長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

保守主義とは

2012-10-30 18:55:59 | 政治信条
以下、長尾たかしのFBより

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戦後民主主義とは、現行憲法の三大原理である、国民主権、基本的人権、戦争放棄にカモフラージュされた、本質的には、無機質・無国籍を理想とする主義だと理解しています。いわば、日本人の日本人たる所以を骨抜きにすることを主義とする概念なのだと思います。

永年、自民党政権は一党で政権を担いながらも、党内左派勢力を抱え身動きができず、憲法改正が出来きなかった。この現実に対する、保守主義者からの反発と抗議があるなかで、政権交代により自民党は下野した事で、もう一度、真の保守政党として原点に立ち返るきっかけをつかもうとしています。

そういう意味では、民主党とは、戦後民主主義の優等生なのかもしれません。人権委員会設置法案、玉砕覚悟で阻止したいと思います。皆さんの「反対世論」という強烈な後方支援、どうかよろしくお願い致します。

日本国家の使命は、日本の領土領海を守り、その上に住む日本人が、国体を守り、日本の伝統と文化を継承しながら、生き残ってゆく道を担保することです。

これを第一主義とすることを、保守主義と理解しています。私は一点の曇りなく、どのステージにあろうとも、愚直にこれを実行していく覚悟です。
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臨時国会に臨んで

2012-10-28 21:28:59 | 国会
臨時国会が明日召集されるので、只今上京中。

閉会中は可能な限り地元を這い回り、皆さんのご意見を頂いてきた。タウンミーティングも本日142回目を終えた。民主党執行部が逃げの姿勢を貫き、召集が明日になった事の代償は大きい。他、内向きの内閣改造、内向きの人事、大臣の交代、加えて、外交担当最高顧問の間違ったメッセージ。その都度地元では大打撃となる。

正直申し上げて、郵政選挙突入直前よりも厳しいという実感がある。あのときは、小泉旋風の勢いに吹き飛ばされた感があるが、今回は、期待はずれの民主党に対する直撃の大嵐。共産党にも負けているのではないかと実感する。全国的にも「相手の顔が決まっていない世論調査」ですら、民主党への逆風が止まらない。「個々の議員」よりも、「政党」なのである。

もちろん、10年間ご支援頂いている後援会の方々はこの難局を乗り切らねばと燃えに燃えて頂いているが、後援会とは言わば何があってもご支援頂ける方々で、情けを掛けて下さっている安全な「内海」。「外海(外洋)」に出ると、これは凄まじい勢いで潮目が変わる。閉会中の活動は敢えて外洋に出て行く覚悟をしていた。その覚悟をもって外洋の荒波に揉まれ、自分自身の足下が客観的に理解する事が出来た。

ところが執行部にはこの危機感、どれだけあるのだろうかと疑義をもたざるを得ない。幹事長、幹事長代行と直接お話をしたが、要は「頑張れ」という事。きっと、誰にでも言っている言葉なのかなぁと思ったりもする。大阪14区の「特殊事情」についても、会話の中で、あぁ把握していないなぁと感じてしまったりもする。そして、意外にも私の足下を心配してくれているのは、他政党の方々だったりするのが現状。本部からは何にも指示はこない。「頑張れ」だけ。

新聞をひらけば、「尖閣諸島は領土問題」、「専守防衛という考えは間違っていない」とか・・・・後ろから味方に鉄砲で撃たれる。地元からは厳しい問い合わせを頂く。その辺りは実に敏感である。

因に、食って掛かれば、専守防衛は間違っている!!!!! 専守防衛とは、誰かが危害を加えられて初めて防衛に接するというもの。警察作用の領域を脱していない。そして、誰しも「その誰か」にはなりたくないし、専守防衛とはその誰かの発生を有事以前に認めているというもの。専守防衛は国民の一部は危害を加えられる事を認めている防衛概念なのだ。断固間違っていると指摘する。

相当愚痴っぽくなったが、それは危機感の表れとご理解頂きたい。0増5減案、特例公債法が政局の取引条件にならぬよう、まずは一刻も早く通す事。ひいては、「近いうち解散」を一刻も早く実施する事にも繋がる。地方公共団体が支払う必要のない利子が発生してしまっているのは、国会の責任、現場では頭をどれだけ下げても足りる事はないくらい迷惑をかけている。そして、マイナンバー制度、高齢者医療制度、新年金制度の3法案を、先に成立している社会保障と税の一体改革関連法に合流させて、制度として魂を注入しなければならない。

そして、景気対策は??????閉会中いろいろと働きかけたがナシノツブテ。今必要な事を何でしないのだろうか?「お前が言うなっ」とお叱りが飛んでくるだろう。当然だ。その怒りをバックポーンに臨時国会を戦う!!!

特に人権委員会設置法案は気が抜けない。正直言って、離党や政務三役ご就任で、一緒に戦う仲間が殆どいないので、もう、玉砕覚悟である。ここで逃げることは許されない。与党にいるからここで決まってしまう、だから逃げられない。



※【コメント欄について】
コメントとはいえない汚い言葉がコメント欄に散見される。スレッドに関係のない議論は他の掲示板でやって頂きたいし、言葉は選んで頂きたい。基本的にコメント欄は過去一度「犯罪を予告したモノ」を削除したことがあるが、全て残している。忌憚のないご意見を頂戴したいが故の事。しかし、マナー違反が過ぎる場合はこれを放置する私にも関連してくるので、コメント欄を閉鎖せざるを得なくなる。ご協力願いたい。
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間違ったメッセージと内向きな人事

2012-10-17 08:05:40 | 民主党
前回に続き、党内批判をブログに記す自分自身に反吐が出るが、致し方ない。

閉会中の今、地元で我々がどれだけ言葉を尽くし3年間の政権運営について説明をしているのかを、執行部はわかっているのだろうか?社会保障分野では我が党は確実に成果を上げている。しかし、他の分野で成果を打ち消す程の「下手」打っている。議員1人がどれだけ言葉を尽くして説明をしても、党の下手打ちでどれだけダメージを受ける事になるのかっ!!有権者への説明がどれだけ困難なものとなるのかっ!!!民主党という十字架を背負う覚悟のもと地元を這いずり回るのにも限界がある。我々の声を無視した一連の対応、勝手にも程がある。

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民主党会派に戻る…土肥衆院議員が入会届

 衆院会派「民主党・無所属クラブ」は16日午前、無所属の土肥隆一衆院議員の入会届を衆院事務局に提出した。これに伴い、民主党・無所属クラブは244、無所属は6となり、民主党会派の単独過半数(239)割れまでの人数は6人になった。土肥氏は昨年3月、竹島の領有権主張を中止するように日本政府に求めた宣言文を韓国国会議員と発表した問題の責任を取り、民主党を離党していた。
(2012年10月16日13時05分 読売新聞)
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復党はされないという事だが、有権者意識からすれば、会派合流も、復党も同じだ。今回は執行部から土肥議員へ提案されたものであるが故、確実に間違ったメッセージとなる。

更に、愕然としたのは、
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“野”に放つのは危険? 鳩山元首相が最高顧問に復帰
2012.10.16 19:50 産経

 民主党は16日の常任幹事会で、党員資格停止処分が明けた鳩山由紀夫元首相を党最高顧問に復帰させる人事を了承した。党が崩壊過程に入ろうとする中、野田佳彦首相に批判的な鳩山氏を取り込むことで、離党を阻止する狙いがありそうだ。鳩山氏は消費税増税法への反対を理由に、衆院採決前の6月26日に最高顧問を辞任。当初案では6カ月の資格停止だったが、党倫理委員会が再考を促し3カ月に短縮する処分が7月9日に下されていた。常任幹事会では最高顧問復帰に異論は出なかったが、処分期間中に離党をほのめかしたり、官邸前の反原発デモに参加するなどしたい放題だった鳩山氏。“野”に放つのはやはり危険と判断した?
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私を含む元来慎重派ではあるが、景気条項を入れる事でギリギリ賛成をした我々周辺が、どんな思いで消費税関連法案に賛成したのか、執行部はわかっていない。当然「出て行く奴は出て行け」という当時のスタンスについても何ら反省はないのだろう。

東アジア共同体?!!! 普天間移設は県外!!!!? 日本の外交をボロボロにした元総理を外交担当の最高顧問?!!!野田総理が政治生命を賭けた社保税法案に造反した元代表が、処分が解けた直後に最高顧問?先般の代表選挙に私は野田候補に投票した。だから、現執行部には物申す資格がある。メッセージは送っているが、届いているのかいないのか?届けられていないのだと推測するが、これもまたガバナンス的には推測出来てしまう程・・・。
有権者の声をバックボーンとした現場の声を聞かずに、内向きな人事をやればやる程、有権者の心は離れていく。

我々所属議員の心も離れていく。
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限界か?!!

2012-10-12 12:51:02 | 政治信条
昨日から今までに、復興予算の使途調査を決算行政監視小委員会の流会によってこれを行わず、行政刷新でこれを行うとした事について、大変なお怒りを頂いている。有権者の怒りは当然である。

法律の範囲内でその使途について、役所が過度な拡大解釈をしていいように使ってしまったということは過去にもたくさんある。これを正さず今日に至っているのだから、正していく絶好の機会であった筈だ。

これが「野党からの攻撃材料になってしまう」という発想があさはか。堂々と小委員会で是正すればよいのである。被災地以外への転用が度を過ぎているのだから、国会で是正する、当たり前だ。

何故これを国会で議論しない?

野党から攻撃されるのが怖いから?・・・多分そうなのであろう。もはや、同じ道を辿っている。

逃げ道をつくるどころか徹底的に追いつめ、除籍処分を下した元同僚達が構成する政党に、どの面下げて国会での連携を模索するつもりなのか?執行部側の都合ばかりを推し進めた事に対して何にも反省がない・・・どころか、神経がどうかしている!!!!

改正消費税法の採決での造反による党員資格停止3か月の処分が9日で解けた議員を党最高顧問への復帰を打診?受けた方も受けた方で、外交問題担当として党の支援を受けることが条件だとの考えを示唆?

日米関係をポロポロにして尚、そのご自覚がない!!!!!

離党、除籍、政務三役就任などで、もう、ブレーキ役として党内で共に戦う仲間も殆どいない。限界か??

民主・輿石幹事長、小沢氏との連携模索か



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櫻井よしこ氏をお招きし、時局講演会を開催!!!!!!

2012-10-04 11:40:20 | 活動
ブログの更新が滞ってしまった。民主党代表選挙、自民党総裁選挙など以外は、頭の中を国会バージョンから、地元バージョンに切り替え、ひたすら地元活動に専念させて頂いている。229日間の国会開会中は土日しか地元にいる事が出来ず、支援者訪問も充分ではなく、閉会中の今、恥ずかしながら、「お久しぶりです」の枕詞で地域を歩いている。

タウンミーティングも今週月曜日で139回目を迎える。ご尽力頂いている地域の皆さんや、事務所スタッフには感謝したい。世間では政局話一色の今、いろいろと記したい事はあるのだが、残念ながら気持ちがその方向へ行かない。

かろうじて、フェイスブックツイッターなどでは細かく活動報告、政策・政局について記すものの、ブログ愛読者の皆さんには失礼している事をお許し頂きたい。日常活動はこちらをご覧頂くと有り難い。

さて、大イベントを企画。以下、告知をさせて頂く。

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ジャーナリスト
櫻井よしこ氏をお招きし、時局後援会を開催!!!!!!

平成24年11月22日(木)
  午後6時  開場
  午後6時30分開演
  八尾プリズム大ホール定員1440名
    ・入場無料
    ・予約は必要ありませんが、当日申込用紙にご記入ください。

【お問い合わせ】
櫻井よしこ講演会実行委員会
電話072-928-5255・・・長尾たかし事務所内
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