統一地方選挙が終わった。
我が選挙区でも前半後半と実施され、私も特に後半戦は、毎日東京から地元に帰り、最終新幹線、飛行機で上京するというスケジュールで臨んだ。前半戦府議会議員新人が当選してくれ、総支部としては議席が増えたが、後半戦では新人が当選するも、現職が落選。議席数は維持できたが、候補者を「数」で考えることは適当ではない。全国でも多くの現職議員が落選した。「身から出た錆だろう」と一喝されそうだが、今回の民主党への逆風の責任は我々国会議員にある。落選した同士には何と言葉をかけたらよいのかが未だにわからないでいる。逆風でも当選した人はいる。選挙の責任はすべて候補者にあるということもまた真理ではあるが、そんな杓子定規で片づける心境にはなれない。「それぞれの人生を賭けて選挙戦を戦った」という事実は尊重されなければならない。
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前半戦に続き後半戦でも民主党の退潮傾向が顕著となった。政権内からも執行部の責任を問う声が出ているが、菅直人首相(党代表)は責任論を否定し、続投に強い意欲を示した。
首相は25日の参院決算、予算両委員会で、東日本大震災での政府の不手際が統一選に影響したとの見方について「結果は真摯(しんし)に受け止めないといけないが、震災対応については政府を挙げてやるべきことはやってきている」と反論した。(産経新聞・23.4.26)
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「やるべきことをやっている」ならばそれでよいということではない筈だ。また、逆風は、震災以前にも存在していた。参議院選挙以来、「その責任」のあり方について、国会運営について党内でも大人の議論が提案されてきたが、大人の議論がこれほど「子どもっぽい」ものだとは思わなかった。良く言っても「クラブ活動」、いや、それはクラブ活動に失礼かもしれない。
この局面にあって、党内ではいろいろな前向きな提案が蠢いている。
現政権となって実に風通しが悪くなっている。何時何処で誰がどの様な意見を踏まえこの結論に至ったのかがわからないのが現執行部の党運営である。トリガー税制問題で出席議員の殆どが廃止に反対だった。その方向でのとりまとめとなるはずだった。それが何故?差し替えをしてでも「全会一致」を取り付けたい?しかし、あれは禁じ手だろっ。日独決議についても本会議の直前5分前に配られ(正確に言うと配られるのではなく、本会議場後ろの机の上に置いてある資料を、自分で取りに行く)、初めて文面に接した。そういう状況で、どう判断、議論しろというのか?どさくさに紛れ火事場泥棒と同じである。※日独決議・これは3週間前、原案の中の「侵略」の文脈を削除訂正することとなり、他文面を修正議論をするため決議提出は先送りされていた。
我が党は1割の人間の意志で動かされている。党内でのコンセンサスを何も得ぬまま、全体の意見であるかのように情報発信されている。これを認めるわけにはいかない。増税?私も周りにはそれを唱える人は一人もいない、これが現実。国会はねじれが、野党が悪い。党内は○○グループが悪い。原発問題は東京電力が悪い。何でもかんでも誰かに責任を押しつけ、自身の判断を行わない。判断せよと詰め寄ればPT、WTを作り検討させる。取りまとめ内容が意にそぐわないとこれを無視する。この繰り返し。党内は揉めていないと蓋をする。それでいて一丸となるべきだ、「党勢を立て直して勝てる態勢を作り直さなければいけない」と居座る。
これ以上、我が党を、我が国を壊さないで欲しい。その一念で、今週はあらゆる局面で荒れ模様となるであろう。私も当事者として動いていく。我が党が壊れても、我が国、国益を守ることを考えていきたい。自分の足下を考える暇など無い。
我が選挙区でも前半後半と実施され、私も特に後半戦は、毎日東京から地元に帰り、最終新幹線、飛行機で上京するというスケジュールで臨んだ。前半戦府議会議員新人が当選してくれ、総支部としては議席が増えたが、後半戦では新人が当選するも、現職が落選。議席数は維持できたが、候補者を「数」で考えることは適当ではない。全国でも多くの現職議員が落選した。「身から出た錆だろう」と一喝されそうだが、今回の民主党への逆風の責任は我々国会議員にある。落選した同士には何と言葉をかけたらよいのかが未だにわからないでいる。逆風でも当選した人はいる。選挙の責任はすべて候補者にあるということもまた真理ではあるが、そんな杓子定規で片づける心境にはなれない。「それぞれの人生を賭けて選挙戦を戦った」という事実は尊重されなければならない。
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前半戦に続き後半戦でも民主党の退潮傾向が顕著となった。政権内からも執行部の責任を問う声が出ているが、菅直人首相(党代表)は責任論を否定し、続投に強い意欲を示した。
首相は25日の参院決算、予算両委員会で、東日本大震災での政府の不手際が統一選に影響したとの見方について「結果は真摯(しんし)に受け止めないといけないが、震災対応については政府を挙げてやるべきことはやってきている」と反論した。(産経新聞・23.4.26)
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「やるべきことをやっている」ならばそれでよいということではない筈だ。また、逆風は、震災以前にも存在していた。参議院選挙以来、「その責任」のあり方について、国会運営について党内でも大人の議論が提案されてきたが、大人の議論がこれほど「子どもっぽい」ものだとは思わなかった。良く言っても「クラブ活動」、いや、それはクラブ活動に失礼かもしれない。
この局面にあって、党内ではいろいろな前向きな提案が蠢いている。
現政権となって実に風通しが悪くなっている。何時何処で誰がどの様な意見を踏まえこの結論に至ったのかがわからないのが現執行部の党運営である。トリガー税制問題で出席議員の殆どが廃止に反対だった。その方向でのとりまとめとなるはずだった。それが何故?差し替えをしてでも「全会一致」を取り付けたい?しかし、あれは禁じ手だろっ。日独決議についても本会議の直前5分前に配られ(正確に言うと配られるのではなく、本会議場後ろの机の上に置いてある資料を、自分で取りに行く)、初めて文面に接した。そういう状況で、どう判断、議論しろというのか?どさくさに紛れ火事場泥棒と同じである。※日独決議・これは3週間前、原案の中の「侵略」の文脈を削除訂正することとなり、他文面を修正議論をするため決議提出は先送りされていた。
我が党は1割の人間の意志で動かされている。党内でのコンセンサスを何も得ぬまま、全体の意見であるかのように情報発信されている。これを認めるわけにはいかない。増税?私も周りにはそれを唱える人は一人もいない、これが現実。国会はねじれが、野党が悪い。党内は○○グループが悪い。原発問題は東京電力が悪い。何でもかんでも誰かに責任を押しつけ、自身の判断を行わない。判断せよと詰め寄ればPT、WTを作り検討させる。取りまとめ内容が意にそぐわないとこれを無視する。この繰り返し。党内は揉めていないと蓋をする。それでいて一丸となるべきだ、「党勢を立て直して勝てる態勢を作り直さなければいけない」と居座る。
これ以上、我が党を、我が国を壊さないで欲しい。その一念で、今週はあらゆる局面で荒れ模様となるであろう。私も当事者として動いていく。我が党が壊れても、我が国、国益を守ることを考えていきたい。自分の足下を考える暇など無い。