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【COGHCC聖書通読】 2019/11/25

2019-11-25 07:45:35 | 一日一章・聖書通読日記
申命記 12:1-7

「これはあなたの先祖たちの神、主が所有として賜わる地で、あなたがたが世に生きながらえている間、守り行わなければならない定めと、おきてである。 あなたがたの追い払う国々の民が、その神々に仕えた所は、高い山にあるものも、丘にあるものも、青木の下にあるものも、ことごとくこわし、 その祭壇をこぼち、柱を砕き、アシラ像を火で焼き、また刻んだ神々の像を切り倒して、その名をその所から消し去らなければならない。 ただし、あなたがたの神、主にはそのようにしてはならない。 あなたがたの神、主がその名を置くために、あなたがたの全部族のうちから選ばれる場所、すなわち主のすまいを尋ね求めて、そこに行き、 あなたがたの燔祭と、犠牲と、十分の一と、ささげ物と、誓願の供え物と、自発の供え物および牛、羊のういごをそこに携えて行って、 そこであなたがたの神、主の前で食べ、あなたがたも、家族も皆、手を労して獲るすべての物を喜び楽しまなければならない。これはあなたの神、主の恵みによって獲るものだからである。」

神がイスラエルに約束されたカナンの地の先住民たちを追い払われるのは、彼らが神の嫌われる忌むべきこと、すなわち偶像礼拝をを行っていたからです。アシラ像を打ち壊すように命じられたのは、カナンの人々はアシラ女神像の前で公然と売春行為を行い、その結果生まれた赤子を灼熱した祭壇の上に載せて焼き殺すことによって五穀豊穣と子孫繁栄を祈願していたとされます。そのような性的乱交と幼児虐待、いのちの尊厳を毀損する行為を、義なる神が見過ごされるはずがありません。だからこそ、イスラエルがカナン地方土着の風習に感化されて主の忌み嫌われる行為に走らないよう、アシラ像を火で焼き、アシラの子とされる偶像の神々の像を打ち砕き、その名を神の約束の地から消し去らなければならないと命じられたのです。そしてまことの神にのみ犠牲を捧げ、その名を置くと約束された場所で礼拝を捧げ、家族と共に地の産物を喜び祝うようにと命じられました。そのようにして呪いの地を祝福の地に変えることが神の御心です。

https://www.bible.com/bible/81/deu.12.1-7.ja1955

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申命記 12:8-14

「そこでは、われわれがきょうここでしているように、めいめいで正しいと思うようにふるまってはならない。 あなたがたはまだ、あなたがたの神、主から賜わる安息と嗣業の地に、はいっていないのである。 しかし、あなたがたがヨルダンを渡り、あなたがたの神、主が嗣業として賜わる地に住むようになり、さらに主があなたがたの周囲の敵をことごとく除いて、安息を与え、あなたがたが安らかに住むようになる時、 あなたがたの神、主はその名を置くために、一つの場所を選ばれるであろう。あなたがたはそこにわたしの命じる物をすべて携えて行かなければならない。すなわち、あなたがたの燔祭と、犠牲と、十分の一と、ささげ物およびあなたがたが主に誓ったすべての誓願の供え物とを携えて行かなければならない。 そしてあなたがたのむすこ、娘、しもべ、はしためと共にあなたがたの神、主の前に喜び楽しまなければならない。また町の内におるレビびととも、そうしなければならない。彼はあなたがたのうちに分け前がなく、嗣業を持たないからである。 慎んで、すべてあなたがよいと思う場所で、みだりに燔祭をささげないようにしなければならない。 ただあなたの部族の一つのうちに、主が選ばれるその場所で、燔祭をささげ、またわたしが命じるすべての事をしなければならない。」

モーセがイスラエルにこの言葉を語っているときは、まだヨルダン川を渡る前、約束の地に入る前のことです。荒野での放浪生活の中にある今は自分たちの好き勝手に振る舞っているかもしれないが、神の約束の地に入り、主がその敵を追い払い、定住して神の祝福を豊かに受けるようになるとき、神が定められた一つの場所で神に犠牲を捧げるようにと命じられました。そして神が賜った地の産物、豊かな実りを、家族と共に、僕たちと共に、また神に直接仕えるレビ人と共に、喜び楽しむようにと命じられました。なぜならそれらはイスラエルが努力して得たものではなく、すべて神からの祝福のギフト、贈り物だからです。神の御前に定められた犠牲を捧げ、その喜びの輪に加わることが、同じ神を信じ仕える神の家族、信仰の共同体の麗しい姿です。

https://www.bible.com/bible/81/deu.12.8-14.ja1955

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申命記 12:15-27

「しかし、あなたの神、主が賜わる恵みにしたがって、すべて心に好む獣を、どの町ででも殺して、その肉を食べることができる。すなわち、かもしかや雄じかの肉と同様にそれを、汚れた人も、清い人も、食べることができる。 ただし、その血は食べてはならない。水のようにそれを地に注がなければならない。 あなたの穀物と、ぶどう酒と、油との十分の一および牛、羊のういご、ならびにあなたが立てる誓願の供え物と、自発の供え物およびささげ物は、町の内で食べることはできない。 あなたの神、主が選ばれる場所で、あなたの神、主の前でそれを食べなければならない。すなわちあなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、および町の内におるレビびとと共にそれを食べ、手を労して獲るすべての物を、あなたの神、主の前に喜び楽しまなければならない。 慎んで、あなたが世に生きながらえている間、レビびとを捨てないようにしなければならない。 あなたの神、主が約束されたように、あなたの領域を広くされるとき、あなたは肉を食べたいと願って、『わたしは肉を食べよう』と言うであろう。その時、あなたはほしいだけ肉を食べることができる。 もしあなたの神、主がその名を置くために選ばれる場所が、遠く離れているならば、わたしが命じるように、主が賜わる牛、羊をほふり、門の内で、ほしいだけ食べることができる。 かもしかや、雄じかを食べるように、それを食べることができる。すなわち汚れた人も、清い人も一様にそれを食べることができる。 ただ堅く慎んで、その血を食べないようにしなければならない。血は命だからである。その命を肉と一緒に食べてはならない。 あなたはそれを食べてはならない。水のようにそれを地に注がなければならない。 あなたはそれを食べてはならない。こうして、主が正しいと見られる事を行うならば、あなたにも後の子孫にも、さいわいがあるであろう。 ただあなたのささげる聖なる物と、誓願の物とは、主が選ばれる場所へ携えて行かなければならない。 そして燔祭をささげる時は、肉と血とをあなたの神、主の祭壇の上にささげなければならない。犠牲をささげる時は、血をあなたの神、主の祭壇にそそぎかけ、肉はみずから食べることができる。」

神はイスラエルの民に動物の肉を食べることを良しとされましたが、血は食べてはならないときつく厳命されました。なぜなら、血はいのちだからです。いのちは神だけが賜ることのできる最大の祝福であり、最も尊いものだからです。血がいのちであるからこそ、いのちを滅ぼす罪を購うことができるのです。血をその肉と共に神の御前の聖なる祭壇に捧げることによって、私たちの罪が赦されるということが、旧約時代の神への礼拝の中心的儀式でした。だからこそ、血は決して食べてはならないと堅く命じられたのです。

https://www.bible.com/bible/81/deu.12.15-27.ja1955

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申命記 12:28-32

「あなたはわたしが命じるこれらの事を、ことごとく聞いて守らなければならない。こうしてあなたの神、主が見て良いとし、正しいとされる事を行うならば、あなたにも後の子孫にも、長くさいわいがあるであろう。 あなたの神、主が、あなたの行って追い払おうとする国々の民を、あなたの前から断ち滅ぼされ、あなたがついにその国々を獲て、その地に住むようになる時、 あなたはみずから慎み、彼らがあなたの前から滅ぼされた後、彼らにならって、わなにかかってはならない。また彼らの神々を尋ね求めて、『これらの国々の民はどのようにその神々に仕えたのか、わたしもそのようにしよう』と言ってはならない。 あなたの神、主に対しては、そのようにしてはならない。彼らは主の憎まれるもろもろの忌むべき事を、その神々にむかって行い、むすこ、娘をさえ火に焼いて、神々にささげたからである。 あなたがたはわたしが命じるこのすべての事を守って行わなければならない。これにつけ加えてはならない。また減らしてはならない。」

神の命じられた律法の言葉をことごとく守ることによって、神の賜る祝福と安息と平安を満喫することができます。もし神を礼拝せず、土着の神々を慕い求め、神の忌み嫌われる偶像礼拝に心を傾けるようになるならば、それは彼らの罠となり、その地は呪われたものとなり、神の祝福を受けられなくなると、モーセはあらかじめ警告を発しました。また、神が命じられたこと戒めと掟の言葉に、付け加えることも、取り除くことも禁じられました。それは、神の命じられた定めを不完全な人間が勝手に改変することになり、完全、不変、永続なる神の契約が損なわれるからです。聖書を他国語に翻訳する際も、この命令を忠実に守ることがなされています。私たちは聖書に勝手な解釈を付け加えたり、選り好みするようになるならば、神の定められた掟を破ることと同然ですから、注意が必要です。

https://www.bible.com/bible/81/deu.12.28-32.ja1955
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