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【COGHCC聖書通読】 2020/04/22

2020-04-22 12:05:42 | 一日一章・聖書通読日記
列王紀下 1:1-6

アハブが死んだ後、モアブはイスラエルにそむいた。 さてアハジヤはサマリヤにある高殿のらんかんから落ちて病気になったので、使者をつかわし、「行ってエクロンの神バアル・ゼブブに、この病気がなおるかどうかを尋ねよ」と命じた。 時に、主の使はテシベびとエリヤに言った、「立って、上って行き、サマリヤの王の使者に会って言いなさい、『あなたがたがエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねようとして行くのは、イスラエルに神がないためか』。 それゆえ主はこう仰せられる、『あなたは、登った寝台から降りることなく、必ず死ぬであろう』」。そこでエリヤは上って行った。 使者たちがアハジヤのもとに帰ってきたので、アハジヤは彼らに言った、「なぜ帰ってきたのか」。 彼らは言った、「ひとりの人が上ってきて、われわれに会って言いました、『おまえたちをつかわした王の所へ帰って言いなさい。主はこう仰せられる、あなたがエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねようとして人をつかわすのは、イスラエルに神がないためなのか。それゆえあなたは、登った寝台から降りることなく、必ず死ぬであろう』」

卓越した政治的手腕と外交力で周辺諸国との関係を良好に保っていたアハブ王の亡き後、モアブがイスラエルとの友好関係を絶ちました。そんな政情不安定要素が噴出する中、アハブの後を継いだアハジヤがサマリヤの高殿から転落して重病になってしまいました。するとアハジヤはこの病が癒されるかどうかを、イスラエルの神ではなく、エクロンすなわちペリシテ人の神であるバアルに尋ね求めるために使者を遣わしました。すると主の使がエリヤに、エクロンに遣わされるアハジヤの使者に会い、バアルにお伺いを立てるのはイスラエルに神がないためかと問い、その不信仰の故にアハジヤは病の床から再起することなく死ぬと伝えるように告げました。アハジヤが高殿から落ちて死に至る病に陥ったのは、まことの神に頼らず異邦人の偶像を頼みとした高慢の罪の結末が死であることを示唆しているかの如くです。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.1.1-6.ja1955

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列王紀下 1:7-12

アハジヤは彼らに言った、「上ってきて、あなたがたに会って、これらの事を告げた人はどんな人であったか」。 彼らは答えた、「その人は毛ごろもを着て、腰に皮の帯を締めていました」。彼は言った、「その人はテシべびとエリヤだ」。 そこで王は五十人の長を、部下の五十人と共にエリヤの所へつかわした。彼がエリヤの所へ上っていくと、エリヤは山の頂にすわっていたので、エリヤに言った、「神の人よ、王があなたに、下って来るようにと言われます」。 しかしエリヤは五十人の長に答えた、「わたしがもし神の人であるならば、火が天から下って、あなたと部下の五十人とを焼き尽すでしょう」。そのように火が天から下って、彼と部下の五十人とを焼き尽した。 王はまた他の五十人の長を、部下の五十人と共にエリヤにつかわした。彼は上っていってエリヤに言った、「神の人よ、王がこう命じられます、『すみやかに下ってきなさい』」。 しかしエリヤは彼らに答えた、「わたしがもし神の人であるならば、火が天から下って、あなたと部下の五十人とを焼き尽すでしょう」。そのように神の火が天から下って、彼と部下の五十人とを焼き尽した。

エクロンに遣わした使者から、バアルのお告げではなくイスラエルの神の預言を聞かされたアハジヤは、その言葉を語ったのはどのような人物かと尋ねました。使者たちから毛衣を着た人であったと聞いたアハジヤは、それが預言者エリヤであったと察し、すぐに自分の下に出頭するよう、50人隊長とその部下たちを遣わしました。王の命を受けた50人隊長は、直ちに出頭するよう高圧的にエリヤに命令しましたが、天から神の火が降って全員を焼き尽くしました。次に遣わされた50人隊長も、同じ運命を辿ることになりました。いと高き神の僕に対して高慢な態度、失礼な態度で接する者は、神の裁きを免れることはありません。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.1.7-12.ja1955

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列王紀下 1:13-18

王はまた第三の五十人の長を部下の五十人と共につかわした。第三の五十人の長は上っていって、エリヤの前にひざまずき、彼に願って言った、「神の人よ、どうぞ、わたしの命と、あなたのしもべであるこの五十人の命をあなたの目に尊いものとみなしてください。 ごらんなさい、火が天からくだって、さきの五十人の長ふたりと、その部下の五十人ずつとを焼き尽しました。しかし今わたしの命をあなたの目に尊いものとみなしてください」。 その時、主の使はエリヤに言った、「彼と共に下りなさい。彼を恐れてはならない」。そこでエリヤは立って、彼と共に下り、王のもとへ行って、 王に言った、「主はこう仰せられます、『あなたはエクロンの神バアル・ゼブブに尋ねようと使者をつかわしたが、それはイスラエルに、その言葉を求むべき神がないためであるか。それゆえあなたは、登った寝台から降りることなく、必ず死ぬであろう』」。 彼はエリヤが言った主の言葉のとおりに死んだが、彼に子がなかったので、その兄弟ヨラムが彼に代って王となった。これはユダの王ヨシャパテの子ヨラムの第二年である。 アハジヤのその他の事績は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

預言者エリヤの下に3度目に遣わされた50人隊長は、先の二人とは異なり、エリヤの前にひざまづき、自分たちのいのちを救ってくださいとへりくだった態度で懇願しました。すると主はエリヤに、この50人隊長と共にアハジヤ王に面会するようにと命じられました。そこでエリヤは50人隊長と共に起ち、アハジヤ王に面会して、先に預言したことと同じ言葉、すなわち、自分の病についてバアルにお伺いを立てるのはイスラエルに神がないためかと問い、その不信仰の故に病の床から再起することなく死ぬと、アハジヤに伝えました。全く同じ言葉で3度、主が語れと言われた預言は、もやはや変わることのない神の御心(アハジヤの場合は裁き)の確定を意味します。その預言の通り、アハジヤは癒されることなく、2年の短い治世を閉じました。またアハジヤには跡継ぎとなる子孫がいなかったため、その兄弟ヨラムが王位を継ぎました。当時の考え方として、子孫断絶は神の呪いを意味することです。これもまた、まことの神の御前にへりくだらず、悔い改めもしなかったアハジヤの罪が招いた結末です。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.1.13-18.ja1955
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