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【COGHCC聖書通読】 2016/10/06

2016-10-06 07:54:23 | 一日一章・聖書通読日記
士師記 8:1-3
『エフライムの人々はギデオンに向かい「あなたが、ミデアンびとと戦うために行かれたとき、われわれを呼ばれなかったが、どうしてそういうことをされたのですか」と言って激しく彼を責めた。 ギデオンは彼らに言った、「今わたしのした事は、あなたがたのした事と比べものになりましょうか。エフライムの拾い集めた取り残りのぶどうはアビエゼルの収穫したぶどうにもまさるではありませんか。 神はミデアンの君オレブとゼエブをあなたがたの手にわたされました。わたしのなし得た事は、あなたがたのした事と比べものになりましょうか」。ギデオンがこの言葉を述べると、彼らの憤りは解けた。』

ミデアン人との戦いに勝利した後、エフライム族の人々はギデオンの元に来て、なぜ最初の戦いに自分たちを呼ばなかったのかとギデオンを責めました。エフライム族はユダ族に次いで人口が多い有力な氏族でしたが、それゆえに自分たちが一番になりたがる心、後からやって来ておいしいところだけを取りたがる傾向がありました。

しかしギデオンはそんなプライドの高いエフライム人に反論せず、むしろ謙遜になってエフライム人の成果をほめたたえたので、エフライム人たちは怒りを収めました。私たちの周りにも、こんなエフライム人のような自己中心で気位の高い人々がいるかもしれません。そのような相手に対して、ギデオンの謙遜な態度は私たちも見習うべき点が多くあります。

http://bible.com/81/jdg.8.1-3.ja1955

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士師記 8:4-6
『ギデオンは自分に従っていた三百人と共にヨルダンに行ってこれを渡り、疲れながらもなお追撃したが、 彼はスコテの人々に言った、「どうぞわたしに従っている民にパンを与えてください。彼らが疲れているのに、わたしはミデアンの王ゼバとザルムンナを追撃しているのですから」。 スコテのつかさたちは言った、「ゼバとザルムンナは、すでにあなたの手のうちにあるのですか。われわれはどうしてあなたの軍勢にパンを与えねばならないのですか」。』

ギデオンと300人の精鋭部隊は、身体の疲れを覚えながらも、なおも敵の残党を追撃していました。そこでギデオンは自分と行動を共にしてくれる勇者たちのために、身体の疲れをいやす食物を求めましたが、スコテとペヌエルの人々はギデオンの要請に応えず、むしろ冷たくあしらいました。

私たちも、せっかく神様の義のために、人々のために、身を粉にして労しているのに、誰も助けてくれないどころか、むろ冷ややかな態度を取られることがあります。そんなとき私たちは悪をもって悪に報いてはなりません。むしろ神様の怒りに任せて、自分のなすべきことに集中すべきです。

http://bible.com/81/jdg.8.4-6.ja1955

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士師記 8:22-23
『イスラエルの人々はギデオンに言った、「あなたはミデアンの手からわれわれを救われたのですから、あなたも、あなたの子も孫もわれわれを治めてください」。 ギデオンは彼らに言った、「わたしはあなたがたを治めることはいたしません。またわたしの子もあなたがたを治めてはなりません。主があなたがたを治められます」。』

イスラエルの人々は、ミデアン人の手から自分たちを救ったギデオンをイスラエルを治める王にしようとしましたが、ギデオンは彼らの要請をきっぱりと断りました。それはイスラエルを治めるべきお方は神様以外におられないという、ギデオンの信仰によるものです。

私たちは少し功績を立てただけで有頂天になり、自分の権力を増したり、子孫の繁栄を求めたりしがちですが、このギデオンの取った態度には、私たちも見習わなければなりません。神様の御前に常に謙虚に、心高ぶることなく、自分や身内の利益よりも人々の幸福と平和のために尽くす私たちでありますように。

http://bible.com/81/jdg.8.22-23.ja1955

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士師記 8:26-28
「こうしてギデオンが求めて得た金の耳輪の重さは一千七百金シケルであった。ほかに月形の飾りと耳飾りと、ミデアンの王たちの着た紫の衣およびらくだの首に掛けた首飾りなどもあった。 ギデオンはそれをもって一つのエポデを作り、それを自分の町オフラに置いた。イスラエルは皆それを慕って姦淫をおこなった。それはギデオンとその家にとって、わなとなった。 このようにしてミデアンはイスラエルの人々に征服されて、再びその頭をあげることができなかった。そして国はギデオンの世にあるうち、四十年のあいだ太平であった。」

自分の栄光を求めなかったギデオンでしたが、ミデアン人から奪った金の耳輪を戦利品として求めるとイスラエルの人々は喜んでギデオンに差し出しました。ギデオンはそれらの宝飾品をもってエポデを作り自分の家に置きましたが、これはギデオンの家の信仰が誤った方向に行く原因となりました。なぜならエポデは祭司の服装であり、神様に仕えるレビ人だけが持つべきものであったのに、ギデオンはそれを自分の所有としたからです。神様に仕える祭司だけにゆるされたものを自分のものとする、霊的な公私混同を犯してはなりません。

http://bible.com/81/jdg.8.26-28.ja1955

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士師記 8:33-35
「ギデオンが死ぬと、イスラエルの人々はまたバアルを慕って、これと姦淫を行い、バアル・ベリテを自分たちの神とした。 すなわちイスラエルの人々は周囲のもろもろの敵の手から自分たちを救われた彼らの神、主を覚えず、 またエルバアルすなわちギデオンがイスラエルのためにしたもろもろの善行に応じて彼の家族に親切をつくすこともしなかった。」

ギデオン存命中の40年間イスラエルに平和が訪れましたが、ギデオンが死ぬとイスラエルは再び神様の前に罪を犯し、偶像の神々を自分たちの神として拝むようになりました。またギデオンが自分たちを救ってくれた功績も忘れ、ギデオンの家族たちに親切を尽くすこともしませんでした。私たちは決してこのような非情の民、恩知らずな者となってはなりません。罪と滅びから救い出してくださった神様の御業と、自分を信仰に導いてくれた諸先輩や仲間たちの恩を決して忘れることなく、忠誠と礼を尽くす私たちでありますように。

http://bible.com/81/jdg.8.33-35.ja1955
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