単なる陰謀論か？

　北西の風が強く吹いておりますが、青空の一日でした。
　
　まもなく7月8日がやってきます。
　昨年のこの日の午前11時過ぎに、奈良の近鉄西大寺駅の前で凶弾で倒れた
安倍元首相の命日です。
　犯人としてその場で取り押さえられたのが山上でした。
　多くの聴衆が動画を撮影していたので、TVではいろいろな動画が流れてきま
した。安倍さんがマイクを持って演説中だったため、そのマイクを通して増幅さ
れたたくさんの音がスピーカーから流れていたため、多くの動画に音が取り込ま
れていたのです。
　長い時間ののちヘリコプターで奈良県立医科大病院に搬送され、救命処理が
施され、安部さんの命がどうなのか待たされました。結果は残念なことになりま
した。
　その後の奈良県警の現場検証や、記者会見での発表では、安倍さんの心臓には
傷はなかったということでした。
　救命治療に当たった福島教授は記者会見の席で、心臓に穴があり、縫合処置と
輸血を行ったといっており、県警の検視結果と全く違っておりました。
　その後の経過は、マスコミの追求不足、県警の記者会見での情報の少なさや、
統一教会という言葉が独り歩きを始めて、国会は安部さんの事件の真相究明は
どこへやら状態になりました。
　ネットでは札幌医科大学の高田純教授による動画や音の科学的分析結果の発表
などがあり、どうも山上の発砲は空砲の可能性、スナイパーの存在の疑い、など
が流れてきました。
　あまりにも警察発表がお粗末なので、これらが陰謀論として片づけてしまうに
はどうかと思ってしまいます。
　ネット上での発言者の中にはアメリカまでいって、山上の銃を再現し、試し打
ちをし、狙撃銃を試し打ちして検証しようという人まで出現しております。
　長い鑑定留置から山上は解放され、検察もようやく起訴をしております。
　果たしてこのまま裁判を維持できるのかと心配になります。
　ネットでの多くの疑問に答える形で、経営戦略コンサルタント　中田健二と
いう人が「安倍元首相を狙撃したのは本当に山上なのか？」という本をKindolで
100円で発売しております。100ページほどの小冊子ですが、面白いです。
　音声スぺクトラムの画像や現場付近の画像など改めて見ております。
　興味のある方は購読されてはいかがでしょう。