CWのパイルで

どなたかのブログのコメントで、デュアルワッチを
してると相手が送信中にコールを打っている局が結構
いると言っておられました。
　確かに今回のST0RのCWのパイルをデュアルワッチで
聞いていますと、ST0Rが送信している時もかなりの局が
懸命にコールを打っているのがきこえます。
　これでは１００％相手はこれらのコールを聞くことは
できないでしょうね。

　ではこれらの局は果たしてST0Rが聞こえず闇雲にコール
を打っているかを考えるに、ただ単にタイミングが合って
いないだけではないかと考えます。

　コールを打つ。STBYする。相手は聞こえない。またコー
ルする。を繰り返しているのです。このサイクル中に
ST0RがJAをコールするのですが、JA局がコールする
タイミングがすこし早いとJAの局はST0Rの送信を確認でき
ず、JA局がSTBYしたときST0Rははやいスピードの送信を
終えてすでにSTBYしている。するとJA局はまた送信する。

　これを第３者的にデュアルワッチで聞いていると、誠に
相手が送信中にコールしているJA局が多いのです。
　一旦送信を止めて、ワッチしてタイミングを計り直す
余裕があるといいのでしょうね。

　もう少し相手は何処を聞いているのか、ワッチにどんな
癖があるのかなどを知って、コールしないといくら闇雲に
コールしても無駄な電気を使うだけに終わるのではないで
しょうか。特に今回のように大きなパイルで、UP指定の
範囲は広いときは一箇所に居座ってコールしても時間ばか
りかかって、なかなか取ってもらえないでしょうね。

　バンドのなか何処か空いているところを探して送信する
とか、相手の先回りをして送信してみるとか、いろいろ策
を練るのもパイルを楽しむコツでしょう。
　相手も何処かクリアに聞こえるコールはないかと懸命に
ダイヤルを回してワッチしているのですから、こちらも
様々な工夫をしてパイルに参加してみると、うまくこちら
の作戦が功を奏して時は、喜びも大きいと思います。
　デュアルワッチをして、常に送信周波数を変えながら
送信をして楽しんでおります。まず一箇所に固定して送信
するということはあまりしません。このほうが結果的に
コールを取ってもらえることが多いと思っております。