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【COGHCC聖書通読】 2018/06/29

2018-06-29 07:50:29 | 一日一章・聖書通読日記
エゼキエル書 38:1-6

主の言葉がわたしに臨んだ、 「人の子よ、メセクとトバルの大君であるマゴグの地のゴグに、あなたの顔を向け、これに対して預言して、 言え。主なる神はこう言われる、メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。 わたしはあなたを引きもどし、あなたのあごにかぎをかけて、あなたと、あなたのすべての軍勢と、馬と、騎兵とを引き出す。彼らはみな武具をつけ、大盾、小盾を持ち、すべてつるぎをとる者で大軍である。 ペルシャ、エチオピヤ、プテは彼らと共におり、みな盾とかぶとを持つ。 ゴメルとそのすべての軍隊、北の果のベテ・トガルマと、そのすべての軍隊など、多くの民もあなたと共におる。」

エゼキエル書38章は解釈の難しい箇所で、一歩間違えると非常に危険な思想に陥りますので詳しくは述べませんが、いずれにせよ37章までのようなイスラエル周辺の国々だけではなく、ゴグと呼ばれる闇の勢力が「北の果て」から大軍を率いてイスラエルを攻撃することが預言されてきます。すなわち反イスラエルの動きが近隣諸国だけでなく、その背後にある大国の支援を受けて、国際的規模で攻撃されるということです。私たちは聖書の解釈を、今の時代と無理矢理結びつけて決め付けて判断してはなりません。ただ聖書の記述を注意深く読み、最後の審判のときが来る予兆を敏感にキャッチする信仰のアンテナを張り巡らして、キリストの再臨に備えることが重要です。

http://bible.com/81/ezk.38.1-6.ja1955

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エゼキエル書 38:7-9

「あなたは備えをなせ。あなたとあなたの所に集まった軍隊は、みな備えをなせ。そしてあなたは彼らの保護者となれ。 多くの日の後、あなたは集められ、終りの年にあなたは戦いから回復された地、すなわち多くの民の中から、人々が集められた地に向かい、久しく荒れすたれたイスラエルの山々に向かって進む。その人々は国々から導き出されて、みな安らかに住んでいる。 あなたはそのすべての軍隊および多くの民を率いて上り、暴風のように進み、雲のように地をおおう。」

ようやく安住の地として約束の地に移り住んだイスラエル人たちが、突如として敵国の攻撃を受けることになります。平穏無事な日々を過ごしている私たち日本人には、この感覚がわからないかもしれません。しかしイスラエルを取り巻く環境は、一日たりとも防衛の手を緩めることのできない厳しさの中にいるのです。私たちは自分さえ平和であればそれでよいと考えるのではなく、イスラエルの平和のために、そして世界の平和のために、祈り続けることが肝要です。

http://bible.com/81/ezk.38.7-9.ja1955

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エゼキエル書 38:14-16
「それゆえ、人の子よ、ゴグに預言して言え。主なる神はこう言われる、わが民イスラエルの安らかに住むその日に、あなたは立ちあがり、 北の果のあなたの所から来る。多くの民はあなたと共におり、みな馬に乗り、その軍隊は大きく、その兵士は強い。 あなたはわが民イスラエルに攻めのぼり、雲のように地をおおう。ゴグよ、終りの日にわたしはあなたを、わが国に攻めきたらせ、あなたをとおして、わたしの聖なることを諸国民の目の前にあらわして、彼らにわたしを知らせる。」

神様がこの世の終わりにゴグと彼に同調する国々の大群によって北の果てからイスラエルを攻められる目的は、イスラエルの平安を乱すためではなく、裁きのためでもなく、この世に神の聖なることを広く知らしめるためだと聖書は預言しています。世界的に反イスラエル的な動きが活発になればなるほど、イスラエルに対する注目度が上がり、関与する国々も多くなります。そこで諸国民は、イスラエルの神こそまことの神であることを、神をも恐れぬ人々、神の存在を否定する人々に対しても、嫌というほど認めざるを得なくなるのです。神様の究極の目的は、神に造られた人間が、造り主なる神を再び知り、畏れるようになることです。

http://bible.com/81/ezk.38.14-16.ja1955

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エゼキエル書 38:17-20

「主なる神はこう言われる、わたしが昔、わがしもべイスラエルの預言者たちによって語ったのは、あなたのことではないか。すなわち彼らは、そのころ年久しく預言して、わたしはあなたを送って、彼らを攻めさせると言ったではないか。 しかし主なる神は言われる、その日、すなわちゴグがイスラエルの地に攻め入る日に、わが怒りは現れる。 わたしは、わがねたみと、燃えたつ怒りとをもって言う。その日には必ずイスラエルの地に、大いなる震動があり、 海の魚、空の鳥、野の獣、すべての地に這うもの、地のおもてにあるすべての人は、わが前に打ち震える。また山々はくずれ、がけは落ち、すべての石がきは地に倒れる。」

この世に起こるすべてのことをご存じであられる神様は、これから起こるべきことを隠して不意打ちのように成し遂げられるお方ではなく、常に聖書の御言葉を通して、必ず事前に告げ知らされます。聖書を読めば、この世の終わりの記述が何度も繰り返し語られていることがわかります。この箇所も、ほぼ同じ内容で、新約聖書のヨハネの黙示録にも記されています。これらを単なる昔話の夢物語ととらえるか、神様の警告ととらえるか、選択するのは自分自身です。

http://bible.com/81/ezk.38.17-20.ja1955
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