JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

萩への旅 2日目

2016-03-13 19:31:45 | 旅行
 天気はまだ崩れづ青空も見えました。でも気温は結構
低そうな朝。
 まずは世界遺産に登録された萩反射炉の見物。
 やはり世界遺産に登録されるとお金がどこからか降り
てくるらしく、これまでは狭かった駐車場もきれいに整
備され広くなっているとガイドさんの説明。
 反射炉とはなにか? 何を反射しているのか疑問に思
っておりました。
 いま日本に残っている反射炉はここ萩と伊豆の韮
と鹿児島の旧集成館にあるだけの大変貴重な遺構だそう
です。
 何を反射したかは炉内の熱を炉のドーム状の天井部で
反射して熔解室に置かれた鉄に含まれる炭素と空気中の
酸素を結合させ、二酸化炭素を排出すると、必然的に鉄
の炭素含有量が減少して、衝撃にもろい鉄を柔軟で粘り
のある鉄に変える装置です。
 この萩の反射炉は佐賀藩に最初に作られたものを参考
にして作られたのですが、結局実験的に使われただけで
萩藩は技術面、費用面の限界から本式の反射炉の建設は
あきらめたそうです。

 次に訪れたのは松陰神社 もちろん誰でも知っている
吉田松陰を祀る神社です。ここも駐車場の整備が進み
観光バスも多く停められるようになっていました。
 旧吉田家の敷地に建てられた神社ですがその前には
松下村塾や、松陰が幽閉された建物などの遺産がたくさ
んあり、明治維新前後に活躍した若き志士たちのことを
思い出されました。

 昼食は北長門で甘エビの食べ放題です。
 紅ズワイガニ一杯月というキャッチフレーズで参加し
た家内はエビよりカニに期待したようですが、たしかに
食卓にはでーんとカニがおいてありましたが、爪にこそ
身がありましたが、足はお飾り程度の身しかないまずい
ものでした。
 そのかわり食べ放題の甘エビは食べても食べても次か
ら次に足されて、もう嫌というほど食べました。
 みるみるうちに食卓の上は甘エビのからで赤い山がで
きました。

 山口県は総理大臣が7人も輩出している関係か、以前か
ら思っていたのですが、道路がいいのです。こんな誰も
通ってもいそうにないところに、広い道路があったりし
ていましたが、何か違うのかな?
 それと他県と違って道路わきのガードレールが黄色に
塗装されています。その理由は知りません。
 赤い石州瓦の家々を見ると日本海側に来たと実感しま
す。
 
 帰りは関門橋を渡り、門司レトロを散策しました。
 ちょうど全国カレー祭りをしていたからかものすごい
人出でにぎわっていました。

 門司を出るころから小雨が降りだしましたが、小雨状
態の大分に夕刻帰り着きました。
 最近はこの1泊2日のバス旅行が気に入って、年に一度
は出かけております。この程度の旅が疲れなくていい
ですね。

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