はたして迷惑メール対策になるか？

INTERNET Watch 『総務省、「迷惑メールへの対応の在り方に関する研究会」再び設置』 より

今やスパムメールはよほどアドレスを非公開にしていない限り避けられなくなっていますが、総務省が再び手がけようとする迷惑メール対策は、果たして効果があるのでしょうか？

以前、同じようにして発足した研究会が提言した「※未承諾」メールは、かえってスパムメール送信者に、これさえ守ればいくらでもスパムメールを送信しても良いというお墨付きを与える結果になり、結局のところ何ら迷惑メール対策にはなりませんでした。

今回再び設置された政府主導の迷惑メール研究会も、同じ轍を踏まなければいいのですが…。これだけ日進月歩で形を変えてゆく迷惑メールに、２年間も放ったらかしにされていた政府主導の迷惑メール対策がついてゆけるだけの力量があるかどうか、疑問が残ると思わざるを得ないように思います。