徹底して集中させていくことである。

その象徴的な出来事が、八ッ場ダムの建設中止である。当時幹事長だった鳩山総理と昨年現地視察に伺った。住民感情を無視することは出来ない。賛成派の意見も反対派の意見も重く受け止めなければならない。昭和27年から計画されたこの工事、当初余りにも反対の声が多いにも拘らず推進した国。時間が余りにも掛かる中で住民にも疲れの色が出始め、生活の保障という部分で推進を了解せざるを得なかったのだと思う。しかし、これは政治の悩ましいところ。住民感情を優先するか、無駄遣いを廃するか。天秤には掛けてはならないものを天秤に掛けなくてはならないのが政治家である。

官僚主導社会においては官僚が作った青写真をなぞりさえすれば、国も地方も何とかなっていた。しかし、国民主権ともなれば、国民に義務も課せられる。自由は秩序と共に存在し、権利は義務と共に存在する。民主党の政策は一貫して情報公開が前提である。情報公開するということはある意味国民にも考えていただきたいというメッセージが盛り込まれていると思う。今まで官僚が隠していた情報を公開することで官僚の側も国民にその情報を利用しあなた方も考えてくれ、`よしっ!、考えていこう`ともなればそればそれで正常な関係となる。

今考えられる新たなる義務とは何だろう?やり繰りの当事者となって頂く事だろうと思う。何かを我慢して何かに予算を集中させるということを情報公開の中でやり繰りに参加して頂く。誰しも我慢する側にはなりたくない。しかし、総論賛成各論反対は許されない時代に突入しようとしている。今まで政治は国民に施しを与えることを主として来た感がある。よって、国がやってくれることは正しい、間違いがないというイメージが出来上がっていた。しかし、蓋を開けてみれば国が行っていることの相当割合が間違いばかりだった。国民も考えるという作業を怠ってきたというのは疑うことの出来ない事実であると思う。

施しの政治は終わった。情報公開を前提に、公正で公平な環境の下、考え、作り上げ、時には我慢をしていく時代に突入したのだと思う。政治がこれを国民にしっかりと示していかなければならないと思う。
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言葉を尽くす

2009-10-01 11:34:33 | 政治信条
長尾事務所ではどんな陳情も受け付けるスタンスを取っている。しかし、受け付けるがご要望に応じれるかということは別問題。当選させて頂いてからの陳情のあり方に複雑な思いを禁じえない。

゛議員になったのだからなんとかしてくれっ!゛。内容によっては、困ってしまうものが多い。以前にも、議員、行政の利用の仕方・・・正しい陳情のあり方というコラムを記した。私はこれを実行していく。

政治家も変わる、有権者も変わる。意識を変える。言葉を尽くし説明していくことが多くなると思う。