JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

FT8での送受信帯域幅

2018-07-21 11:01:19 | FT-5000
 夜明けから晴天が広がり、やっと家の周りにもクマゼミが地中から出てきたようで
早朝から大合唱がはじまり、いつもの夏でした。

 台風の影響でしょうか、10時前から何日ぶりかの雨が降りました。しかし3,40分ほどで
元の晴れ間が広がりました。それでも道路に水溜りが出来るほどでした。
 折から開催されている甲子園を目指しての高校野球も一時開始が延びていました。

 ネットの情報でICOM社がファームウエアをアップしてSSB -DATAモードの送信帯域幅を
100Hz~2900Hzまで拡張できる設定をセットモードに追加が出ております。
 たしかにSSBのままの設定では300Hz~2700Hzですから特に上のほうではパワーが
出にくいし、受信感度も下がりますから、ファームウエアのUPも当然でしょう。
 遅きに逸した感もあります。

 私が愛用しているFT-5000の場合はメニューモードでこれらが簡単に変更できます。
 メニューモード番号099ではLOW CUT FILTERの設定でOFFか100Hzを選択、
番号101でHIGHT CUT FILTERで4000Hzに。番号104でSSB TX BPFで50-3000を選択。
 この設定変更で、若干送受とも帯域が広くなった感じがします。
 メニューモード番号はマニュアルが古いので少し違うかもしれません。

 
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沖縄よりの使者

2018-07-20 09:33:13 | 日記
 その昔の「月よりの使者」という映画の題名を思い出しますが、
毎年やってくる「沖縄よりの使者」が今年もやってきました。

 大好物のマンゴーです。
 沖縄在住の友人から毎年送ってきます。感謝です。
 御礼の電話をしたら、最近は全国の気温で沖縄が一番低いといっておりましたが
本当に毎日カンカン照りで、気温は気持ちいいほど上昇し続けております。
 
 暑中お見舞い申し上げます

 マンゴーはカンボジアに行ったとき初めてたべました。その濃厚な甘みに感動して
しまいました。
 たまたま沖縄の友人に好物だと話したら、ジャー送ってあげようと送り続けてくれています。
 いまではお隣の県の宮崎でも盛んに作られておりますが、いかんせん高い。
 沖縄でどのくらいの値段で売られているかは知りませんが、送料も入れると
結構な値段になるでしょう。
 そこは友情という味を加味してじっくり味わいたいと思います。
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3B7Aのカードが届いた。

2018-07-19 18:54:48 | DXing
 やっと我が家にも3B7Aのカードが届きました。
 すでにLoTW上ではCFMとなっておりますので、うれしさもありません。
 わずか40mSSBの一QSOのみです。80mも欲しかったのですが、コールすら
できずに終了してしまいました。次回に楽しみをとっておきましょう。

 二つ折りのきれいなカードでした。
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FT8のパイルで応答する局の選択は

2018-07-18 18:53:23 | FT8
 先日来6mFT8で交信して、メイルを交換しているOE1WEU Walfgangから私の質問に
対しての返事が届きました。

 質問はFT8でのパイルに対して応答する際、何か条件みたいなものがあるのかを
聴いておりました。
 
 届いたメイルが以下です。
 Akio san - tnx your mail.

To be honest, it might be luck for the calling station.
I try to complete as many QSO as possible.
If it would be a new DXCC on 6m for me - I would call him first
(of course).
When it seems to me it is a NEW GRID / Call Area I DO NOT HAVE YET -
this would be for me a decision to pick him up as well ...

Otherwise I take first calling station, then second and so on calling.
But it gets difficult - if too many callers - I simply pick
one out of all. No special strategy - there is not enough time
to think about.

like in a CW pileup - you do not choose stations on criteria,
just work one after the other you copy.

Wolfgang OE1WEU

 やっぱり誰でも同じですよね。
 先ずは、自分にとってDXCCでのNEWということですね。
 彼はNEW GRIDやCALL Areaにも興味があるようです。
 あとはコールの早い順のようですが、やはりピックアップされるのは幸運
を祈るしかなさそうです。
 もちろんこれはWalfganの場合ですが、JAのパイルを受けているEUの各局の
場合もおそらく同じなんでしょうね。
 とにかくあの受信画面が真っ赤になるほどのパイルを受けた局にとっては
どの局を選択するかなど考える時間もなく、適当にクリックしているのでしょう。
 
 FT8のパイルアップに勝つための特効薬は未だ見つかりません。
 あるのかなぁ・・・・
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PayPal なんで今頃。

2018-07-17 10:27:53 | 無線
 KH1/KH7ZがLoTWにUPされはじめたという情報で、それではOQRSでカードを
請求しようかとDATAを打ち込み、いつも使っているPayPalのサイトまでたどり着きました。
 
 ところがです、5月3日にZ66DのOQRSのときはいつも通りすんなり送金できたのですが
PayPalが本人確認が出来ないから送金受付できないと断られました。
 もう何年も使用してきましたが、いまさら本人確認のための手続きを要求されました。

 仕方ないので、運転免許証をコピーして貼り付け、所要事項を書き込んで手続きを
しましたら、郵送で改めて書類を送るから、しばらく待てとのこと。

 恐らく2006年以来使ってきたと思いますが、なんでも米国政府からのお達しで
本人確認を今頃になって要求してきたようです。

 そんなことで送られてくる書類で改めて本人確認が終了するまで、OQRSでのカードの
請求ができません。
 KH1/KH7ZのCFMもしばらくお預けです。
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デジタル受信機AR-DV-10

2018-07-16 13:57:44 | 無線
 梅雨明け10日とは言われているが、連日雲ひとつないカンカン照りの日が
続いております。気温も気持ちいいほど上昇しています。
 でもいつもの夏とちょっとちがう感じ。何かが足りません。
 そう、せみのなき声がないのです。夏の暑さを倍増させるあの煩いクマゼミの
ワシワシという鳴き声が未だないのです。
 クマゼミにとっては、地上でこんなに早く梅雨明けが来るとは知らされて
いなかったのでしょう。おそらくあと1週間もすると地上に出てきてワシワシと
煩くなるのでしょう。

 昨日、JARL大分県支部の役員会と3時からハム寺子屋がありました。
 2ヶ月に一度開催されているハム寺子屋は今回はJQ6QOP 中村さんが担当で
「今年4月にAOR社より発売された世界初9種類デジタル変調対応ハンディ型
広帯域受信機[AR-DV10]の実使用レポート」と題しての話でした。


 とんでもない驚く機能の受信機ですね。値段もいいですが、D-STAR,Wires-X
Alincoにも対応している受信機とは。
 Softで出来るんですね、こんな芸当。はてはデジ簡の秘話装置もなんのその。
 それも自動的に復調してしまうとは、恐れ入りました。
 いろいろなバンドで使われている無線周波をすべてカバーする夢のような受信機
それもハンディときてはワッチ好きな人にとってはたまらん仕様です。
 もちろんSDRですから、提供されるSOFT次第でますます使用範囲が広がる可能性が
あります。

 しかしPチャン、消防はダメ。これが聴けると大変なことになりますね。
 
 普段はあまり興味がない世界の話を聞くのも楽しいことです。知識として
知っておいて損はありません。
 100KからGHzまで受信できるSDR機がいろいろ安価で入手できますが、
条件としてPCとアンテナが必要です。
 しかし小さなアンテナをとりつけて、ハンディな筐体につめて、バッテリーで
動作するこのDV-10はラジオライフ愛読者にとってはたまらない製品でしょう。
 バッテリーが6時間ぐらいしか持たないらしいけど、使い方を工夫すれば
国内何処にいても楽しめるかもしれませんね。

 JQ6QOP中村さん 楽しいお話をありがとうございました。

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この赤い画面は

2018-07-15 11:57:44 | FT8
 OE1WEU Wolfgang からのメイル第2弾の中にこんな画像が添付されていました。

 先週の6mFT8でおもにJA1からコールされているときの彼のWSJT-XのRX Frequency
のScreenCopyです。
 やはり思っていたように、画面はJAのコールで埋め尽くされており、赤く染まって
おります。
 かれは送信したピリオッドの後になって、前のピリオッドのJAのコールが
表示されて困ると困ると嘆いております。

 私もよくJTDXを使用しているとき、レポートを受信しているタイミングで、レポートが
表示されず、こちらからRRRを自動的に送った後になってレポートが表示される現象を
たびたび経験して、最近はWSJT-Xを使っているのですが、WSJT-XをつかているOE1WEU
も同じことがおきているようです。PCの能力不足が原因なんでしょうか。

 しかしJAでは先ず経験しない真っ赤な画面ですが、想像はしておりました。
 そこで彼にこういった場合何を基準に相手を選択するのかを質問しているのですが
未だ返事はきません。
 信号の強弱、適当に、それともソフトのFirst Callに任せているのか質問して
いるのですが、返事は難しいかもしれませんね。
 かれはDXPedition Modeを使いたくなるとも言っております。その気持ち分かりますね。
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JA6PKT矢野氏の訃報

2018-07-14 14:09:15 | 日記
 今朝友人からJA6PKT矢野氏の訃報の知らせが届きました。
 もう4,5年になるだろうか、重いRIGを抱えて持ってきてくれました。
 福岡の息子のところにご夫婦で世話になりに行くのでと、片身代わりのように
置いてゆきました。そのときは未だ元気で車を運転して重い、重いといいながら
運んできて、帰って行かれたのが、お姿を見た最後でした。

 矢野氏とは昭和45年に私が東京から帰ってきて、すぐその無線仲間に入れてもらい、
昭和49年、JARLの大分県支部長の選挙に立候補したときから応援していただき、
支部長になってから8期16年間、幹事として支えていただきました。

 アンテナの上げ下ろし、タワーの建柱などの作業も快く引き受けてもらい、
長い間家族ぐるみでお世話になりました。
 また職業訓練校の先生でもあり、金物の工作はお手もの。器用にいろんなものを
造ってもらいました。

 あんなに元気だったPKTさんが心臓のバイパス手術を受けられたと聴き驚いたのは
60歳を過ぎたころだったでしょうか。
 でもその後もお元気だったのですが、福岡に転居されてからは病院通いだったと
聴いておりました。
 OFHC(大分ファミリーハムクラブ)で家族ぐるみで皆さんと付き合っていた
若いころの仲間もずいぶん少なくなってきた感があります。
 PKTさん どうぞ安らかにお眠りください。長い間本当にお世話になり
ありがとうございました。

 JA6PKT 矢野 政道氏 享年86歳 ご冥福をお祈りいたします。 合掌
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e-mail from OE1WEU

2018-07-13 11:28:03 | 6m
昨日の6mFT8は朝方KH6と久しぶりに交信できました。
 
 午後になるとZ68Mがこちらのほうでは早い時間に見えていたようですが、
気づくのが遅くなり、コールする間もなく信号が落ちていってしまいました。
 北の方では結構長く見えていたようで、コールするJA局だけ見えておりました。
 信号も強かったので、今日も見えてくれればと期待しております。

 その後はよくEU全般に開けたようで、FT8でははじめての9A7Y、9A5CWと交信でき
さらにEA8DBWまで見えてきました。

 そんななか交信できたOE1WEU Wolfgangからe-mailが今朝になって届いておりました。

  But I had really problem -
  I had HUGE PILE from JA - more than 20 JA calling same time,
  so I could not finish all QSO with RRR - sorry.

  I tried to be fast and gave everyone only "R" and report ..
  But I hope many JA in log is better than RRR hihi.
  Please your QSL LOTW AND via OE Buro or if you need direct also possible

 こちらで見ていても交信した時、ずらりとJAがコールしているのが見えておりました
から、先方の受信画面はすごいことになっていたことは想像できます。
 早く捌こうとしてR-Reportの交換だけで交信成立としてloginしてもらえることが
分かっておればいいのですが、なかには73の交換でもって交信成立と頑なにいう
DX局も居ます。

 これまでも73をもらえず、どうかなというDXもたくさんありましたが、ほとんどが
Loginされているようです。
 WSJT-XにしてもJTDXにしても73を感知して、login窓が開きますが、RRでLoginとなると
LOGボタンをいちいち押さねばなりません。
この手間をいとわずにやってくれるDX局に感謝ですね。

 6mはFT8といえども、早いQSBが多いので相手からのRRRやRR73が自分では受信でき
ないときでも、もしかしたら相手はRRRやRR73を送ってきていたという場合もあります。

 先日も4K6/DK7ZMとの交信で、私の方ではレポートのたった一行しか見えず、
こちらからのRR73には応答がもらえなかったのですが、あとになってローカルの
良い耳の持ち主からスクリーンコピーを送ってもらったなかには、彼からのRRRが
見えておりました。恐らく交信は成立と思います。

 いつもいつもこんなことがあるわけではないのですが、珍局との交信で
不安の時はメイルを出して確認という手段も必要ですね。




 
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FT8 Activity Bumping UP at some Expense to Other Modes

2018-07-12 09:42:59 | FT8
梅雨明け10日といわれますが、今日も朝から鋭い日差しです。
 豪雨災害地にとってはやりきれない暑さだと思います。本当に心からお見舞い申し
あげます。

 6mのFT8では今朝もW方面がにぎやかです。

 さて今日のタイトルはQST8月号の電子版の中で見つけた記事のタイトルです。
 FT8のアクティビティが他のモードを叩きのめしている とでも訳せるかな。

 内容はHFのコンディションが落ち込む中、FT8がHFの交信で急速に伸びている。
 LoTWのDATAからみると、1ヶ月で230万QSOがFT8の交信。昨年の同じ月の他のモード
の120万とARRLのRadiosport Manager Norm Fusaro, W3IZがいっています。
 同じ時期、他のモードのアクティビティが減少している。

 DXCCの申請は昨年同期比11%の増、WASの申請は898件で72%の増。
 347件の申請 39%がFT8によるもので、さらにVUCCは2017年比33%の増だそうです。

 Fusaroはこうもいっています。
 FT8が世界中で他のモードに置き換わっている。従来のSSBやCWの交信は10%減少、
RTTYやPSK、WSJT-Xの他のモードは本当に減少している。この悪いHFのコンディション
がSSBやCWの使用と減らし、あたらしいモードのFT8が歓迎されるのはこれらの数値が
証明している。

 実際にバンドをワッチしてみてもFT8の使用区分だけはどのバンドも信号がみえます。
 世界的にFT8に集まるから、思わぬところと交信できたりする楽しさがあるので
また人が集まるという好循環に在るのは間違いないことです。  
 
 FT8が発表されたのが昨年の5月だったと記憶していますが、実際に使われだして
ようやく1年が過ぎ、世界中でこれだけ使用されるようになったFT8ですが、その普及
の早さには驚くものがあります。
 AMからSSBに変わるときは送信機、受信機ともSSBに対応する機器が必要であったので
相当な年月が必要でしたが、JT65が長い年月使われてきたという下地があって、
FT8は既設の設備で簡単にソフトの使用だけで対応できたことが最大の要因だったの
でしょう。
 アマチュア無線界にとっては革命といってもいいかと思います。
 ディーププラネットが未知の世界に引き込みますが、FT8はディープな微弱電界
の世界を教えてくれました。 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            


 
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